くりぃむしちゅー 上田晋也さんが、親元の熊本を離れ上京したあたりの頃からお笑いの道に身を投じた20代の日々を綴った『赤面 一生懸命だからこそ恥ずかしかった20代のこと』を読了。
本書は、直近10年(2021年2月 出版)に焦点を当てた
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『経験 この10年くらいのこと』、そこから遡り
<< 2022年5月14日投稿:画像は記事にリンク >> くりぃむしちゅー上田晋也さんが振り返った「あっ」という間に過ぎ去った密度濃過ぎの30代:『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』読了
30代を振り返った『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』に次ぐ第3弾.-
タイトルに偽りなしの笑撃
序盤はさら〜っと読み進めていった感じが、
” 21歳の5月、芸人活動を始めた。高校時代に芸人になろうと決めていた。ただその頃は「笑わせたいんであって、笑われるのはまっぴらゴメンだぜ」と考えていた。
じゃあどうすれば笑われないか? 偏差値の高い大学に行って、元来はインテリであることを証明すれば、笑われないのではないか、と考え、ならば早稲田に行こう、と決めた。”(p27)
と進学した早稲田大学入学直後、
” 最初に言ってみたサークルの新歓コンパ。私はかましにかました。新歓コンパの幹事や進行を務める3年生や4年生を次から次にイジりまくり、その場の笑いをかっさらっていった。
最初は「全身にギブスでもしてんの?」というくらいカタくなっていた新人たちも、同級生の私が自由に振る舞い、ガンガン笑いを取っているさまを見て、「東京最高!」という表情で、明るい大学生活を描き始めたように思われた。
2時間近く経ってそろそろお開き、一人2000円ほどの会費を徴収し始めた頃、幹事の3年生が「ちょっと来てくれる?」と私を手招きした。”(p31)
と元来人見知りを自認する上田晋也さんを待ち受けていた衝撃の展開(ループ)から俄然本文に引き込まれる力が強まり、以降
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お笑い界にとどまらず幅広いジャンル、メディアで存在感を発揮されている田村淳さんの『超コミュ力』を読了。
タイトル末尾に「力」と入った著書はあまり気乗りがしないものの購入に至ったのは
2023年11月に高田馬場駅前の芳林堂書店で開催された『超コミュ力』サイン本お渡し会&ツーショット撮影会
(2023年)11月上旬に開催された本書発売記念イベントに参加したく思ってのこと。
本書は、
“「自分はコミュニケーションが苦手」は単なる誤解だった。
そのことを、あなたに気づいてもらうためにこの本は生まれました。”(p5)
と本を開いたところの「はじめに」で出版経緯について説明があり、本編では
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(晦日に気になっているものがあるものの、おそらく)2023年最後のイベントは、高田馬場駅前の芳林堂書店を訪れ
ちょっとプレッシャー感じる整理番号1 ^〜^;A
年末なんて関係ねぇ!『最強無敵の雑草たち』刊行記念 小島よしおさん サイン会 へ。
小島よしおさん、撮影会のワードに反応してイベント詳細に目を通しておらず、書店イベント定番のトーク+サイン(撮影)の構成と思いきや・・
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サイン本きっかけでフラグが立った
発売直後は入手難となっていたサイン本を再放出?のタイミングで入手
パンサー向井慧さんの『向井と裏方』を読了。
本書は
” ー さっそくですが、「向井と裏方」はどのような番組ですか?
向井 全国のラジオ番組に携わる裏方さんをお迎えして、その番組の舞台裏を語る、全ラジオ好きに向けたウラカタトークバラエティです。”(p007)
とAudeeでOn Airされた内容が書籍化されたもの。
#1 あの人気番組の舞台裏
#2 <ラジオ>という仕事
#3 語りを支える
#4 裏方さんとラジオの未来
の章立てに沿って載せられているのは
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インパルス板倉俊之さんのエッセイ集『屋上とライフル』を読了。
(2023年)8月に開催された
<< 2023年8月10日投稿:画像は記事にリンク >> インパルス 板倉俊之さん 『屋上とライフル 』発売記念 屋上(横で)トーク&サイン本お渡し会 参加記
発売記念イベントで入手していたタイトル。
掲載されているエッセイは
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ナイツ塙宣之さんの『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』を読了。
出版当時(2019年8月)、ウェブ記事で話題になっていたのは承知していて、長らく興味を持っていたタイトル。
連日の高田馬場往訪で入手の塙宣之さんサイン本
(2023年)6月に参加したイベント時、塙信之さんが店舗用にサインされたものを翌日に買い求めていた経緯。
本書は、
” M-1は僕にとってトラウマ以外の何物でもありません。M-1決勝で計四本、ネタを披露したのですが、一度も「ウケた」という感触がなかったからです。
どうしたらウケるかだけを考え続けてきた僕にとって、これは全否定に等しい結果でした。予選ではどっかんどっかんウケていたのですが・・・。”(p19)
というM-1グランプリに傷を残した塙宣之さんの人生
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お盆に首都圏台風直撃かの情勢で騒がしくなりつつある中、よくある夏の日に感謝しつつ陽が落ちかかった頃、板倉俊之さんのエッセイ集『屋上とライフル』発売記念のトーク&サイン本お渡し会へ。
整理券番号順の入場で10番台であったことから「今回は2列目かなぁ」なんて思っていたところ
順番が繰り上がり、最前列に着座.-
一桁台にスライドして最前列に滑り込み。
小説からエッセイへ
板倉俊之さんの10年後輩でMCを務められたファビアンさんの呼び出しに応じ、板倉俊之さん登場。
キャラを作られての入場でファビアンさんとのコント仕立ての掛け合いを経て場が温まり ^^ まず表紙デザインの(帯をめくっての)!とさせられる遊び心の舞台裏に、
出典:第一芸人文芸部 X(画像は Post にリンク)
今まで小説(フィクション)は5冊上梓されてきたものの、エッセイ(ノンフィクション)は初となることで、
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ココリコ遠藤章造さんの『吾輩はアホである』を読了。
(2023年)6月、ナイツ塙宣之さんミニトーク&サイン会で訪れた芳林堂書店高田馬場店で
買い逃したと思っていたサイン本をタイミング良く訪れ確保
サイン本が販売されているのを見つけ購入していた経緯。
出逢い x アホ に導かれた現在地
本書は、
” 僕は、芸人として決して「一流」とはいえません。それなのに、今でもこうして芸能界の端で、歩みを止めることなく、牛歩ながらゆっくり進んでこられているのは、奇跡以外の何物でもありません。
では、なぜこの奇跡が起き続けているのか。それは、出会ってきた人たちに恵まれていたから。縁とタイミングが奇跡的に重なり合い、出会ったみなさんに「おんぶに抱っこ」の状態でここまでやってきたわけです。
・・中略・・
かといって、誰もが気軽に「おんぶに抱っこ」してもらえるわけでもありません。
そんな中で、僕がたくさんの方々にお世話になり、生き馬の目を抜く芸能界で生き抜いてこられたのは、ひとことで言うと「アホ」だからです。”(p6-8)
と冒頭の「はじめに」での振り返りから始まる半生記。
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる