秋元司 国土交通副大臣『日本の極みプロジェクト』刊行記念 トーク&サイン会(ゲスト 小沢仁志さん、元木大介さん)参加記

衆議院議員で 秋元司 国土交通副大臣兼内閣府副大臣兼復興副大臣の著書『日本の極みプロジェクト』刊行記念 トーク&サイン会に参加。

場所は 三省堂書店 神保町本店 8F

秋元司さんのことは存じていなかったものの

ゲストに(俳優)小沢仁志さんと元木大介さん(元讀賣ジャイアンツ)の名前があることに気づいて「行ってみよう」と。

ただ、北上してきている台風の関東上陸だか暴風圏域に入るのが、イベント開始時刻と被っている予報が前夜まで出ており、

開催が危ぶまれたものの

出典:三省堂書店 ウェブサイト(画像はイベントページにリンク)

その見込みが夕方にずれ込み、当日朝に最終判断がなされ綱渡的に実現したイベント。

超富裕層に見向きされていない日本の現状

3人が登壇され、それぞれの紹介があり、秋元司さんと元木大介さんは昭和46年生まれで同年齢であるそうな。

秋元司さんと小沢仁志さんは番組での共演があってのご縁とのこと。

対象書籍の『日本の極みプロジェクト』はイベント開始直前に購入したので、内容についてまだ承知していませんが、

書かれて(いるであろう)ことは全世界に20万人いるとされる超富裕層(30億円以上の資産が投資可能であること)を

如何にして日本に来てもらい、消費に結びつけていけるかということ。

トークでは着眼点、施作が、箱(住居等)、足(交通機関/手段)、サービスの3点に分けて説明/論じられ、

先入観としては先進国の地位を築いて久しい日本は、結構良い感じなのでは?と思いきや・・

むしろ逆、全然、受け入れ態勢が整備されていない実態が次々と説明され、

超富裕層が日本を目的地から外してしまう現状がよく分かりました。

例えば高級住宅で受けられるサービスが、海外の高級住宅では一流ホテルと同じものが約束されていたり、

プレジャーボート(海洋レジャーに使われる船艇の総称)の全長が日本では24mに止まっており、海外の基準とは大きく小ぶりである点など、

海外で享受出来ている多くのことは日本には存在しないといった現実。

ゲストで登壇のお二方は、それぞれ専門の立場から言及され、

小沢仁志さんはハリウッドからセレブはキャンペーンで来るものの、お忍びでくるような話しは殆ど聞かないといった指摘に、

元木大介さんは、日本のプロ野球選手は高給を取っていても、せいぜい高級車を乗り回すくらいだが、

これがメジャーリーガーになると、空港に誰それのプライベートジェットといったスケールになり、

そもそも、我々の発想として超富裕層が、感覚的に抜け落ちているように捉えました。

因みにプライベートジェット、アメリカには約13,000機、ブラジル840機、中国245機あるものの、日本では85機、このうち個人所有は27機に限られるそうな。

超富裕層を呼び込むべき意図は、日本の販売力は自動車 11兆円、化学製品 6兆円などとあるうち観光は4.4兆円。

訪日外国人は近年右肩上がり増え続けており、実際、商業集積地で外国人を見かけることは珍しいことではないですし、

百貨店、家電量販店にドラッグストアなど、ひと段落したとはいえ、「爆買い」という言葉も浸透して、

2020年には日本の人口の半分に匹敵する6,000万人(=直近の2倍相当)の誘致が目標値として掲げられ、量とともに質にも目を向け、

海外から日本にどんどん来てもらい、ビジネスに、飲んだり食べたりしてもらって、(観光が)経済のカンフル剤的な役割を果たせる分野に成り得る潜在力を秘めているということ。

学びに交流と

トークは45分程度。ざっと要点を聞いて、ときに小沢仁志さんがいじられ役となり ^^

硬くなりがちな話題でしたが、小難しい感じにならず、一つ明るい未来を切り拓ける内容であったと思います。

その後、ゲストの小沢仁志さん、元木大介さんも加わってのサイン会に移行。

メンバーに開催規模を考慮すると、厳格にサインのみかと思いきや、

秋元司さんに為書きを入れてもらえたり、お三方とも写真撮影OKであったり・・

お三方に頂戴したサインと記念撮影と

スタッフの方々の痒いところに手の届く感じのご対応とも、とても心地良かったです ^^

トークで得られた学びは、後日、本書を開いて理解を深めていきたいと思います。


Comments

comments