今週末(2024/10/6)は、3年振りで
江東区白河を訪れ、深川お化け縁日2024秋の陣 へ。
昨年は気付いた時には終わっていたという展開で、今年も危うく見逃しかけたところ先週末たまたま検索を思い付き・・
「来週末かぁ」と、滑り込みで把握 ^〜^;A
前日は冴えない雨天で、天気が持ち堪えられるか気になりましたが、曇天で推移。
想定通り開始時刻前に余裕を持って現地入りし、早々に目当ての京極夏彦さんのお姿を確認。
往訪は短冊に為書きと好きな言葉を書き入れてくれるサービス目当てで、所定場所近く早々に伸びていた順番待ちの列に最後尾についたところで準備完了.-
程なく係の方に記入用紙を渡され、
続きを読む 深川お化け縁日 再訪記(深川お化け縁日2024秋の陣 往訪記) →
小説家 、意匠家 京極夏彦さんの『狐花 葉不見冥府路行』を読了。(2024年)8月末に開催された
『了巷説百物語』発売記念&新作『狐花』発売記念イベントの終演後の物販でサイン本を購入していたもの。
同イベントで京極夏彦さんが本書について、歌舞伎での上演依頼を受け応諾し「それでは台本を」「え? 台本・・」という経緯で本書が書き上げられた経緯と承知。
本書は
死人花
墓 花
彼岸花
蛇 花
幽霊花
火事花
地獄花
捨子花
狐 花
の九話を収録。最初は花に絡めた短編集と思いきや
続きを読む 京極夏彦さんが描いた この世に居るはずのない男を巡るミステリー:『狐花 葉不見冥府路行』読了 →
今週末(2024/8/31)はTVで一度見たインパクトが脳裏に刻まれていたところざわサクラタウンを訪れ、
小説家 京極夏彦さんご登壇の『了巷説百物語』発売記念&新作『狐花』発売記念イベントに参加。
京極夏彦『了巷説百物語』重版出来!<巷説百物語 > シリーズ、感動の完結編
イベント参加と同時に入手難となっている『了巷説百物語』直筆サイン本が手に入るとなり、開催を知り即反応していた次第。
土地勘もないことから早めに現地入り。
「金かけたなぁ」と、スケールに空間計画等に圧倒された後、
会場(JAPAN PAVILLION A)前に腰を落ち着け、幸い傘を差すことなく長閑に開場待ち。
暑さから当初予定より早めに会場のジャパンパビリオンホールA内への入場叶い、予め割り振られた席に置かれていた特典(直筆サイン本等)を入手し一安心 ^^
イベントは、
続きを読む 京極夏彦さんの世界観 映像で初体感:『了巷説百物語』発売記念&新作『狐花』発売記念イベント 参加記 →
東日本、台風直撃に翻弄され、世の中的に夏休みの締めとされた週末、2020年の初参加以来
通算4度目となる座長こと稲川淳二さんの MYSTERY NIGHT TOUR 2024へ。
会場は定番のなかの ZERO 大ホール。敷地内駐車場に停まる車両から「今年も来たぞ」との思いを引っ張り出され、
一年振りでホール内へ。怪演(開演)時間が迫るにつれ高まる期待感。
ステージには小湊鉄道で実在するとの駅でセットが組み立てられ、雰囲気掻き立てられる中、定刻を迎え恒例の樋口舞さんの諸注意等がアナウンスされ、いざ怪演。
続きを読む MYSTERY NIGHT TOUR 2024 稲川淳二の怪談ナイト 〜怪談喜寿〜 参加記 →
ライターでお化け友の会世話役 村上健司さんと、作家&妖怪研究家 多田克己さんによる共著『それいけ! 妖怪旅おやじ』を年末年始を跨いで読了。
昨年(2023年)10月末に開催された刊行記念トークショー時、
購入していた著書。
内容は、
” 本書を簡潔に表すと、妖怪好きな三人のおやじが妖怪にまつわる場所を訪ね、そこで怒ったり驚いたり喜んだりしている様子を記録したもの ー といえるだろうか。”(p. 二)
というもので、『怪と幽』誌での連載が加筆修正され全十四回に及び
続きを読む 村上健司さん、多田克己さん、編集Rさんのイライラと楽しさ伝わる痛快妖怪探訪記:『それいけ! 妖怪旅おやじ』読了 →
今週(2023/10/30)は、昨年↓に続いて
神田古本まつり併催の京極夏彦さん登壇トークイベントに参加。
今回は、刊行記念トークショー『それいけ! 妖怪旅おやじ』舞台裏を語る!と題され、登壇は対象書籍の著者 妖怪研究家 多田克己さん、ライター 村上健司さんに、本の元になった連載が掲載されていた『怪と幽』誌の似田貝大介編集長で、京極夏彦さんは進行役。
平日開催で万全を期して休みを取り整理券配布開始10分前に会場の東京古書会館に到着すれば・・ 既に会館内に伸びる長蛇の列💦
「しまった」と出遅れ感抱くも、定員120名のところ#50を確保.-
2時間余できた空き時間は近場でのコーヒータイムとして万城目学さんの『八月の御所グラウンド』を読了させるなどして、会場に戻り、再度の整列から入場を経て空席を見渡せば3列目中央付近を確保。
冒頭、『怪と幽』からカイトユウマンの登場あり、
撮影タイムで盛り上がった後、饒舌な京極夏彦さんの進行で刊行に至るまでの旅のエピソードを多田克己さん、村上健司さんからユーモアを交えヒアリング。
続きを読む 京極夏彦さんの進行で多田克己さん、村上健司さんのお化け/妖怪の痕跡を辿る話しを和やかに聞いてきた:刊行記念トークショー『それいけ! 妖怪旅おやじ』舞台裏を語る!参加記 →
怪談・オカルト研究を(Xの)プロフィールに掲げられ、同分野で多数著書を上梓されている吉田悠軌さんの『中央線怪談』を読了。
サイン本入手機会に遭遇し、
また時期を同じくして
『中野ブロードウェイ怪談』を購入していたこと流れに乗っかり購入していたタイトル。
怪談 x 中央線 なる引力
本書は、
” 私は「中央線の民」です。高尾でも生まれ育ち、塾は遊びは八王子か立川、武蔵小金井の高校に通い、高円寺と阿佐ヶ谷に数年、新宿は十年以上在住。今も沿線に住んでいます。
だから分かります。東京駅と高尾駅ほど正反対な街はなく、八王子・立川はお互いをライバル視し、高円寺の貧乏若者と国立のセレブ夫婦では話が合いません。
しかしやはり皆、どこかで自分たちが「中央線の民」との矜持を持っている気がします。日本全国の各路線も同じでしょうが、これは郷土愛とはまた違う意識です。
既にある街(都道府県)の地域性に個々人が馴染むのではなく、各駅に住む人々が個を保ちながら緩く連帯していく。
・・中略・・
となると鉄道沿線怪談は、各地域のご当地怪談と比べ、個人史・郷土史のブレンド具合が一味違うものになりそうです。
実際、私が今回チャレンジした『中央線怪談』では、各駅に住む人々の個性と、各駅の土地の個性がうまく混在してくれたと自負しています。”(p2-3)
と中央線マインドを持った吉田悠軌さんが、
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小説家 渡辺浩弍さんの『中野ブロードウェイ怪談』を読了。
初めての著者でしたが、タイトル及びサイン本販売に
反応して入手していた著書。
本書は、いまや日本国内にとどまらず世界からの観光客をも飲み込む中野駅北口近くに立地する中野ブロードウェイを舞台に
” 古くて新しいこの場所は、また怪奇現象の目撃談や噂話がとても多いことでも知られています。筆者は20年ほど前から、これらの収集と調査に取り組むようになりました。
ここで耳にした怪談や都市伝説について、できる限りその真相を追い、論理的に解明することを試みてきました。
商店街に出現する怪人。地下から聞こえる鐘の音。屋上プールの水面から伸びてくる無数の腕。謎は解明できたこともありますし、追いかけることでさらに別を謎を掘り起こしてしまったこともあります。”(p6-7)
という下地をもとにまとめられた著書。全26話収録されていて、どのような内容かというと・・
続きを読む 渡辺浩弍さんが迫った中野ブロードウェイにまつわる都市伝説の数々:『中野ブロードウェイ怪談』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる