「ALBRI 2019」カテゴリーアーカイブ

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:訪日外国人 1人当たり消費額でオーストラリア首位(2019年 1〜3月)

訪日外国人 1人当たり消費額でオーストラリア首位(2019年 1〜3月)

 ” 2019年第1四半期(1~3月)に日本を訪問した外国人のうち、オーストラリア人の1人当たり消費額が23万5,000円と最も多かったことが観光庁の調べで分かった。

前年比では4.5%減っているが、スキー旅行を主な目的とするオーストラリア人観光客は同期だけで17万人と5.4%増えており、オーストラリア人の総消費額は0.7%増の398億円となっている。

カンタスが12月からシドニー―札幌便を飛ばすとしており、今後も同期のオーストラリア人観光客はさらに増えそうだ。

オーストラリア人観光客の同期の総消費額は、外国人消費総額1兆1,182億円のうち3.6%を占める。

オーストラリア人1人当たりの平均宿泊日数は、13.4日で、平均宿泊費は10万3,421円。

また飲食費は、平均5万5,460円だった。交通費は2万7,097円だったほか、◆娯楽等サービス費:2万2,361円◆買物代:2万6,633円――だった。

交通費のうち、回答者中で最も消費率の高いのは、新幹線・鉄道・地下鉄・モノレールで59.6%を占め、JRレールパスの消費率は10.5%だった。レンタカーの利用率は7.4%となっている。

このほか、娯楽等サービス費では美術館・博物館・動植物園・水族館が17.5%、買物代では菓子類が70.2%となり、それぞれの項目で最も高い消費率となった。”(出典:NNA ASIA

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:訪日外国人 1人当たり消費額でオーストラリア首位(2019年 1〜3月)

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:親日度調査、オーストラリア72%

親日度調査、オーストラリア72%

” インターネットによるマーケティング支援を手掛けるアウンコンサルティング(東京都文京区)は23日、2019年版の親日度調査の結果を発表した。

日本という国が「大好き」と答えた人の割合は、フィリピンは13カ国・地域中で2位となり、昨年の4位から浮上した。

「日本という国が好きですか」との問いに対し、「大好き」と答えた人の割合は、英国が昨年から4ポイント上昇の79%で首位。

フィリピンとタイがともに75%で2位となり、マレーシア(73%)、オーストラリア(72%)、シンガポールとインドネシア(それぞれ69%)などと続いた。

回答は「大好き」「好き」「嫌い」「大嫌い」からの選択式で、19年は「大好き」の割合が昨年から低下する傾向があった。

昨年に1位だったシンガポールは16ポイント低下しており、フィリピンやタイなどでも落ち込んだ。

また、「日本人が好きですか」との質問についても、同様に「大好き」が低下した。

調査は19年2月1日~3月29日、各国・地域で18歳以上の各100人を対象に実施した。”(出典:NNA ASIA

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:親日度調査、オーストラリア72%

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:フレーザー島、ディンゴの管理体制見直し

フレーザー島、ディンゴの管理体制見直し

” オーストラリア・クイーンズランド(Queensland)州政府は21日、観光客に人気のフレーザー島(Fraser Island)で今年に入ってから野生犬のディンゴに観光客が襲われる事態が相次いでいることから、緊急に同島のディンゴ管理体制を見直すと発表した。

クイーンズランド州東部沖のフレーザー島では3日前、1歳2か月の男児がディンゴにくわえられてキャンピングカーから引きずり出されるところを、父親に救出される事件が起きたばかり。

男児の両親が豪公共放送ABCに語ったところによると、男児は頭蓋骨を折った上、頭と首に複数のかみ傷を負った。

こうした事態を受けて、クイーンズランドのリーアン・イーノック(Leeanne Enoch)州環境相は21日、フレーザー島のディンゴ管理体制の見直しを推し進めると発表。

「クガリ(K’gari、先住民アボリジニの言葉でフレーザー島のこと)におけるディンゴの管理は複雑な問題だ」とした上で、

州政府はディンゴの個体数を持続的かつ健全に維持するとともに、人間の安全に対するリスクを最小限に留めてディンゴを保護する役目を担っていると語った。

具体的な対策としては、島内を巡回するレンジャーを増員し、観光客にも、より積極的にディンゴの危険性を周知していくという。”(出典:AFPBB News via livedoor NEWS

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:フレーザー島、ディンゴの管理体制見直し

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スティーブ・マーティン、アボリジニアートをガゴシアン・ギャラリーに貸出し

スティーブ・マーティン、アボリジニアートをガゴシアン・ギャラリーに貸出し

” オーストラリア先住民族の評価の高いデザート・ペインター10人の作品がニューヨーク市の有名なギャラリーで展示されるが、

作品の1つを除いてすべてがハリウッドの有名俳優、スティーブ・マーティン氏の個人所蔵品だと報道されている。ABC放送(電子版)が伝えた。

世界的にももっとも影響力のある画商、ラリー・ガゴシアンがマディソン・アベニューのギャラリーでオーストラリア先住民族のデザート・ペインティング作品展覧会をひらくことになっており、

オーストラリア先住民族の美術の評価が世界的に確立することが期待されている。

マーティン氏は熱心な美術収集家であり、これまでにもアンディ・ウォーホル、エドワード・ホッパー、デビッド・ホックニーら先駆者の美術作品を40年以上にわたって収集し、自ら展覧会の主事も務めている。

4年前、マーティン氏は、ニューヨーク・タイムズ紙の記事で、ウェスタン・デザート・ペインターのWarlimpirrnga Tjapaltjarri氏の美術作品がニューヨークで展示されることを知り、

その日のうちに作品の1点を自宅に飾るために購入している。

マーティン氏はABC放送の独占インタビューで、「あのような作品を見たことがなかった。あの作品は今でも自宅に飾ってある。

その頃はあの作品がオーストラリア先住民族の美術運動の一環だとは知らなかったが徐々にオーストラリア先住民族の絵画を見るようになった」と語っている。

マーティン氏はさらに他の美術家のデザート・ペインティングも購入するようになり、

2019年初めには友人を集めてこじんまりとした展覧会を開いたし、その個人展覧会の構想が発展して5月にガゴシアン・ギャラリーで開かれる展覧会に結実した。

ガゴシアン・ギャラリーの展覧会には、Warlimpirrnga Tjapaltjarri氏の他、日本でも展覧会が開かれ、国際的にも評価されていた故Emily Kngwarreye、風景画で2018年のNSW州ウイン・プライズを獲得したYukultji Napangatiらの作品も展示される。

ガゴシアン・ギャラリーは、美術作品売買の業界のトップにあり、ロンドン、ビバリー・ヒルズ、香港、パリなど17か所に画廊を持っている。

それだけでなく、独自の雑誌も発行し、百万人を超えるソーシャル・メディアのフォロワーがおり、世界の他の画廊に対しても大きな影響を与える力がある。

マーティン氏は、「オーストラリア先住民族の抽象画は決して抽象的ではなく、すべて物語であり、ストーリーを伝えている。

そこが一般的な抽象画とは異なる点だ。視覚的にも知的にも異なっており、これらの絵画は視覚的であり、知的であるが同時に感情に訴える作品になっている」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スティーブ・マーティン、アボリジニアートをガゴシアン・ギャラリーに貸出し

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリア産和牛農場、香港に月2,500kg輸出

オーストラリア産和牛農場、香港に月2,500kg輸出

” オーストラリア産和牛(WAGYU、ワギュウ)を飼育する農場、マユラ・ステーションの経営パートナーであるスコット・デブルーイン氏はこのほど、

1カ月平均で2,500キログラムのワギュウを現在香港に輸出していると明らかにした。17日付香港経済日報が伝えた。

同農場では2004年に海外輸出を開始。香港を最初の輸出先に選んでいた。

デブルーイン氏は「香港の食品市場は成熟しており、食品やその品質をよく理解している。購買力もある」と指摘した。

現在は香港のほか、中国本土やシンガポール、ドバイなどにも輸出している。このうち本土が最大の輸出先で、1カ月平均の輸出量は8,500キロに上る。

日本の和牛が海外市場に積極的に打って出ていることについては、「競争は見られるが、市場はあまり重複しない」との見方。

日本産和牛が焼き肉や鍋料理などに多く用いられるのに対し、オーストラリア産ワギュウはステーキとして調理され、高級西洋レストランを中心に提供されることが多いと説明した。

マユラ・ステーションは1845年の創業。1998年からワギュウの飼育を開始し、当初17頭だったワギュウは現在8,000頭にまで増えた。

05年からはワギュウのみを飼育する。1カ月当たりの販売量は5万キロ。海外市場では B to B(企業間取引)でレストランなど向けに卸し、ブランドの浸透を図っている。”(出典:NNA ASIA

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリア産和牛農場、香港に月2,500kg輸出

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:カンガルー増え過ぎで「害獣」論議に賛否

カンガルー増え過ぎで「害獣」論議に賛否

” カンガルーはカリスマ的な人気をもつ動物で、オーストラリアの生物多様性を象徴する存在でもある。

そして同国の国民は、明らかにカンガルーを誇りに思っている。

映画やテレビ番組、詩や児童書で主役となり、通貨や国章、スポーツのユニフォームなどにも使われている。

一方で、カンガルーを害獣と見なす国民も少なくない。

政府の公式発表によると、カンガルーの生息数はオーストラリア人口の2倍を上回る。

5,000万頭と推定されるカンガルーのせいで作物が荒らされ、家畜の水や牧草が奪われてしまうと、農場経営者は訴える。

また、保険業界の統計によると、年間2万件を超える自動車と動物の接触事故のうち8割がカンガルーによるものだという。

「駆除しなければ生態系が維持できない」

内陸部の過疎地では、カンガルーの増加が人々の生活に支障を来すほど“異常発生”していると思っている人が多い。

ディンゴのような捕食動物が減り、先住民による狩りも行われなくなった今、駆除をしなければ生態系のバランスが維持できないと考えられているのだ。

カンガルーの駆除は、地方経済の振興にも役立つ。

政府公認の下、営利目的で駆除されたカンガルーの肉と皮革製品の輸出高が、2017年には約35億円にのぼり、雇用者数も約4,000人に達する。

現在、絶滅のおそれがない4種のカンガルーの肉や皮革が56カ国に輸出されている。

オオカンガルー(別名ハイイロカンガルー)と、クロカンガルー、アカカンガルー、ケナガワラルーだ。

丈夫でしなやかなカンガルーの革は、ナイキやプーマ、アディダスといった世界的なスポーツ用品メーカーが素材として買い求め、

かつてはペット用だった肉も、今では食料品店や高級レストランなどでも徐々に扱われるようになってきた。

オーストラリアに八つある州と特別地域のうち、四つが年間の上限数を設定してカンガルーを駆除し、需要に応えている。

カンガルーの肉は低脂肪な上、高タンパクで、温室効果ガスを排出する羊や牛を飼育するより地球環境にやさしいと、駆除賛成派は指摘する。

「牧草地が豊かとは言えない土地において、この風土に適応した動物から食物や革を得るのは、極めて賢明で、持続可能な方法です。

赤身肉の生産方法としては、これが最も人道的だと考える生態学者は数多くいます」と、かつてオーストラリア・カンガルー産業協会で理事を務めたジョン・ケリーは語る。

一方、反対派は少数だが、声は大きい。動物愛護団体や著名人が、駆除は非人道的で持続可能でないと訴え、それに同調する研究者も増えつつある。

そもそも生息数の調査に関しては疑わしい部分も多く、生物学的に見て異常発生など起こりえないという。

この論争を突き詰めると、カンガルーをどう捉えるかという本質的な問いに行き着く。

ある人にとっては根絶したい害獣だが、別の人にとっては活用すべき資源であり、また別の人にとっては保護すべき大切な固有の動物だ。”(出典:NATIONAL GEOGRAPHIC via gooニュース

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:カンガルー増え過ぎで「害獣」論議に賛否

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:フレーザー島、ディンゴに要注意

フレーザー島、ディンゴに要注意

” オーストラリアにある観光客に人気の島で、同国原産のイヌ科のディンゴがキャンピングカーの中にいた1歳の男児を口で引きずり、連れ去ろうとしていたところを父親が救出するという出来事があった。

当局が19日、明らかにした。ディンゴに人が襲われる例は、今年に入ってこれで3件目。

救急医療隊によると、現場は豪北東部クイーンズランド州沖にあるフレーザー島の奥地。

隊員の話では、子どもが泣く声で目を覚ました両親が、その声が車から遠ざかっていくのに気付き、

父親が車の外に出てみると、ディンゴが男児を引きずって行こうとしており、すぐそばに群れがいたという。

「父親はすぐさま走って息子を奪い返し、何匹かのディンゴを追い払った」と、同隊員は話している。

1歳2か月とされる男児は、後頭部と首の境辺りの2か所に深い傷、さらに頭皮に数か所軽傷を負い、応急処置を受けた後、近くの病院にヘリコプターで搬送された。

フレーザー島は世界最大の砂の島で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されている有名観光地。

同島でのディンゴによる襲撃は今年に入ってこれが3度目で、先月にもフランス人親子がディンゴ2匹に襲われたばかり。この2匹は殺処分された。

当局は観光客に対し、ディンゴは野生動物であり、警戒が必要だと繰り返し呼び掛けている。”(出典:AFPBB News via gooニュース

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:フレーザー島、ディンゴに要注意

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2019年3月

失業率 − 2019年3月

” オーストラリア連邦統計局が18日に発表した3月の雇用統計は、就業者数の増加が市場予想を大きく上回った。

一方で、失業率は小幅上昇した。同国の労働市場が引き続き底堅いことが示された。

統計発表を受けて豪ドル<AUD=D3>は約0.25米セント上昇し、1豪ドル=0.7200米ドルを付けた。

トレーダーは、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が利下げを急がないと予想した。

3月の就業者数は前月比2万5,700人増加し、増加幅は市場予想の1万2,000人を大幅に上回った。増加分はすべてフルタイムの就業者数だった。パートタイムは2万2,600人減少した。

求人情報サイト、インディードのアジア太平洋担当エコノミスト、キャラム・ピカリング氏は「フルタイムが主導する底堅い雇用統計となった。

家計と企業は利下げが行われるまで少し待つ必要があるかもしれないことが示唆された」と述べた。

「豪中銀を中心とした政策当局者の観点からすれば、これはポジティブな統計と受け止められるだろう」と指摘した。

豪就業者数は年率2.4%のペースで増加しており、人口増加率の1.6%を上回っている。

一方で3月の失業率は、8年ぶり低水準だった前月の4.9%から5.0%に上昇した。労働参加率は65.7%に上昇した。”(出典: REUTERS

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2019年3月