「Australia:オーストラリア」カテゴリーアーカイブ

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:南東部に待望の豪雨。森林火災の3分の1が鎮火

南東部に待望の豪雨。森林火災の3分の1が鎮火

” 大規模な森林火災が続くオーストラリアで、南東部のニューサウスウェールズ州が待望の豪雨に見舞われ、州内で続いていた火災の約3分の1がわずか1日で鎮火した。同州消防局が明らかにした。

州内では5日の時点で62件の火災が続いていて、うち20件は延焼を食い止めることができていなかった。

しかし6日夜までに火災の件数は42件に減り、延焼が食い止められない火災は17件に減った。

消防当局は、「ニューサウスウェールズ州の各地で雨の到来を歓迎している。州の北部ではかなりの降雨があった。

週末にかけてこの雨が降り続き、州南部の火災現場にも到達することを願う」とフェイスブックに投稿した。

この雨を利用して、消防士など約1,200人が活動に当たっている。

所によっては24時間で100〜150ミリの雨量を観測した地域もあり、オーストラリア南東部の沿岸ではさらに雨が降ると予想されている。

気象庁によると、北部のクイーンズランド州ブリスベンからビクトリア州メルボルンにかけての広い地域で、今後数日にわたって100〜150ミリの降雨が予想される。

ただ、特に沿岸部では洪水が発生する恐れもあるとして警戒を呼びかけている。

オーストラリアで森林火災のシーズンが始まった昨年7月以来の死者は20人を超え、広大な面積が焼失した。

シドニー大学の専門家は、火災のために死んだ動物は全土で10億匹を超すと推計している。”(出典:CNN.co.jp via gooニュース

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:南東部に待望の豪雨。森林火災の3分の1が鎮火

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:森林火災長期化で観光業、農業などに打撃

森林火災長期化で観光業、農業などに打撃

” オーストラリアで長期化する森林火災が経済を直撃している。ホテルには外国人観光客のキャンセルが相次ぎ、主要産業の石炭も一部減産に追い込まれた。

エコノミストは2019年度(19年7月~20年6月)の実質国内総生産(GDP)の伸びを0.4ポイント押し下げると試算する。

モリソン政権は観光業や中小企業向けに支援策を打ち出すが、対策の遅れを指摘する声が多く、与党支持率は下落傾向にある。

政策助言会社SGSエコノミクス&プランニングのテリー・ローンズリー共同代表は、森林火災が19年度の実質GDPの伸びを0.4ポイント押し下げると見込む。

火災が個人消費の冷え込みや労働日数減などにつながるとして、実質GDPを最大約80億豪ドル(約6,000億円)圧縮すると試算する。

豪投資大手AMPキャピタルのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は、火災が20年1~3月期までにGDPを0.4%減少させると予測する。

このうち0.2%が消費の冷え込み、0.1%が観光、0.1%が農業生産などへの影響と分析する。

国際通貨基金(IMF)は豪州の実質GDPの伸びを19年1.71%、20年2.26%と予測する。

世界最長の113四半期連続で景気後退を経験していない豪州経済にとってダメージだ。

19年11月から深刻になった森林火災では、韓国の国土にほぼ匹敵する10万平方キロ以上が焼け、コアラなど観光資源にもなる多数の野生動物が死亡した。

オリバー氏は「(SNSなどで拡散した)豪州の大部分が燃えているかのような誤った地図の影響もあり、外国人相手の観光業には今後1年程度は影響が残る」とみる。

観光業界団体の豪観光輸出協議会が1月半ばに公表した調査によると、会員企業の7割が外国人客のキャンセルを受けたと回答した。

南半球が夏になる12月から2月は観光業界にとってかき入れ時だが、同協議会は火災の損失を45億豪ドルとはじく。

1月上旬には最大都市シドニーを擁するニューサウスウェールズ州の観光局が「夏にわが州への旅行を予定するみなさんは計画や(ホテルの)予約を変えないでほしい」と訴えた。

「シドニー都心部も含め(州内は)火災の影響を受けない地域が多い」と指摘した。豪航空大手幹部も「主要都市は安全だ。豪州支援の最もよい方法は豪州訪問だ」と主張する。

輸出を支える資源産業にも影響が及ぶ。豪英資源大手BHPは21日、19年10~12月期の発電用石炭(一般炭)の生産が前年同期を9%下回ったと発表した。

火災で発生した大量の煙が炭鉱に入り込み、操業の効率が落ちたことなどが響いた。

畜産業では、豪農務省によると被害の大きいニューサウスウェールズ州など東部の3州で焼死や殺処分された肉牛、羊などの家畜は計7万8千頭にのぼる。

対策の遅れで批判を浴びるモリソン政権は、支援を急ぐ。「記憶にある限り、最大の課題に直面している」(モリソン首相)という観光業に対しては7600万豪ドルを拠出、海外向けのキャンペーンなどに充てる。

森林火災の被害を受けた中小企業向けには、1社につき最大5万豪ドルの助成金や同50万豪ドルのローンも提供する。

ただ夏の終わりまで1カ月以上あり、気象次第でさらなる被害拡大もありうる。”(出典:日本経済新聞

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:森林火災長期化で観光業、農業などに打撃

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:RBA、政策金利据え置き(2020年2月)

RBA、政策金利据え置き(2020年2月)

” オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.75%に据え置いた。

市場では大規模な森林火災や中国で発生した新型コロナウイルスによる影響に懸念があるものの、中銀は強気の成長率見通しを変えなかった。

2020年の成長率見通しは2.7%、21年は3%にそれぞれ据え置いた。

ロイター調査ではアナリスト32人の過半数が金利据え置きを予想していた。

ロウ総裁は声明で、中銀の見通しは「低水準の金利、最近の税金還付、進行中のインフラ支出、資源部門の見通し改善、住宅建設の年内の回復見通し」が裏付けとなっていると指摘。

強気の声明を受けて豪ドルは1豪ドル=0.6680米ドルから0.6720米ドルに値上がりした。

エコノミストは現在、中銀が4月に政策金利を0.5%に引き下げると予想しており、先物市場は年内に政策金利が0.25%まで低下する可能性を織り込んでいる。

森林火災とコロナウイルスによる肺炎の感染拡大が景気の先行きに暗い影を落としている。

ロウ総裁は、この2つの要因が「国内の成長率を一時的に押し下げる」と認め、低金利が長期間続く必要があるとの認識をあらためて示した。

豪ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のアナリストは、新型肺炎を受けた政府による渡航中止勧告で、第1・四半期の国内総生産(GDP)成長率が0.15%ポイント押し下げられる可能性があると分析。森林火災による一時的な悪影響も見込む。

中国はオーストラリアにとって最大の貿易相手国で、中国人の観光客や生徒は同国の2兆豪ドルに上る年間GDPの0.9%前後を占める。

市場の注目は5日のロウ総裁の講演と7日公表の中銀の四半期金融政策報告に移るとみられる。”(出典:REUTERS via Yahoo!ニュース

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:RBA、政策金利据え置き(2020年2月)

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ノバク・ジョコビッチ 全豪オープン2020 男子シングルス制覇

ノバク・ジョコビッチ 全豪オープン2020 男子シングルス制覇

” 全豪オープンテニスは2日、男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が6-4、4-6、2-6、6-3、6-4で第5シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を下し、大会最多8度目の優勝を果たした。

ジョコビッチはティエムから激しいプレッシャーを受けたが、不屈の精神でセットカウント1-2から逆転勝ち。

4時間近いマラソンマッチを制し、全豪オープンで再び圧倒的な強さを見せつけたジョコビッチは、これで今季開幕から負けなしの13連勝となり、世界ランキング1位の座を奪還することが確定した。

四大大会(グランドスラム)の優勝は通算17回目で、最多記録を誇るロジャー・フェデラー(スイス)まで3回、ラファエル・ナダル(スペイン)まで2回に迫っている。

また、全仏オープンテニスを12回制しているナダル、ウィンブルドン選手権で8度タイトルを獲得しているフェデラーに続き、同一のグランドスラムで8回以上優勝した史上3人目の選手となった。

この日は体調が優れないように見える場面があり、第2セットと第3セットではコートを一時離れるなど苦しんだが、メディカルタイムアウトを取ったのを境に力を取り戻し、ティエムを抑え込んだ。

グランドスラムの決勝でセットカウント1-2から初めて勝利した32歳は試合後、「世界の中でも大好きなコートで、大好きなスタジアム。またこのトロフィーを掲げることができて幸せだ」と喜んだ。

一方、初のグランドスラムタイトルを逃した26歳のティエムは、「あなたと他の2人(ナダルとフェデラー)は男子テニスを新たな次元に押し上げている。

この時代にプレーできていることを幸せに思う」「きょうは届かなかったが、またすぐ一緒に戦いたい」とコメントした。”(出典:AFPBB News via gooニュース

続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ノバク・ジョコビッチ 全豪オープン2020 男子シングルス制覇

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:新型コロナウイルスによる経済打撃懸念

新型コロナウイルスによる経済打撃懸念

” オーストラリアとニュージーランド(NZ)の経済が、中国湖北省武漢を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大の影響により甚大な打撃を受けそうだ。

オーストラリアでは、資源業界がコモディティー市場の見通しが不安定になると懸念しているほか、

中国人訪問者の減少が観光業や教育部門への圧力となり、2020年上期に130億豪ドル(約9,427億円)の損失が予測されている。

オーストラリアの大学は、中国からの留学生が渡航できないことから、60億豪ドルの損失を受けるとみられている。

また、ホテルやレストラン、観光部門については、トランジットを含む中国本土での居住・滞在者に対する入国拒否が続く限り、毎月合計で10億豪ドルの損害となるようだ。

フライデンバーグ財務相は、ウイルスによる経済打撃の規模を試算中だとしながらも、「影響は甚大だろう」としている。

■豪人の救出作戦開始

オーストラリア連邦政府は3日、カンタス航空のチャーター便を派遣し、在留オーストラリア人300人を武漢から出国させた。

西オーストラリア州を経由してクリスマス島に移送し、検疫のため14日間隔離する。ただ、中には検疫を敬遠し、武漢に残ることを選択した人もいるようだ。”(出典:NNA ASIA

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:新型コロナウイルスによる経済打撃懸念

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:キャンベラ南郊の森林火災、勢い鎮火

キャンベラ南郊の森林火災、勢い鎮火

” オーストラリアの首都キャンベラ南郊を脅かしていた大規模な森林火災の勢いが、2日朝までに弱まった。

これにより消防隊が防火帯を強化し、住民を守ることが可能となった。

現場の消防隊によると、熱波によって上昇していた気温が下がり、雨の予報も出ていることから、森林火災はもはや緊急避難が必要なレベルではないという。

キャンベラを含む豪首都特別地域(Australian Capital Territory)では1月30日、熱波の予報に伴い、森林火災が南郊に達する恐れがあったことから、約20年ぶりに緊急事態を宣言した。

オーストラリア気象局(Bureau of Meteorology)によると、2月1日のキャンベラの気温は、41度を超えた。

主な脅威は、オローラル・バレー(Orroral Valley)火災によるものだった。この火災はニューサウスウェールズ(New South Wales)州の森林火災の一つと合流し、5万2,000ヘクタールが焼失したが、ほとんどは人里離れた低木林地だった。

現地では熱波の次に嵐の予報が出ている。嵐による雨が森林火災の鎮火に役立つ可能性があるが、鉄砲水などの災害が起きる可能性もある。

オーストラリアでは大規模な森林火災が発生した昨年9月以降、少なくとも33人が死亡。広大な土地が焼失した。

ニューサウスウェールズ、ビクトリア(Victoria)両州の各地では、今も80か所を超える森林火災が続いている。”(出典:AFPBB News via livedoor NEWS

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:キャンベラ南郊の森林火災、勢い鎮火

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:レベルズ、サンウルブズとの開幕戦を飾れず

レベルズ、サンウルブズとの開幕戦を飾れず

” レベルズ(オーストラリア)がサンウルブズ(日本)に屈し、痛い開幕戦黒星を喫した。

序盤にリードを許す展開となり、前半終了時点で13-22。試合終盤は追い上げたが、届かなかった。

19年W杯オーストラリア代表のFBデーン・ハイレットペテ(30)は「サンウルブズが非常にいいスタートを切って、我々にプレッシャーをかけてきた。

ブレークダウンのバトルで負けてしまい、サンウルブズにやりたい攻撃をさせてしまった。我々の(攻撃時の)ボールもスローダウンされてしまった」と反省点を挙げた。”(出典:日刊スポーツ via Yahoo! JAPAN

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:レベルズ、サンウルブズとの開幕戦を飾れず

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:キャンベラを含む首都特別地域(ACT)で大麻解禁

キャンベラを含む首都特別地域(ACT)で大麻解禁

” オーストラリアの首都キャンベラを含む首都特別地域(ACT)で31日、嗜好用大麻を個人で使用することが解禁された。豪州では初めて。

隣国ニュージーランドも9月の総選挙に合わせて、嗜好用大麻合法化の是非を問う国民投票を実施する。

解禁は米国の一部州やカナダなどが先行したが、オセアニアにも広がりつつある。

ACT政府は大麻解禁について「常用者に医療制度を通じて必要な支援を行うのが目的」と主張している。

18歳以上の成人は1人当たり乾燥大麻50グラムの所持や、最大2株(1世帯当たりでは最大4株)の自家栽培が認められる。

一方、人前では使用できず、大麻の取引も依然として禁止。嗜好用大麻を認めていない連邦法との関連で混乱も予想される。

連邦政府のポーター司法長官は地元テレビに「警察が法を執行することが期待される」と発言、引き続き取り締まるよう求めている。 ”(出典:JIJI PRESS via gooニュース

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:キャンベラを含む首都特別地域(ACT)で大麻解禁