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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、オールブラックスに圧倒され、2020ブレディスローカップ 2敗1分

ワラビーズ、オールブラックスに圧倒され、2020ブレディスローカップ 2敗1分

” ブレディスローカップ第3戦とラグビーチャンピオンシップ開幕戦を兼ねたオーストラリア代表×ニュージーランド代表の試合が10月31日、シドニーのANZスタジアムでおこなわれ、ニュージーランドが43-5で完勝した。

両チームの対戦は今年4試合組まれ、ニュージーランドが2勝1分として勝ち越しを決めたため、

この長年のライバル同士が争う伝統のブレディスローカップは、オールブラックスの愛称で知られる男たちが防衛成功、18年連続キープとなった。

ニュージーランドは試合序盤からペースを握った。前半3分に危険なプレーをしたオーストラリアの選手がイエローカードで10分間の退出となり、

反則が重なって敵陣深くに入った数的有利のニュージーランドは、5分、連続攻撃からPRカール・トゥイヌクアフェがインゴールに突っ込み先制した。

その後、自分たちもイエローカードをもらい14人になりながら攻め続けたニュージーランドに対し、オーストラリアはWTBマリカ・コロインベテのトライセービングタックルなどで発奮したが、黒衣の男たちの勢いは止まらなかった。

ニュージーランドは21分に敵陣22メートルライン内のモールからボールを出すと、SHアーロン・スミスがとっさに攻めの方向を変え、SOリッチー・モウンガが軽快なフットワークでディフェンダーを翻弄しトライを決めた。

27分にはオーストラリアが前へ詰めてきたところで、FBボーデン・バレットがチップキックで裏に出し、バウンドボールを手にしたモウンガが約60メートル走り切って点差を広げた。

ニュージーランドはプレッシャーをかけ続け、29分にはラインアウトからモールで押し込みトライ。26-0で折り返した。

早めに点差を詰めたいオーストラリアは後半早々、スピードとパワーを兼ね備えたCTBジョーン・ペタイアが3人のタックラーを破って大きくゲインし、仲間がサポートしてリサイクルも速く、この試合がデビューで10番を任されたノア・ロレシオがトライゲッターとなった。

しかし、ニュージーランドはPGで加点したあとの71分(後半31分)、ゴール前のスクラムからショートサイドを攻めてWTBリーコ・イオアネがトライ。

74分には途中からFBにポジションチェンジしたジョーディー・バレットがハーフウェイ手前から中央を突破して50メートル以上走り切り、勝負を決めた。

なお、今年のラグビーチャンピオンシップは、前回大会王者で2019ワールドカップ優勝チームでもある南アフリカ代表が新型コロナウイルスの影響で不参加となったため、ニュージーランド、オーストラリア、そしてアルゼンチンの3か国代表による“トライネーションズ”でおこなわれる。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:メルボルン、4ヵ月続いたロックダウン解除

メルボルン、4ヵ月続いたロックダウン解除

” オーストラリアで新型コロナウイルス感染の震源地となっていたビクトリア州で、過去24時間に確認された感染者数は1人となった。

4カ月間続いた州都メルボルンのロックダウン(都市封鎖)は28日に解除された。

アンドリュース州首相によると、陽性反応者は3人だが、うち2人は新たな感染者ではないという。

新型コロナウイルス感染症による国内の死者905人のうち90%は同州内の患者となっている。過去24時間に新たな死者は報告されていない。

一方、国内人口最多のニューサウスウェールズ州では、過去24時間に確認された市中感染は3人だった。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:(2020年)9月小企業売上高5.2%増と大幅改善

(2020年)9月小企業売上高5.2%増と大幅改善

” オーストラリアの小規模企業の売上高が9月に前年同月比5.2%増を記録し、新型コロナウイルスの感染流行が始まって以来、最大の伸び幅となったことが、ニュージーランドのオンライン会計ソフトウエア企業ゼロ(Xero)とコンサルティング会社アルファベータの共同調査で明らかになった。

新型コロナ関連の規制緩和と政府による景気刺激策が貢献したとみられる。28日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

約10万社の会計データを基に両社が作成した報告書「ゼロ・スモールビジネス・インサイト」によると、小規模企業の9月の増収幅は過去半年間で最大だったほか、新型コロナ発生前の平均である4.6%を上回った。

厳しい関連規制の下、8月に同6%減に落ち込んでいたビクトリア(VIC)州が9月に同0.4%増に回復したことが、全国的な数字を押し上げた。

小規模企業の雇用についても、9月は同0.8%増となり、新型コロナ発生によって失われた雇用の約3分の2が取り戻された状態だ。

VIC州では同0.9%増に回復したが、依然として新型コロナ発生前の水準を10.9%下回っているという。

ゼロ・オーストラリアのアイネス最高経営責任者(CEO)は、「小規模企業の売上高の伸びは明確な回復を示しており、予想をはるかに上回った」と指摘。

ただ、政府の給与補助制度「ジョブキーパー」の申請要件が厳格化されたことに触れ、「向こう数カ月が正念場となる」との見方を示した。

ジョブキーパーはこれまで、計100万社以上に所属する380万人に支払われ、支払総額は約600億豪ドル(約4兆4,645億円)に達している。”(出典:NNA ASIA)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ノースストラドブローク島でカンガルーとコアラが一触即発

ノースストラドブローク島でカンガルーとコアラが一触即発

” 野生のカンガルーやコアラが生息することで有名なオーストラリアの離島にて、カンガルーがコアラを追いかけまわす動画が撮影された。地元でも滅多に見られない光景に多くの人が驚いている。『news.com.au』『PerthNow』などが伝えた。

豪クイーンズランド州ブリスベンの東側に位置するノースストラドブローク島は、野生のカンガルーやコアラ、野鳥など自然に溢れた観光地で、野生の動物たちに会おうと多くの観光客が訪れる。

島内で野生のカンガルーやコアラを見かけることは珍しいことではない。しかし普段は木の上にいるコアラがカンガルーと出会うことは滅多にないのだが、今回はその2頭が一触即発の事態となってしまったのだ。

地元の人が撮影した動画には、民家の庭でコアラを追いかけるカンガルーと必死に逃げるコアラの様子が映っている。

コアラが壁の方に追い詰められると2頭は立ち止まり、お互いの様子をじっとうかがう。

再びカンガルーがコアラに近づくと、コアラは一瞬の隙を見て一目散に走り出し、カンガルーは諦めたのか違う方向へ走っていった。

動画では撮影者が「信じられない! カンガルーとコアラが喧嘩してる! カンガルーがコアラを攻撃しようとしているわ」と話しているのが聞こえる。

カンガルーはコアラを襲うというより遊びたくてちょっかいを出しているようにも見えるが、コアラからしてみれば自分より倍以上も大きな体のカンガルーがジャンプして追いかけてくるのは恐怖でしかないだろう。

『7NEWS.com.au』ではこの動画を「今までで一番オーストラリアらしい動画かもしれない」というコメントとともにツイッターに投稿しているが、10月27日の時点で2万5千回以上の再生回数を記録した。

ユーザーからは「可哀そうなコアラだ」「木に登って逃げて!」「困ったいじめっ子カンガルーだ」といったコメントや「こんなの今まで見たことないよ」という声も見られ、オーストラリア人も驚きの出来事だったようだ。”(出典:Techinsgiht via livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:(2020年)第3四半期GDP、プラス成長回復の見通し

(2020年)第3四半期GDP、プラス成長回復の見通し

” オーストラリア準備銀行(中銀、RBA)のデベル副総裁は27日、同国の国内総生産(GDP)は第2・四半期まで2四半期連続でマイナス成長に陥った後、第3・四半期にプラス成長を回復した公算が大きいとの見解を示した。

ビクトリア州での厳格なロックダウン(都市封鎖)による成長の押し下げ効果は「当初恐れていたよりもやや小さかった」とし、

中銀が8月に金融政策に関する四半期報告を出した時点の予想よりも押し下げ効果はやや小さかった可能性があるとした。GDP成長率をマイナスにするほどではないと述べた。

豪議会の委員会にビデオで参加した際、議員の質問に答える形で語った。 第3・四半期GDPが若干のマイナスではなくプラス成長だったというのが中銀の現時点での「最善の予測」だとした。

「ビクトリア以外の国内各地の強さはビクトリアの押し下げ効果を上回った」と述べた。

豪中銀は11月3日の理事会で、政策金利を15ベーシスポイント引き下げ、過去最低の0.1%とするほか、債券買い入れ策を拡大するとみられている。

デベル氏は、量的緩和策の見通しは市場が敏感に反応するニュースだとして、コメントを控えた。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:(2020年)10月のテレビ広告支出増加で回復基調か

(2020年)10月のテレビ広告支出増加で回復基調か

” オーストラリアの10月のテレビ広告支出が、26日までの暫定値で前年同期比で1.3%増加し、4年ぶりの高水準となったことがメディア調査会社スタンダード・メディア・インデックス(SMI)の調べで分かった。

広告市場に、新型コロナウイルス流行による景気低迷からの回復の兆しが見えている。アドニュースが伝えた。

新型コロナの流行以降、広告支出は浮き沈みが激しい状況が続いていた。

5月に前年同期比で40.4%減と大幅に落ち込んだ後、急激な増加と減少を繰り返し、9月は暫定値で32%減少したとみられている。

10月の支出増の背景には、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)とナショナル・ラグビー・リーグ(NRL)の最終戦が9月から10月に延期されたため、広告支出も月ずれしたことがあるようだ。

また、140種類以上の製品カテゴリーのうち、50種類以上で広告支出が伸びているという。

英広告大手WPP傘下の広告会社メディアコム・オーストラリアのパン最高経営責任者(CEO)は「新型コロナ流行の影響で、

製品のキャンペーンが第4四半期(10~12月)にずれこんで集中していることから、大手テレビ局では広告の需要が供給能力を上回っている」と説明した。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ビクトリア州内のパブ、1日当たりの損失額最大2万5,000ドル

ビクトリア州内のパブ、1日当たりの損失額最大2万5,000ドル

” 新型コロナウイルスの感染拡大防止策が実施されているVIC州では、パブの一日当たりの損失額が最大2万5,000ドルに達することが、オーストラリアン・ホテル・アソシエーションに(AHA)よる調査で明らかになった。

パブのオーナーたちは、巨額の負債を抱える一方で収入はほとんどない状態となっており、クリスマスまでに店をやめなくてはならないかもしれないと、大きな懸念を抱えている状況だ。

AHAビクトリアのキャニー会長は、パブでクリスマスや新年を“安全に祝って欲しい”とする一方、パブが置かれている状況は非常に厳しいとの見方を示した。

一方、VIC州のアンドリュース首相は今週、感染者数が依然として多く、先に検討していた緩和のすべてを実施することはできないとした上で、規制を緩和しても安全が保障されるものだけを緩和するとの方針を示した。”(出典:JAMS TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:世界年金制度評価、2020年は4位評価

世界年金制度評価、2020年は4位評価

” ニュージーランド(NZ)は今年、世界の年金制度評価で100点中68.3点のBランクと、昨年の8位から順位を2つ下げて10位だったことが、米コンサルティング大手マーサーによる報告書で明らかになった。

一方、オーストラリアは評点74.2で、昨年から順位を一つ落としたものの4位の評価を受けた。

日本は、48.5点で韓国やマレーシアを下回った。NZヘラルドなどが伝えた。

マーサーは世界39カ国の年金制度を対象に「適性」、「持続可能性」、「整合性」を調査。

NZは「整合性」が82.9点と高得点だった一方、「適性」が63.8点、「持続可能性」は62.9点にとどまった。オランダとデンマークは1~2位となった。

マーサーによるとBランクは、年金制度そのものは健全だが改善の余地がある場合に該当する。

NZの確定拠出年金「キウイセーバー」について報告書は、掛金率を引き上げ、ある程度まとまった受給額にするための改善が必要と警鐘を鳴らしている。

マーサーNZのルイントン最高経営責任者(CEO)は、ランクの後退は残念だとしながらも、現状のような経済情勢の中で掛金率を上げるなどの変更は難しいとの見解を示した。

■拠出率で豪と上位国が差

マーサーのシニアパートナーで調査を率いたノックス氏は、オランダなどの上位国は退職年金への給与からの拠出率が高いとし、オーストラリアよりも評点が高くなった背景を説明した。

ノックス氏はまた、世界全体の評価として、新型コロナウイルス感染症の流行により、ほとんどの国で退職年金掛金が減少し、投資収益率の低下や政府負債の増加がみられたと指摘し、退職年金制度への影響を回避することは難しいと述べた。”(出典:NNA ASIA

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