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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:寒波襲来、シドニーは10年来の寒さ

寒波襲来、シドニーは10年来の寒さ

” 今年の4月はいい陽気と比較的乾燥した気象条件が続いたが、月末になって雨模様の寒空が訪れ、5月は10年来の寒さで始まることになった。

シドニー都市圏の気温は摂氏14度を超えていながら、風雨で体感気温は日中でも摂氏7.7度と肌寒い気象条件になった。シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

ウェザーゾーンの気象研究者、ベン・ドメンシノ氏は、「気象庁の修正後の予報によると、5月1日のシドニーの予想最高気温は摂氏17度で、2008年以来の寒い5月の始まりになる。

ドメンシノ氏は、「この寒さは、大きな気団が張り出しており、それが南氷洋のかなりの規模の冷たい空気をオーストラリア大陸に送り込んできたことが原因だが、シドニー地域ほどの北にまで到達することはほとんど例がない」と語っている。

この日はNSW州全体で気温が急降下しており、NSW州南部のアルプス山岳地域では、5月2日までに40cm程度の積雪も予想されている。また、ブルーマウンテンなど内陸の山岳地域でも雪がちらつく見込み。

ただし、この前線が通り過ぎた後には西の風が内陸の空気を送ってくるため、よく晴れたのどかな秋の気候が訪れる。

コロナウイルス蔓延防止対策のロックダウンでスキー場はまだ当分オープンされないが、スキー・リゾートのスタッフにとっては見事な月開けとなる。

シドニー地域では、最高気温は例年平均の摂氏22.5度を2度も上回ると予想されているが、この4月が例年より暖かったため肌寒く感じられることになる。今年の4月は、気象観測史上10番目の暖かい4月になった。

また、例年になくこの寒気団の早い訪れのため、今週はオーストラリア南部や東部で雨、洪水、暴風雨、雹、雪、突風、砂埃などが予想される。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:連邦政府導入コロナ追跡アプリ、16時間で国民の7%超がダウンロード

連邦政府導入コロナ追跡アプリ、16時間で国民の7%超がダウンロード

” オーストラリアでは、政府が26日に導入した新型コロナウイルスの追跡アプリを国民が早速ダウンロードする動きが広がり、導入から16時間でダウンロード数は200万件近くに達した。

ハント保健相によると、現地時間午後4時(日本時間午後3時)時点で追跡アプリ「コビッドセーフ(CovidSafe)」は189万人、2,570万人の人口の7%超がダウンロードした。

モリソン首相は、少なくとも40%がダウンロードする必要があると述べていた。

ハント保健相は「この取り組みは、自分自身や家族、医療従事者を守ることにつながる」とツイートした。

オーストラリアは、厳格な入国規制や外出禁止が奏功し、新型コロナの感染防止に成果を上げている。

豪政府は近く、症状の有無に関係なく検査を実施することにしている。

モリソン首相の支持率は急上昇。オーストラリアン紙の委託でニュースポールが実施した調査では、首相の支持率は3月第1週から27%ポイントも上昇し68%となった。

支持率上昇の背景には、首相が財政健全路線を捨てて、雇用支援策を含む、国内総生産(GDP)の10%強の規模の経済対策を打ち出したことがある。

ウェストパックは、支援策がなければ失業率は6月末までに17%に上昇していた可能性があったが、現行では9%止まりとみている。

財界からは、感染防止に向けた規制措置の緩和を訴える声がでている。

ビジネス・カウンシルが27日示したモデル推計では、規制措置が6カ月続くと、2兆豪ドル規模の国内経済が4,000億豪ドルの損失を被る可能性があるという。”(出典:REUTERS via gooニュース

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ボンダイビーチ、約5週間ぶりに閉鎖解除

ボンダイビーチ、約5週間ぶりに閉鎖解除

” オーストラリア最大都市シドニーの人気海岸「ボンダイビーチ」で28日、約5週間ぶりに閉鎖が解除された。

新型コロナウイルスの感染拡大が抑制されていることなどを踏まえたもので、水泳やサーフィンを楽しむ様子が見られた。

地域一帯は国内で感染者が最も多く出た「ホットスポット」で、地元では再開後に感染者が増える事態を警戒。

認められるのは水の中で行う運動だけで、日光浴や散歩など砂浜での活動は禁止が続く。利用できるのも近隣住民に限定された。

ビーチに行ったローナ・サムソンさん(23)は取材に対して「(再開は)うれしい」と一言。「ビーチでは隣の人と距離を取れば、大きな問題にはならないと思う」と語った。

ボンダイビーチは3月下旬、新型コロナの感染者が急増する中、海水浴客らが殺到したことから感染防止のために閉鎖された。”(出典:JIJI.COM via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:企業の約20%が臨時休業、売上高も大幅減

企業の約20%が臨時休業、売上高も大幅減

” オーストラリアで、新型コロナウイルス感染症を背景とした社会的距離規制により、約20%の企業が臨時休業に追い込まれていることが最新の調査で明らかになった。

また3分の1以上が、80%以上の売上高減少に見舞われているという。オーストラリアンが伝えた。

オーストラリア商工会議所(ACCI)は、1,497社の企業に対し、3月30日~4月17日に調査を実施した。

売上高については、約50%の企業が通常時の半分しか見込めないと回答。

小企業のうち75%が、売上高が25%減少したとしている。このうち多くの企業が連邦政府の給与補助政策「ジョブキーパー」の申請資格があるとみられている。

一方、変化に適応するため、25%が事業形態を迅速に変更したとし、31%がオンライン販売を拡大したとしている。

また、23%が新型コロナを好機ととらえ、サービスや生産ラインを拡張した。ただ、業績が拡大したとした企業は2%にとどまった。

■経済打撃は4千億$に

財界団体のオーストラリア・ビジネス・カウンシル(BCA)のモデリングによると、社会的距離規制や国境封鎖、営業停止措置による経済打撃は、これまでの1カ月で2,000億豪ドル(約13兆7,788億円)に上っているようだ。

封鎖措置が6カ月間続いた場合は、4,000億豪ドルに達する可能性もあるという。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:1年前の旅行写真投稿でMott夫妻に罰金22万円騒動

1年前の旅行写真投稿でMott夫妻に罰金22万円騒動

” 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐには、とにかく人と接触しないこと。

日本では不要不急の外出「自粛」ですが、国によっては外出「禁止」で、違反すると罰金が発生することも。

オーストラリア在住のとある夫婦が、家から2時間ほどの距離にある観光地の港で撮った写真をFacebookに投稿したことで、まさかの警察沙汰に。

20万円を超える罰金を科されてしまいました。でも、実はその写真撮ったの、去年なんですけど…。

家にポリスがやってきて「罰金22万円です」

オーストラリアのビクトリア州に住むMott夫婦は、近所の観光地にて夫婦で撮ったセルフィーを、今月頭にFacebookにポストしました。

すると、警察が家にやってきて、不要不急の外出禁止違反だとして罰金3300オーストラリアドル(約22万円)を言い渡されてしまいました。

オーストラリアでは、新型コロナウイルスの影響で、ソーシャルディスタンシングや外出制限が設けられており、これを破った場合、数百万円の罰金の可能性もあります。

さて、この件にはオチがありまして、Mott夫婦がFBにポストした写真、撮影されたのは去年2019年の6月だったんです。つまり、新型コロナウイルスなんて影も形もなかった昔の外出。

昔の写真もポストできないこんな世の中じゃ

写真が過去のものだという批判をうけ、警察はMott夫婦への罰金を取り下げました。

地元メディアのSeven Newsの取材にて、警察側は「ときに間違いはあります。だからこそ、事実確認を行うプロセスが存在しており、誤ちだとわかれば修正されるのです」とコメント。

警察が家に来た時点で、Mott夫妻が写真の撮影時期を説明したかどうかは不明ですが、Daily Mailの取材では、警察が間違いを認めた後で、ややこしいからもう写真をFacebookにポストするなと言われたとMott夫婦が語っています。

Facebookのポストが発見された経緯について、警察はソーシャルメディア監視を否定。今回は通報があって動いたと説明しています。…へえ、そうなんだぁ。

「この時はよかったよね」とか「早くまたバケーション行きたいね」とか、昔の写真をアップしただけで揉めるなんて、なんて世知辛い世の中なんでしょう。コロナ恐るべし。

だからこそ、今はできるだけ不要不急の外出を避けて、さっさとコロナ収束させなきゃですよ。ほんとにもう!”(出典:GIZMODO via livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:シーア(Sia)「Never Give Up」新規ミュージックビデオ公開

シーア(Sia)「Never Give Up」の新規ミュージックビデオ公開

” オーストラリアの女性シンガーソングライター、シーア(Sia)は「Never Give Up」の新規制作アニメーション・ミュージックビデオを公開。この曲は映画『LION / ライオン』の主題歌 “(出典:amass

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:トム・ハンクス、「コロナ」の名でいじめられた少年に送った手紙

トム・ハンクス、「コロナ」の名でいじめられた少年に送った手紙

” アメリカの俳優トム・ハンクスさんと、コロナという名前のせいで学校でいじめられたというオーストラリアの少年とのやりとりが話題になっている。

ハンクスさんは3月、エルヴィス・プレスリーの伝記映画の制作のためにオーストラリア滞在中に新型コロナウイルスに感染。

クイーンズランド州で妻のリタ・ウィルソンさんと治療を受けていた際、コロナ・デ・フリースくん(8)からお見舞いの手紙を受け取った。

「あなたと奥さんがコロナウイルスに感染したと聞きました。大丈夫ですか?」とデ・フリースくんは書いた。

また、自分の名前は大好きだが、学校で「コロナウイルス」と呼ばれたと説明。「そう呼ばれるたびにとても悲しくなり、怒っています」と続けた。

ハンクスさんは返信で、「大好きな友達のコロナへ」と書き、「きみの手紙で僕と妻は素晴らしい気持ちになった! 素敵な友達になってくれてありがとう。気分が落ち込んでいる時に励ましてくれるのが友達だ」とつづった。

また、「きみは僕の知り合いの中で唯一、コロナという名前を持っている。指輪、太陽、そして王冠という意味だ」と励ました。

ハンクスさんとウィルソンさんは3週間にわたってゴールドコーストで療養し、現在はアメリカに戻っている。

ハンクスさんはこの手紙と共に、療養中に使っていたコロナ社製のタイプライターをデ・フリースくんに贈ったという。

「このタイプライターはきみに合っていると思う。僕はこれをゴールドコーストに持っていって、今は君の元に戻ってきた。大人に使い方を聞いて、それでまた返事をください」”(出典:BBC NEWS JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:トム・ハンクス夫妻、コロナ治療薬開発に向け「血漿」を提供

トム・ハンクス夫妻、コロナ治療薬開発に向け「血漿」を提供

” 俳優のトム・ハンクスとリタ・ウィルソン夫妻や、ニュースキャスターのジョージ・ステファノプロスなど、新型コロナウイルスの感染症から回復した著名人らが、自身の血液のサンプルを研究機関に寄付する動きを進めている。

コロナから回復した人の血液の中の血漿(けっしょう)には、ウイルスを排除する免疫(抗体)が存在するケースがあるとされ、彼らは今後の研究を加速させる目的で、血漿の寄付を行っている。

トム・ハンクス夫妻は、ワクチン開発を支援するため、血液に含まれる血漿を研究機関に提供したという。

ハンクスの妻のウィルソンが、CBSのニュース番組「This Morning」で明らかにした。

4月13日にコロナウイルスに感染したことを明かした、人気ニュース番組「Good Morning America」のアンカーを務めるジョージ・ステファノプロスも、21日に回復を宣言し、医療機関に血漿を提供する計画を公にした。

NBAのボストン・セルティックス所属のバスケットボール選手、マーカス・スマートもコロナから回復し、自身の血漿を研究プロジェクトのNational COVID-19 Convalescent Plasma Projectに寄付すると宣言した。

著名人がコロナ感染を告白することに対しては、一部から批判の声もあがっていた。

多くの人々が、検査を受けられない状況にある中で、セレブたちはいち早く検査を受け、優雅な暮らしを送りつつ、ソーシャルディスタンスに励む姿をSNSに投稿するからだ。

回復した患者の血液からコロナの治療薬を作る試みは、まだ実験段階にあるが、米食品医薬品局(FDA)も先日、回復した人々に血漿の提供を呼びかけるウェブサイトを開設した。

米国で最も優れた病院とされるメイヨークリニックも、血漿を用いた治療法の研究を進めている。

リタ・ウィルソンは治療の過程で抗マラリア薬のクロロキンを投与されたが、副作用のひどい吐き気に悩まされたとインタビューで応えていた。

クロロキンを用いた治療はトランプ大統領が推奨しているが、効果は実証されていない。

4月20日には、製薬大手のノバルティスが新型コロナウイルス感染症の治療薬として抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」のフェーズ3の臨床試験を実施する許可を、FDAから取得したと発表した。”(出典:Forber JAPAN

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