高額医療費を懸念、診察を先延ばし/断念傾向
” オーストラリアでは昨年、約100万人近くの人が診察料が高額になることを恐れ、一般開業医(GP)の診察を受けるのを先延ばしにしたり、諦めたりしていることが分かった。
また、医者から処方された薬についても、高額な薬代を心配して購入しなかった人が200万人弱いたことも明らかになった。
連邦政府の生産性委員会によると、2015/16年のGPによる診察のうち、85.4%が、GPや病院が直接メディケアに支払いを請求するバルクビルによるものだった。
また、国民の4%余りが高額な診察料を理由に、GPの訪問を先延ばしにしたり、まったく診察を受けなかったことも分かっている。
州別では、首都特別地域(ACT)、TAS州、WA州でGPの診察を先延ばしにする人が最も多く、QLD州では処方された薬を買わない人が最多となった。
さらに、GPで受診した人の5人に1人が待ち時間が長すぎると感じているという。オーストラリア国内のGPは現在、3万4,605人となっている。”(出典:JAMS.TV)
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ターンブル首相、トランプ大統領電話会談、難民引き取り問題で紛糾
” 米国のトランプ大統領は2日、難民の引き取りをめぐるオーストラリアとの合意を尊重するべきかどうかについて、改めて疑義を唱えた。
この問題に関してトランプ氏は先月28日にターンブル豪首相と電話会談したが議論が紛糾。トランプ氏が一方的に電話を切ったと報じられていた。
トランプ氏は2日午後、米国は同盟国を含む世界各国から「いいように利用されている」と難民引き渡し合意を批判。
ターンブル首相との会談について「わたしはただ、『なぜか』と聞いただけだ。質問したかっただけだ」と述べた。
その上で「前政権のやったことは尊重せざるを得ないが、『何でこんなことをしなくてはならないのか』と疑問を呈することはできるはずだ」と主張した。
この1時間ほど前、ホワイトハウスのスパイサー報道官は豪州の収容施設にいる1,250人の難民を米国が受け入れるというオバマ前政権下での合意が有効であることを確認。問題の火消しを図っていた。
同報道官は、トランプ大統領はターンブル首相に対する「敬意から」合意を尊重すると述べた。もっとも大統領本人は「信じられないほどがっかりしており」、「(合意を)気に入ってはいない」とも語った。
一方、ターンブル豪首相は2日の朝にラジオ出演し、「ワシントンで電話会談の詳細とされるものがリークされたことに非常に失望している」と述べた。
続けて「だが私の見解としては、大統領が電話を切ったという報道は正しくない。電話会談は礼儀正しく終わった」と語った。
また首相は、「彼は前任者(オバマ前米大統領)が結んだ合意を尊重すると確約した」「対話の雰囲気は、非常に率直で直裁的だった」と説明し、トランプ大統領が合意を尊重すると約束したことを明らかにした。”(出典:CNN.co.jp)
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一度は見たい絶景!世界の美しすぎる滝25選(ワラマン滝)
” 世界には名瀑(めいばく)と呼ばれる滝の名所が数多くある。
ひと口に滝と言っても、轟音(ごうおん)を立てながら激しく流れ落ちる滝や、静かに山奥を流れる穏やかな滝など、表情はさまざま。
その中でも美しさや迫力・規模など、絶景が見られると評判の美しい滝を厳選してご紹介。”(出典:msn)
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マット・ギタウ 、トゥーロン退団。日本でプレーへ
” ラグビーフランスリーグ、トップ14のRCトゥーロン(RC Toulon)に所属するマット・ギタウ(Matt Giteau)は30日、日本で自身のキャリアの新たなページを開くため、今季終了後に退団する意向を発表した。
オーストラリア代表のプレーメーカーであるギタウは、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントにフランス語で、「この決断を下すことは、自分のラグビー人生の中で最も難しい決断だったが、オーストラリアの近くにいることは私の家族にとって最良のことだ」と投稿した。
トゥーロンのヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ(European Rugby Champions Cup)3連覇に大きく貢献し、クラブのムラド・ブジェラル(Mourad Boudjellal)会長から「ザ・ボス」と評される34歳のギタウはまた、
「(一生ものの交友関係を持った)選手たち、指導者、会長、スタッフのみんなに大きな感謝を伝えたい。全員に大きな借りがある」続けた。
「そして、トゥーロンのファンのみんなにも感謝している。あなたたちはいつまでも私の心の中にいる」
ギタウは、昨年の南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2016)のニュージーランド戦で足首を骨折し、5か月ぶりに戦列復帰を果たしたばかりだった。
2011年に移籍したギタウは、トゥーロンでのプレー期間は「自分のラグビー人生の中で最高の時間だった」と振り返り、ファンに対して「この歴史的なクラブにタイトルをもたらすことが、今の自分の大きな目標だ」と語った。
ギタウはトゥーロンで2012-13シーズンからヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ3連覇、そして13-14シーズンにはトップ14制覇を経験している。”(出典:AFP=時事)
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最高裁長官にスーザン・キーフェル氏(初の女性長官)
” オーストラリア最高裁の長官に30日、スーザン・キーフェル氏(63)が就任した。
113年の歴史がある豪最高裁で女性長官は初めて。15歳で社会人となった後、苦学して法律家になった異例の経歴も話題を呼んでいる。
キーフェル氏は東部ケアンズ出身。「早く社会人になりたい」と考え、義務教育を終えた15歳で就職した。
転機は、弁護士事務所で秘書をしていた時だ。弁護士の勧めで、法律の勉強を始め、21歳の時に法律家の資格を取得。
その後、英ケンブリッジ大学で法学修士も取得し、2007年から最高裁判事を務めていた。
ターンブル首相は「傑出した法律家の一人。その経歴も人々を鼓舞する」とたたえた。
長官を含む最高裁判事6人のうち3人が女性。豪メディアによると、キーフェル氏は就任演説で「法律的な能力、経験、資質を持った女性がいることを認めてもらった。
(女性判事は)もっと増えていくだろう」と期待を示した。”(出典:時事通信)
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トヨタ自動車 計画通り製造部門10月閉鎖へ
” トヨタ自動車<7203.T>は31日、オーストラリアの自動車製造部門を今年10月に閉鎖すると発表した。8月から段階的に自動車の生産を停止する。
トヨタは2014年2月、豪ドル高による損失やスケールメリット低下を理由にオーストラリアでの工場閉鎖を表明。
その数カ月後にはGM<GM.N>傘下のホールデンやフォード<F.N>も生産撤退を発表した。
トヨタは声明で、アルトナ工場を10月3日に閉鎖するとし、8月にオーリオン、9月にカムリ・ハイブリッド、10月にカムリ・ペトロールの生産を停止すると発表した。
またオーストラリアで働く全従業員の3分の2を削減する計画で、従業員数は販売部門と流通部門で1,300人となる。”(出典:REUTERS)
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世界で住宅取得が困難な上位10都市(#2 シドニー、#6 メルボルン)
イギリスの大手新聞 the guardian の” The 10 most unaffordable cities for housing “ と題された特集記事↓を発見。
出典:the guardian(画像は記事にリンク)
前回の投稿(下掲) 作成時、
<< 2017年1月31日投稿分:画像は投稿にリンク >> シドニー住宅市場の異常事態
検索している最中に引っかかったものですが、内容をランキング形式で、世界の他都市と比較出来るようになっています。
結果を下記に引用すると・・
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シドニー住宅市場の異常事態
” 日本、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアを含めた9か国の住宅事情を調査した新しい報告書でオーストラリアのシドニーなど一部大都市の住宅事情がきわめて厳しいものになっていることが明らかにされている。ABC放送(電子版)が伝えた。
シドニーの住宅は、ニューヨークやロンドンなど国際的な都市よりも手に入れるのが難しい状況になっており、いまや都市中間所得者にも手の届かないものになりつつある。
この調査では、シドニーの不動産にスポットライトを当てており、「中間所得階層にもきわめて高価」になっているとしている。
この報告書、Annual Demographia International Housing Affordability Surveyは9か国の400都市の住宅事情を調べており、所得比で住宅価格がシドニーを上回るのは香港だけだった。日本の都市は10位までに入っていない。
NSW州首相に就任したばかりのグラディス・ベレジクリアン氏は、就任後初の記者会見で高すぎる住宅価格の問題を取り上げた。
報告書の著者、ヒュー・パブレティッチ氏は、「香港と違って広大な土地のあるオーストラリアのシドニーが香港の後に来るというのは驚きだ。
シドニーの住宅価格が世帯の年所得の12.2倍になるというのは極端すぎる。正常な住宅市場では住宅価格は世帯年所得の3倍程度が妥当な線だ」と語っている。
さらに、「NSW州民770万人のうち480万人がシドニー大首都圏に住んでいる。人口集中が問題だ」としている。 “(出典:日豪プレス)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる