スパイク・リー監督が描いた、人種差別に体を張り潜入捜査で挑んだ男たちの実話録:映画『ブラック・クランズマン』鑑賞記

32年振りとの(1㎝以上の)積雪であった3月下旬の夜「何かあるかなー?」と amazonのPrime Video内を検索し・・

「これだー!」と、

出典:amazonプライム 画面をスクリーンショット *撮影は鑑賞後

Spike Lee:スパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン』を鑑賞。

昨年(2019年)のアカデミー賞で本作が脚色賞を受賞した際、

” 1979年、コロラド州コロラドスプリングスの警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。

署内の白人刑事たちから冷遇されながらも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に勢いで電話をかけ、黒人差別発言を繰り返して入団の面接にまで漕ぎ着けてしまう。”(出典:映画.com

といった、あらすじを知り興味を持っていた作品。

1年以上経過して、すっかりそのことを忘れていながら、突如といった感じで表示させた?amazonのAIに感嘆しつつ

早速、作品を再生。

序盤から実話をもとにしたストーリーであることに、潜入捜査の緊張感漂ってくる内容。

実話をもとにした作品。

純粋な緊張感というよりは、スパイク・リー監督作品らしいノリというのか、エンターテインメント性を帯びた進行で、

2時間15分の尺を感じさせられることなく、エンディングへと雪崩れ込んでいきました。

『ブラック・クランズマン』本予告・第91回アカデミー賞®️ 脚色賞受賞

シリアスなれど、エンターテインメントな

人種差別を扱ったトピックであるだけに、監督、演出方法によっては凄くシリアスにも描かれたであろう実話が、

視聴者が興味を持てる形で描かれていて、アカデミー賞の受賞に、視聴者の口コミが良いことにも納得。

私(わたし)的に、スパイク・リーと云えば一番最初に映画館で観た『ドゥ・ザ・ライトシング』のインパクトが今も忘れませんが、

以降、印象深いところだと『マルコムX』など、着実にキャリアを積み重ね、自分自身の映画鑑賞歴と時折交差し、並走している感じが、ちょっと嬉しくも感じさせてくれたクオリティでした ^^


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