元旦に、あえて映画『ジョーカー』を観に行ってきた

年末年始は、だいたい決まった予定のその間の空き時間に・・ といった感じで、

元旦の午後は空いていることが多く、

「そういえば『ジョーカー』って、まだロードショーしているのかな?」と数日前に検索すれば・・

ちょうど隙間時間が埋まる感じの上映回を見つけ、すぐ(月内)にレンタル開始になることは知っていたのだけれども、

「(描かれている世界を)大画面で感じてみよう」と決断。

ストーリーで次第に明かされいく表情に隠された闇。劇場は4ヵ月振りの新宿ピカデリー

作品に興味を持ったのは手放しの絶賛ではないものの、作品に理解を示すレヴューを幾つか目にしていて、

後にRobert DeNiroの出演も把握していたり、

自分が試しに声を掛けた映画好きに、あらすじの説明に即反応され映画館に足を運び、「社会派作品としてなかなか」といった評価で、好奇心を増幅させられていた経緯。

内面を抉り行く果ての・・

翌週にはデジタルでの配信が始まる状況下、劇場内、満席と思われた混み具合でしたが、

のっけから(劇中での)重たい現実を突きつけられ、ジョーカーの闇に入り込み、

次第に闇の部分に光が当てられていくとった構成。

映画『ジョーカー』本予告【HD】2019年10月4日(金)公開

ひたすらダークに、爽快感とは無縁に進んでいきますが、

エンディングに至るプロセスで「こう来ますかぁー」と、部分的であれ熱烈な支持を得られそうな仕上げだし、

ハッピーエンドではない締めくくりではないながら、無縁と思われていた爽快感も正当ではない感じで表現?されており、

カルトムービーにカテゴライズするには商業的になってしまっていますが、そんなことはさておいて、鑑賞者に爪痕を残す意味では相応なインパクトで

話題が連鎖していった過程も理解出来る気がしました。

舞台はバットマンシリーズでお馴染みゴッサムシティながら、日本でも同様の鬱憤は蓄積されているであろうと、

知人の「社会派」との表現したことにも納得させられ、展開されたストーリーは重たくも、印象的な元旦の過ごし方を出来たように・・


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