シドニー封鎖解除は(2021年)10月11日、メルボルン間の航空便再開へ
” オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州は27日、新型コロナウイルス対策として豪最大都市シドニーで導入したロックダウン(都市封鎖)に伴う外出規制が、ワクチン接種済みの人を対象に来月11日に解除されるとの見通しを明らかにした。
解除日までに州内のワクチン接種率が70%に達する公算が大きくなったため。封鎖から約3カ月半で大半の市民の日常生活が戻ることになる。
州内では12月1日から接種の有無にかかわらず全市民を対象に外出規制が解除される。9月27日発表の接種率は60.1%で、ベレジクリアン州首相は記者会見で「もうすぐそこだ。最後まであきらめないで行こう」と接種を呼び掛けた。
豪航空大手カンタス航空は27日、同州とメルボルンを抱えるビクトリア州を結ぶ航空便の本格再開の時期を、従来予定の12月1日から11月5日に前倒しすると発表。州間の往来も正常化に向かうことになった。”(出典:JIJI.com via Yahoo! JAPAN)
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住宅バブルと気候問題への取り組み強化をIMF要望
” 国際通貨基金(IMF)は24日、オーストラリアに対する定例審査報告で、住宅ローンの基準を厳格化して住宅市場の過熱を抑制し、金融システムリスクを低減する必要があると警告するとともに、気候変動対策の強化を求めた。
新型コロナウイルス流行を受けたロックダウン(都市封鎖)という厳しい状況下で経済を支えるために、金融・財政政策は引き続き景気刺激的である必要があるとする一方で、超低金利に起因する住宅価格の大幅上昇や借り入れの急増を抑制すべきと指摘した。
IMFは「住宅価格の高騰は、取得可能性と金融の安定に関する懸念をもたらした」とし「マクロプルーデンス政策を強化し、貸し出し基準を注意深く監視すべきである」と述べた。
選択肢として、所得や所有物件の価値に対する負債の比率が高い借り手への融資の規制やバッファーの拡大を挙げた。
より長期の観点では、供給サイドの改革で、より効率的な計画作りや対象の設定、インフラを含める必要があるとした。
気候変動に関しては、温暖化ガスの排出実質ゼロの達成に向けた「期限付き」目標の設定を要請。
「そのためには、より早い進展が求められる。政治的には難しい問題もあるが、影響を受ける産業や地域の移行リスクを軽減する措置や広範なカーボンプライシングの導入が排出削減の最も効果的な方法になる」と述べた。
豪経済については、デルタ型変異株の封じ込めに苦慮していることから目先のリスクは下向きとするものの、最近のワクチン接種の進展により行動制限が緩和され、10-12月期には回復すると予想した。
IMFは2021年の豪成長率を3.5%、22年は4.1%と予想している。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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ワラビーズ、ロス・プーマス下し3連勝で2021 ザ・ラグビーチャンピオンシップ2位浮上
” タウンズビルのクイーンズランド・カントリーバンク・スタジアムではダブルヘッダーの2試合目(2021ザ・ラグビーチャンピオンシップ 第5節)がおこなわれ、オーストラリア代表がアルゼンチン代表を27-8で下した。
10月に来日して日本代表と対戦することが決まっているオーストラリア代表“ワラビーズ”は、ニュージーランド代表には苦汁をなめさせられたが、2019ワールドカップ王者の南アフリカ代表に連勝しており、今大会これで3勝2敗(総勝点13)となり、2位に浮上。アルゼンチン代表は南半球のビッグ3相手に5連敗となった。
オーストラリアは前半5分、CTBサム・ケレビの突破からチャンスを広げ、連続攻撃をFBリース・ホッジがフィニッシュし先制した。
19分にも攻め込み、SOクウェイド・クーパーがディフェンス裏に蹴ったボールをCTBレン・イキタウが確保してゴールに迫り、サポートしたケレビが突っ込んでタックラーにからまれながらもインゴールにグラウンディングしたことが確認され、トライとなった。17-3でハーフタイム。
対するアルゼンチンは、43分(後半3分)にドライビングモールで5点を奪い返したが、規律が悪く、56分には悪質なプレーをした選手にイエローカードが提示され、自分たちを苦しくしてしまった。
オーストラリアは数的有利となった時間帯にペナルティゴールで3点を追加すると、70分には16フェイズ重ねた連続攻撃をWTBアンドリュー・ケラウェイがフィニッシュ。
股間部分のけがから復活して途中出場のSOジェームズ・オコナーがトライをアシストしており、またひとつ明るい話題となった。”(出典:RUGBY REPUBLIC via Yahoo! JAPAN)
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ワールドエアポートアワード2021(#22 Melbourne, #28 Sydney)
” 航空系レーティング会社スカイトラックス社が2021年のワールドエアポートアワードを発表。1位はカタール・ドーハにあるハマド国際空港。昨年まで8年連続首位だったシンガポールのチャンギ空港は3位にランクダウン。Top10にはアジアから6つの空港が占める結果となった。”(出典:AIRPORTTRAVELER)
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家計貯蓄2,300億$、経済回復の起爆剤に
” 経済協力開発機構(OECD)は21日、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の感染拡大に見舞われているオーストラリアの今年の国内総生産(GDP)成長予測を4%とし、5月に示していた5.1%から引き下げた。
ただ、家計の累積貯蓄額が年末までに2,300億豪ドル(約18兆2,700億円)に膨らむと予想されており、これが経済再開時に成長回復に向けた起爆剤になると期待されている。22日付オーストラリアンが報じた。
OECDによるオーストラリアのGDP成長率予測の引き下げ幅は、先進20カ国の中で最大となった。
ただ、ワクチンの普及によって向こう数カ月以内にコロナ関連規制の緩和が見込めるとし、来年の成長率はトレンド値を上回る3.3%になると予想した。
コモンウェルス銀行(CBA)によれば、コロナ禍における外出規制や政府からの所得支援などにより、家計の貯蓄総額は年末までに2,300億豪ドルに達する見通しという。
CBAの主任エコノミストは、「貯蓄の増加と政府から提供された追加所得が、来年以降の経済回復を支えるだろう」と述べた。
世界のGDP成長率については、OECDは今年が5.7%、来年は4.5%になると予想している。
デルタ株のまん延によって日本や韓国、オーストラリアなどで経済回復が阻害されているものの、ワクチン接種が進む国々では比較的打撃は少ないとの見解を示した。”(出典:NNA ASIA)
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メルボルン近くでM5.9の地震、建物に被害
” オーストラリア2番目の規模の都市メルボルン近くで22日午9時15分ごろ、マグニチュード(M)5.9の地震が発生し、建物に被害が出た。
地震の規模の速報値はM6.0だったが、後にM5.9に修正された。
豪政府の地質調査機関ジオサイエンセス・オーストラリアによると、震源はメルボルン北東にあるヴィクトリア州の州都マンスフィールド付近。震源の深さは10キロ。続いてM4.0とM3.1の余震が観測された。
ソーシャルメディア上の映像によると、人口約500万人のメルボルン市内で複数の建物が被害を受けている。負傷者の報告はまだないという。
国連総会のため訪米中のスコット・モリソン首相は、「重傷の報告はなく、それは朗報だ」とコメント。
オーストラリアで地震は珍しいため、「きわめて動揺する出来事」だと述べた。
メルボルンの地元メディアによると、市内では複数の高層ビルや市営病院が緊急退避の対象になった。路面電車の運行も一時停止された。
揺れは近隣のサウスオーストラリア州やニューサウスウェールズ州でも感じられた。
プレート上の中央に位置するオーストラリアでは、大規模な地震は珍しいとされている。
メルボルンは現在、新型コロナウイルスの感染拡大のためロックダウン状態にある。
ヴィクトリア州の災害対応を担当するステート・エマージェンシー・サービス(SES)は住民に、余震に警戒するよう呼びかけている。
「ヴィクトリア州にいるなら、危険な状態です。余震に備え、被害に遭った建物や他の危険物から離れてください。緊急事態を除いて、運転は控えてください」と、同州SESは住民に呼びかけた。
サウスオーストラリア州のスティーヴン・マーシャル州首相は、同州ですでに余震が検知されていると述べた。マイケル・マコーマック連邦下院議員は、ニューサウスウェールズ州ワガワガで「地面が激しく揺れていた」と話した。
豪公共放送ABCは、朝の情報番組の司会者たちが地震発生に反応する様子の映像をツイッターに掲載した。
「これは地震? それとも構造上の何か?」と、マイケル・ロウランド司会者が番組プロデューサーたちに尋ねた後、「今のは大きかったな」と口にしている。”(出典:BBC NEWS via livedoor NEWS)
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フレーザー島、先住民の呼び名K’gariに改名へ
” QLD州政府は、世界遺産にも登録される同州のフレーザー島を、先住民族が呼ぶ元々の名称に変更する考えを支持した。
フレーザー島は同州で最大、国内でも6番目に大きい島で、砂丘は最大で高さ240メートルを超える。
同島と周辺水域およびオーストラリア本土の一部は、先住民のバッチュラ族からK’gari(クガリ)と呼ばれ、「楽園」を意味する。
グレート・サンディ国立公園内にあり、長年にわたって元々の名称に変更するよう求められてきた。
1830年台、島の名前の由来であるエリザベス・フレーザーが乗船していた船が同島で難破した。
バッチュラ族によると、この事件が先住民の大虐殺と所有権奪取につながった。
QLD州のスカンロン環境相は先週末、同島で「バッチュラ族と関係者、地域と連携してクガリへの正式な改名に向けて取り組む」と話し、島の改名を支持した。
同州では他に、ミンジェリバのナリー・ブジョング・ジャラ国立公園(ノース・ストラドブローク島)、マルガンピンのギーバラム・カナンガイ国立公園(モートン島)を先住民の呼び名に改名した。どちらもクアンダムーカ族の生地だ。”(出典:JAMS.TV)
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コアラの生息、3年で3割減。最少3万匹強に
” 豪動物保護団体のオーストラリアコアラ基金は20日、国内でコアラが過去3年間に3割減少したとする調査結果を発表した。
生息するコアラは最少で約3万2,000匹にすぎないと推計。2020年初めにかけて半年間続いた大規模森林火災などが原因で、政府に対して保護を急ぐよう訴えている。
発表によると、生息数の推計は最多で約5万8,000匹。州別では最大都市シドニーを抱える東部ニューサウスウェールズ州が41%減と最大のマイナスとなった。
これまでコアラが生息していた128地域のうち47地域では野生のコアラが消滅した。
同基金のデボラ・タバート理事長は、森林火災のほか、干ばつや熱波などの天候要因や土地開発もコアラの生息減少につながっていると説明。
「一部の景色は月のようになり、死んだり死にかけたりした樹木があらゆるところにある」と指摘し、コアラ保護の法令制定を求めた。
豪州のコアラをめぐっては、ニューサウスウェールズ州議会が昨年6月、森林火災を受けて生息地の2割以上が深刻な打撃を受けたと分析。
州政府が介入しなければ50年までに「州内からコアラが消滅する」と警告している。”(出典:時事通信社 via Yahoo! JAPAN)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる