「お笑い」カテゴリーアーカイブ

霜降り明星せいやさんが自身の壮絶を経てどうしても伝えたかったこと:『人生を変えたコント』読了

お笑いコンビ霜降り明星 せいやさんの初著書『人生を変えたコント』を読了。

(2024年)11月末の前田健太選手イベント後、ふら〜っと立ち寄った書店でサイン本を見つけ、

「何か出てるかなぁ」と思って立ち寄った書店でタイミング良く遭遇したサイン本。先月(2024年12月読了)の銀シャリ橋本直さんエッセイに続き「探偵!ナイトスクープ」に出演されている探偵さんの著書第二弾.-

即反応していた経緯。

どうしても伝えたかった切なる思い

本書は

” イシカワは「この学生時代の経験をいつか本にしたい。文字に書いて本に出したい」そう思っていた。

同じような境遇の人たちに、ひとりでも多くの人たちにこの経験を話したい。そして今、2024年。32歳になったイシカワはこの本をあなたに読んでもらっている ー “(見返し/ 註:せいやさんの本名 = 石川晟也)

との思いから実に17年の時を経て出版に至った半自伝小説。

その内容は、

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玉袋筋太郎さんが100年を節目に情感たっぷり込めて振り返った昭和:『玉袋筋太郎の#昭和あるある』読了

お笑い芸人 玉袋筋太郎さんが

 ◉ 電話編

 ◉  プロ野球編

 ◉  新商品編

 ◉  映画編

 ◉  いい旅チャレンジ2万キロ編

 ◉  スナック編

 ◉  町中華編

 ◉  自販機編 

 ◉  プロレス編

 ◉  ゲームセンター編

 ◉  財宝編

の章立てに沿って、

” 2025年で昭和100年を迎える。昭和と令和(いけねぇ平成も入れなきゃ)のいいところ・そうでもなかったところを「あるある」を通じてあらゆるのモノの「いい加減」をゆる〜く考えていきたい。”(p6)

との斬り口から昭和に焦点を当てた『玉袋筋太郎の#昭和あるある』を年末年始(2024/2025)を跨いで読了。

YouTube 玉ちゃんねるで引き込まれる玉袋筋太郎さんのキャラクターに、テーマへの興味から(2024年)11月下旬開催された

2024年11月22日、書泉グランデで開催された発売記念イベントで入手

発売記念イベントで入手していた著書。

懐かしさに、学びに 〜

記述で印象的であった箇所を以下に抜粋すると

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NON STYLE 石田明さんが向き合い実証した「ウケる」わけ:『答え合わせ』読了

お笑いコンビ NON STYLE 石田明さんの『答え合わせ』を先週末の広島往訪時の復路の新幹線で読了。

お笑い分析本ということで興味を持ち、

ダメもとで訪れた書店で(おそらく)最後の1冊を確保。

サイン本販売情報に反応し入手していた著書。

タイトルに込められた思いは、

” 漫才師になってからは同期や先輩の漫才を見て、つまらない自分がどうすれば人を笑わせることができるのかを徹底的に考え抜きました。「なぜウケるのか」「なぜウケないのか」と考えては、劇場で試してみて、お客さんの反応を見る。考えては確認、考えては確認、という繰り返しでした。

・・中略・・

この本は僕の今現在の「答え合わせの書」です。漫才師やお笑い芸人のみならず、漫才が好きな人たち、お笑いに興味がある人たち、あとは劇場で大笑いしながらメモを取っていた当時の石田少年に届けたい。そんな思いを込めて書きました。”(p6/p7)

というもの。

本編の記述によると石田明さんはナインティナイン岡村隆史さんの番組内で石田教授と呼ばれるほど分析で評価を得ているそう。

内容は、

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令和ロマン高比良くるまさんが実証を続ける 笑いが起こる絶対式:『漫才過剰考察』読了

お笑いコンビ 令和ロマン 高比良くるまさんの『漫才過剰考察』を先週末の広島往訪時に読了。

NON STYLE 石田明さんの『答え合わせ』と時期を同じくしてお笑いについて掘り下げる本が出版され、サイン本に注目していた折、入手叶えていた経緯。

本書は

” これまで僕がやってきたのは、あれこれ戦術を考えること。

そして、自分を実験台にして実行すること。

それが優勝という形でゴールを迎えた今できるのは、その戦術を他人に伝えること?

そんなことして何になる。お前みたいな奴を増やす気か。

いや、お前みたいな奴多いな最近。

やっぱり何か意味がある。やってやろうじゃねえか。全部書くよ。

何も残らないほど書くよ。”(p13)

M-1グランプリ2023を制し、そこに至る思考のプロセスが紐解かれているもの。

その異次元さたるや、本書に対談が掲載されている霜降り明星 粗品さんをして

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銀シャリ 橋本直さんが綴った思わずツッコみたくなる日常:『細かいところが気になりすぎて』読了

お笑いコンビ銀シャリ橋本直さんの初著者『細かいところが気になりすぎて』を読了。

サイン本入手機会を捉え、

残り僅かとなったサイン本在庫を確保しての入手。

購入していた経緯。

本書は、

” 漫才師のツッコミをしているから後天的に職業病として細かいところが気になるようになったのか、それとも先天的にそもそも細かいやつだったのか、今となっては自分でも謎ですが、とにかく言葉にしていなくても、日常的になにかしら気になってしまったことを脳内で即座にツッコんでしまっています。”(p1)

という橋本直さんの日常+半生記的な内容が盛り込まれたエッセイ集。なお、相方の鰻和弘さんは4コマ漫画も提供。

お笑い芸人さんのエッセィは手を伸ばしてきたカテゴリーですが、前半は馴染みづらい感じを抱きがちなところ本書も中ごろに差し掛かり次第に著者の感覚とフィットする感じとなり、

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ナイツ塙宣之さんが思いを込めた東洋館で輝いた師匠列伝:『劇場舎人 ずっと売れたい漫才師』読了

ナイツ塙宣之さん、というより漫才協会塙宣之会長が

 ” 東洋館の寄席に出演している師匠方はテレビに出演することがほとんどなくて、舞台だけで飯を食えている芸人はごく一部です。彼らはなぜ舞台に上がるんだろう ー そう考えると、「そこに魔力があるから」という結論に落ち着きます。

・・中略・・

天国に旅立った師匠のエピソードを話すことは極力控えていましたが、この書籍に記録することにしました。師匠方の人生の一片に触れてもらえたら、最高、最幸です。”(p2/3)

と浅草の東洋館と所縁ある芸人さんに焦点を当てた『劇場舎人 ずっと売れたい漫才師』を読了。

(2024年)3月頃の発売から承知していて、半年ほど経過してのサイン本入手機会を捉え手元に引き寄せていた経緯。

浅草が眩しかった頃・・ そして令和

本書は

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ブリーフ団D 藤野義明ディレクターがエガちゃんねるに賭けた思い:『エガちゃんねる革命』読了

YouTubeを代表するチャンネルの一つ「エガちゃんねる」の仕掛け人 ブリーフ団Dこと藤野義明ディレクターの『エガちゃんねる革命』を齢の〆=誕生日前日に読了。

先月(2024年6月)に開催された

<< 2024年6月2日投稿:画像は投稿にリンク >> 藤野義明ディレクターとブリーフ団Mさんから エガちゃんねる の世界観を感じてきた:藤野義明『エガちゃんねる革命』3刷記念トークイベント&サイン会 参加記

(本書)3刷記念トークイベント&サイン会の対象書籍として入手していた著書。

本書は、

 1章 革命は夜明け前2時50分に始まる

 2章 伝説の神回はこうして生まれた

 3章 エガちゃんねる運営混沌と葛藤の日々

 4章 テレビディレクターに必要なのは「臆病」と「熱量」

 5章 「エガちゃんねる」は止まらない

の章立てに沿い、コンプライアンス遵守に各メディアが縛られる中、

” 「江頭さんですか・・・?」というニュアンスの反応で、ほぼ取りつく島もない状況でした。”(p.036)

という中、

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サバンナ八木 x レイザーラモンHG『未確認生物図鑑』発売記念トーク&サイン会 に参加して、おもてなし感と創造力が胸に響いた

先月は約10年ぶりでMarty Friedmanイベントへの参加がありましたが、

<< 2017年5月8日投稿:画像は記事にリンク >> かくして過ぎていった私の2017年ゴールデンウィーク(大型連休)

今月(2024年4月)は7年ぶりでレイザーラモンHGさん登壇イベントへ。

サバンナ八木真澄さんとの登壇で、お二人による『未確認生物図鑑』発売記念トーク&サイン会。

もはや(↓でレイザーラモンHGさんが言及されている通り)

【ドッキリ】HG参戦!恐怖の歯医者いたずらwww 

コンプライスの問題等(4:37〜)で当時の再現は望みづらいご時世も、レイザーラモンHGさんの登壇というだけで即決し迎えた当日 ^^

対象書籍の『未確認生物図鑑』とは、(吉本興業営業ランキング#3)サバンナ八木さんがSNSで毎朝(平均 AM6:00とか)考え出されているファンタジーに、

営業先のBOAT RACEとこなめで一緒になったレイザーラモンHGさんが協力(イラストのグラフィック化)を申し出から刊行に至ったという経緯。

時期を同じくして、

ラフォーレ原宿で展覧会(2024/4/1〜4/30)も開幕したとのこと。トークでは・・

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