ロバート・デニーロが演じた史上最大の金融詐欺師の苦悩:映画『ウィザード・オブ・ライズ』鑑賞記

Robert DeNiro:ロバート・デニーロが、2008年に起きた史上最大の金融詐欺事件の主人公 バーナード・L・マドフを演じた『ウィザード・オブ・ライズ』を視聴。

週中、何となくamazon prime videoのライブラリー内を眺めていたところ・・

出典:amazon prime video

Robert DeNiro出演作と分かるヴィジュアル⬇︎を見つけ、

出典:amazon prime video サムネイル画像

週末の鑑賞を楽しみにしていたもの。

リーマン・ショックが明るみにした・・

予備知識無しで見始め。

実話をもとにしたようなテロップは最初から最後まで無かったものと振り返りますが、

冒頭からリアリティ伝わるストーリーで、出資者はおろか、家族までも長きに及んだ詐欺行為を伏せ続け、

突如、知らされた人たちは、一転、発覚の瞬間から奈落の底に突き落とされ、特に、家族(社会からの共謀の嫌疑)の闇に深掘りされていく内容。

 The Wizard of Lies Trailer #1(2017)l Movieclips Trailers

*本編は字幕有り 

発覚の端緒は、奇しくも先日視聴していたばかりの ↙️

<< 2020年3月15日投稿:画像は記事にリンク >> リーマン・ショックの舞台裏に迫ったドキュメンタリー:『リーマン・ブラザーズ 最後の4日間』鑑賞記

リーマン・ショックが生じてのことで、作品が132分と長尺であった分、いかにアメリカを始め、世界に影を落としたのか、今一度、思い起こされました。

自然体 x 存在感

目当てのロバート・デニーロの演技は、演出が表に出てこないよう素に近い、

Robert DeNiro as Bernard Lawrence Madoff

自然にバーナード・L・マドフの深い苦悩に、発覚後の諦観を表現している感で、

多くの人たちの運命を変え、金融システムの信頼性を大きく損ねた人物を体現していたように感じました。


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