Banksy:バンクシー が仕掛けたニューヨーク舞台の壮大なアートプロジェクトを追ったドキュメント:映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』鑑賞記

イギリスの病院で新作を公開し⬇︎再び世界的な脚光を浴びた

出典:BBC NEWS JAPAN(画像は記事にリンク)

Banksy:バンクシーが、2013年10月、ニューヨーク市内で毎日ゲリラ的に作品を発表する模様を追った

出典:amazon prime video

バンクシー・ダズ・ニューヨーク』を視聴。

(2020年)2月参加のBanksyにフォーカスされたイベント↙️ で

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しばし(本作の)名が上がっていたことを思い出し、「これは見ておくべきマスト(必須)だな」と選択。

予想を上回るスケール、展開に「面白い」「面白かったなぁ」というのが、見ている最中、見終わった後での率直なる感想。

発表はBanksyのinstggramで毎朝行われたものの、場所の記載はなく、

映画の中でインタヴューされている人たちも発言していますが、「宝探し」的な感覚で、SNSで拡散された情報などを頼りに、

見つけられたり、既のところで消されてしまったり、或いは転売目的で持ち去られてしまったり・・

映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』予告編

街中を包んだ熱気に混沌に・・、政治、警察等の公権力を巻き込んでの前代未聞のアートプロジェクトで

31日中、1日はNYPDに察知され中止に追い込まれてしまったものの、30日=30作について、発表、反応、作品に込められた意図等々について取り上げられています。

駆使されたアートが秘める力

痛快であったのは期間中、露天商に自身の平均25万ドルとの作品を60ドルで販売させ、芳しい結果を得られなかった皮肉に、

New Yorkを席捲している最中、$60で販売されていたホンモノ

非営利団体が販売していた50ドルの絵画にイラストを加え、

ナチの将校が絵に加えられ跳ね上がった値段。加筆に込められた意図・・

同団体実施のオークションで61万ドルもの高値で落札された経過など

スケールの大きなイタズラでは捉えきれない、それぞれに絶妙な意図が隠されていて

作品が選ばられた場所に大いなる意図が。

謎多きアーティストBanksyの人間性に、活動の本質に迫れたような感覚を得られた作品でした ^^


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