ドリュー・ミッチェル現役引退を発表
” ラグビーワールドカップでジョナ・ロムー(ニュージーランド)、ブライアン・ハバナ(南アフリカ)に次ぐ通算14トライを挙げ、
オーストラリア代表として71キャップを重ねたWTB/FBドリュー・ミッチェル(33歳)が17日、自身のツイッターで現役引退を発表した。
現在、五郎丸歩らと一緒にフランスのトゥーロンに所属しており、今シーズンを最後にブーツを脱ぐ。
ヨーロピアン・チャンピオンズカップは準々決勝で敗退したトゥーロンだが、大詰めを迎えているフランスリーグ(トップ14)ではプレーオフ進出圏内の4位につけており、ミッチェルらは3季ぶりのタイトル奪還を狙っている。
ミッチェルは2004年に母国のレッズでプロデビューを果たし、国内最優秀新人賞に選ばれるなど活躍すると、翌年にはオーストラリア代表で初キャップを獲得。
ワールドカップは3大会出場しており、2015年大会の準々決勝ではスコットランド代表から2トライを挙げて激闘勝利に貢献し、準決勝、決勝でも先発して銀メダルを手にした。
テストマッチ通算34トライのうち14トライはワールドカップで挙げており、大舞台に強いフィニッシャーだった。
クラブシーンではレッズ、フォース、ワラターズと渡り歩いてスーパーラグビーで活躍し、2013年にトゥーロンへ移籍。
1年目でトップ14とヨーロピアン・チャンピオンズカップの2冠獲得を成し遂げ、2014-2015シーズンもキーマンのひとりとしてチームのチャンピオンズカップ3連覇に貢献した。”(出典:ラグビーリパブリック)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ドリュー・ミッチェル現役引退を発表 →
「スモールビジネスの国」オーストラリア ②
” ■未払い金が2万ドル超に
一方、中小企業オンブズマンの調べにより、請求書に対する未払い金が2万豪ドル(約164万円)以上に上るオーストラリアの小規模企業が全体のほぼ半数に達することが分かった。
14%は未払い金の額が10万豪ドル以上に上るという。
小規模企業の約5割は昨年度中に発行した請求書の40%以上に対して支払いの遅延があったと回答。
回答した経営者の70%は、支払い遅延により自身の心の健康や家族に影響が及んだとしている。”(出典:NNA.ASIA)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「スモールビジネスの国」オーストラリア ② →
「スモールビジネスの国」オーストラリア ①
” かつて英国を「商人の国」と呼んだナポレオンなら、オーストラリアを「スモールビジネスの国」と呼ぶだろう――。
豪政府統計局(ABS)の2016年6月の統計から、オーストラリアの零細企業が2年間で約5%増加したことが分かった。オーストラリアンが伝えた。
ABSの統計によれば、従業員数1~4人の零細企業の数は、14年6月の57万1,674社から昨年6月には59万9,392社に増加。
従業員を雇用していない個人事業主は同期間で4%増の131万8,568人に上っている。
これに対して従業員5~19人の小規模企業は1%減の19万8,655社、20~199人の中企業は1%減の5万808社と落ち込んだ。200人以上の大企業は4%増の3,774社となっている。
ABSの統計は企業納税登録番号(ABN)とオーストラリア国税局(ATO)のデータを基にしていることから、ABNを所有している自己管理型退職年金ファンド(SMSF)も含まれているが、
SMSFの大半は従業員のいない個人事業主のカテゴリーに入るため、従業員1~4人の零細企業の統計は基本的に実態を表しているとみられる。
中小企業のデータは、地域の変化も示している。従業員数1~4人の零細企業は、全国平均では2年間で5%増加しているが、30の地域では増加率が30%以上に達している。
零細企業は、業種別では教育・職業訓練と不動産サービスが10%以上の伸びを示している。
建設、専門サービス、芸術関係、娯楽、金融サービス、ホテル、食品は7~8%増となっている。”(出典:NNA.ASIA)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「スモールビジネスの国」オーストラリア ① →
震災がきっかけで、水産加工品輸出
” 水産加工業ヤマウチ(宮城県南三陸町)は、同社主力の焼き魚の加工品をオーストラリアの日本食スーパーで売り出す。水産加工品の同国への輸出は宮城県内で珍しいという。
輸出するのは「しっかり朝ごはん焼魚パック」。三陸産のサバやタラ、サンマを使い、食べきりサイズの切り身をみそや塩こうじで焼き、パック詰めする。
レンジで温めるだけの手軽さが人気で、昨年は国内で約150万パックが売れた。
同社は2月末、5種類計320パックをオーストラリアへ発送。今月中にもシドニーの大型スーパー「東京マート」の店頭に並ぶ。
輸出を支援した日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、オーストラリアは魚を食べる習慣は少ないものの、商品が無添加で日持ちすることや、簡単な調理方法が現地で好評だという。
オーストラリアは東日本大震災後、南三陸町へ仮設図書館を寄贈するなどした。今回、復興支援で生まれたつながりを考慮し、輸出先に選んだ。
同社は津波で工場が被災し、2015年8月に内陸に移転。機械化により、生産量は震災前の4倍になった。
輸出を担当する山内淳平取締役(34)は「国内での魚の消費量は落ち込んでいる。海外に販路を求め、東北が頑張っていることを伝えたい」と話した。”(出典:河北新報)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:震災がきっかけで、水産加工品輸出 →
レナウン「ダーバン」をオーストラリアへの輸出強化
” レナウンは、主力紳士服「ダーバン」のスーツの海外輸出を本格化する。
中国、台湾、オーストラリアの百貨店などで販売し、2017年度は前年比25%増の1万着を目標とする。
アジアでは日本で作る衣料品の品質の高さが評価されており、全て国産であるダーバンのスーツも販売が伸びている。
国内の衣料品市場が伸び悩む中、新たな成長市場を開拓する。
輸出を増やすのは中国や香港、台湾とオーストラリアだ。17年度(17年3月〜18年2月)は中華圏が6千着、豪州が4千着を見込む。
香港に4ヵ所ある直営店のほか、現地の百貨店や都市型ショッピングセンター(SC)、卸売企業と提携して販路を広げる。
価格は15〜20万円程度と日本の価格帯よりも高め。生地と縫製にこだわり、店頭では「日本製」を前面に出す。
豪州向けには、イタリア産の記事を使う。欧米人の体格に合わせた型を採用するほか、腰の部分を絞らずにストレートにするなど現地の好みに合うスーツを輸出する。”(出典:日経MJ 4/7/17 抜粋)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:レナウン「ダーバン」をオーストラリアへ輸出強化 →
トランプ時代における豪日印のインド太平洋戦略 ②
” 論説は、インドのモディ首相が、豪州、日本との関係の強化を進めていることを歓迎しています。
インドが地域での外交活動を強化しているのは、インドが経済力を増大させていることの反映であるとともに、中国の進出に対する対応でもあります。
インドは中国が東、南シナ海とともに、インド洋地域への進出を図っていることに警戒感を強めています。
中国の進出に警戒感を持つ豪州、日本との協力を推進しようとしているのは当然であり、豪州、日本にとって歓迎すべきものです。
論説は、日、豪、印の協力を、米中の対決に巻き込まれないための中級国家の連携ととらえていますが、インド・太平洋地域の平和と安定のためには、米国の関与が不可欠です。
日本にとり日米同盟は日本の安全と安定のみならず、地域の平和と安定に重要であり、日、豪、印の協力も日米同盟を前提とした協力です。
これは多かれ少なかれ、豪州についても言えることでしょう。
インドの米国との関係は、日、豪のそれとは趣を異にしますが、インドも歴史的な非同盟とは決別し、今や自由主義諸国の一員となっています。
日、豪、印の協力が、米国の後ろ盾があって初めて実効的なものになるという点は、インドも十分理解するでしょう。”(出典:Wedge)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:トランプ時代における豪日印のインド太平洋戦略 ② →
トランプ時代における豪日印のインド太平洋戦略 ①
” 豪シドニー大学のジェイムス・カラン教授が、米外交問題評議会の3月9日付けブログで、トランプのアジア政策が不透明な中で、豪、印、日の協力を一層深化させる必要がある、と述べています。要旨、以下の通り。
豪州は地域の他国同様、インドが経済力の増大に見合った、より積極的な戦略的役割を果たすかどうかに関心を持っている。
特にインドが近隣地域以外で地政学的役割を増やす用意があるかに関心が持たれる。
モディ首相は地域の有力国との外交に積極的である。これは米国、日本、豪州にとって朗報である。
これら三国はモディがインド洋における能力を強化し続け、より広く、インドが自由な世界秩序の維持に貢献することを期待している。
トランプのアジア政策が不透明な中で、豪、印、日の協力を一層深化させる必要がある。
豪州の駐インド高等弁務官Harinder Sidhuは、直面する戦略的問題はそれぞれ異なり、
異なった国々の異なった組み合わせで対処する必要があるので、小グループ、そして重なり合うグループが重要であると強調している。
他方で、米中が地域のダイナミックスをゼロサム・ゲームの見地から見ることからくる制約を克服する手段として、中級国家の連携の復活が図られている。
中級国家の連携が中国封じ込めと見られないよう、意義付けには注意が必要である。”(出典:Wedge)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:トランプ時代における豪日印のインド太平洋戦略 ① →
オーストラリアの著名人 ⑱ 〜 ジョン・クラーク(クラーク&ドゥ)
” 4月10日、ABC常連出演の政治風刺コメディアン・コンビ、「クラーク&ドウ」のジョン・クラーク氏(68)が突然死去したことが報じられている。ABC放送(電子版)が伝えた。
コンビは25年以上も続いており、質のいい政治風刺の笑いで人気を得ていた。
クラーク氏はこの週末にVIC州でブッシュウォーキングをしているさなかに自然死したと伝えられており、
ABC放送を通じて家族が、「ジョンは、妻や友人達と美しい森林で野鳥を撮影することを趣味にしていた。彼がこの世でもっとも好きなことをしながら亡くなった。
彼がオーストラリアやニュージーランドでどれほど長くにわたって人々を楽しませてきたことについて忘れることはできない。
大勢の人から哀悼の言葉が寄せられており、感謝している。ジョンも喜ぶことでしょう」と述べている。
クラーク氏はニュージーランド出身で、1970年代にオーストラリアに渡ってきてから政治風刺のコメディアンとして名前を知られ始めた。
特に27年間にわたって、相棒のブライアン・ドウ氏とは、インタビュー形式の政治風刺で知られていた。また、俳優、テレビ、映画、ステージ・ミュージカルの脚本家としても才能を知られていた。
クラーク氏の家族は、妻のヘレン、子供のロリンとルシア、孫のクローディア、チャールズ、義理の息子、スチュワート・ソーンら。
ビル・ショーテン労働党党首、リチャード・ディ・ナタリ緑の党党首がクラーク氏を称えるメッセージを発表している。”(出典:日豪プレス)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの著名人 ⑱ 〜 ジョン・クラーク(クラーク&ドゥ) →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる