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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:カンタス航空、パイロット養成学校を設立

カンタス航空、パイロット養成学校を設立

” オーストラリア航空大手カンタス・グループは22日、豪州でパイロット養成学校を設立すると発表した。2019年の開校を予定し、年間500人を養成する。自社向けだけでなく、同業他社にも人材を供給する。

初年度に最大2,000万豪ドル(約16億7,400万円)を投資する。アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は記者会見で「南半球で最大規模のパイロット養成学校にしたい」と述べた。

格安航空会社(LCC)の増加などで、航空産業ではパイロット不足が問題となっている。米ボーイングによると、今後20年で64万人のパイロットが不足し、その40%はアジア太平洋だという。

カンタスが開校する養成学校は、生徒数100人規模で始め、当初は自社で働くパイロットを養成する。高校や大学を卒業した人が対象。ジョイス氏は「特に女性に応募してほしい」と話した。同社は現在5%の女性パイロット比率を10年で40%に引き上げる考え。

機体への投資も積極的に行う。22日に発表した17年7~12月期決算で、傘下のLCC、ジェットスターで欧州エアバス「A321 neo」への更新を20年から始めると発表した。従来より座席が40席増え、航空券を安く販売できるという。

17年7~12月期の純利益は前年同期比18%増の6億700万豪ドルだった。経済活動の活発化に伴い、国内線事業が好調だった。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ターンブル首相、訪米の成果に言及

ターンブル首相、訪米の成果に言及

” 米国訪問を終えたターンブル連邦首相はトランプ大統領との会談について、「率直で実りが多かった」との感想を述べた。

ターンブル首相はルーシー夫人とともに24日(豪東部標準時25日午前)、キャンベラに向けて米国を出発した。

夫妻は23日のホワイトハウス訪問中、トランプ大統領夫妻にRMウィリアムズのブーツを贈った。

ルーシー夫人はまた、ターンブル首相のウェントワース選挙区にある店舗で作られたスカーフを、メラニア夫人にプレゼントした。

ターンブル首相は帰国前、「非常に価値のある訪問となった」と記者団に向かって話し、23日にホワイトハウスで開かれた記者会見でも「南シナ海での米国の航海パトロールにオーストラリア海軍も貢献したい」と述べている。

米国は、オーストラリアからの鉄とアルミニウムの輸入に対し、それぞれ24および10%の課税を導入したいと伝えられている。

4日間のワシントン訪問の最後には、毎年恒例の全米知事協会に、オーストラリアからも各州のリーダーらが同行・出席した。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スーパーマーケット競争、ウールワースがコールズ大きく引き離す

スーパーマーケット競争、ウールワースがコールズ大きく引き離す

” ウールワースとコールズのスーパーマーケット競争は、2月23日の報告でウールワースがコールズを大きく引き離す利益を出したことが伝えられた。ABC放送(電子版)が伝えた。

ウールワースは、ウエスファーマーズのバニングズに対抗するハードウエア大規模小売店として、マスターズ・チェーンを持っていたが、これが大きな失敗で2017年初めには12億ドルの損失を報告していた。

新しい報告で、ウールワースは昨年1年の利益を15億ドルとしており、大きな転回を成し遂げたことになる。

売り上げは3.7%上昇して555億ドルになったが、実質利益は4%近く下がり、14億ドルとなり、アナリストの予測よりもやや弱くなっている。

ただし、ウールワースは、昨年度の第4四半期にはかなり勢いがつき始めており、イースター調整同店舗比較で6.4%の成長、また、昨年度下半期の支払利息控除前税引き前利益も13%増えていると語っている。

ウールワースの食料品売り上げも1年間で4.5%増えており、2%増加にとどまったコールズを遙かに引き離している。

ただし、ウールワースのブラッド・バンドゥッチCEOは、支払利息控除前税引き前損失1億5,100万ドルはすぐには解消されないと語っている。

この報告でウールワースの株価は始値から1.2%上昇し、$27.38になった。 “(出典:NICHIGO PRESS)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ブランビーズ、東京での2018シーズン開幕戦を制す

ブランビーズ、東京での2018シーズン開幕戦を制す

” ラグビーの南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」に日本から参戦しているサンウルブズは24日、東京・秩父宮ラグビー場でブランビーズ(オーストラリア)との開幕戦に臨み、25-32で競り負けたが、7点差以内で得られる勝ち点1を取った。

昨季2勝13敗に終わったサンウルブズに対し、ブランビーズは2度の優勝を誇る強豪。

サンウルブズはモール攻撃が効果的で、3トライを挙げて前半を19-15で折り返した。後半は相手の圧力に苦しみ、3トライを奪われ勝ち越しを許した。

サンウルブズは3月3日に秩父宮でレベルズ(オーストラリア)と対戦する。

サンウルブズ・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)プレーは素晴らしかったが、満足できる結果が出なかった。セットプレーの強い相手によく対応したが、自陣から展開できず、打開策を見いだせなかった。

ブランビーズ・マッケラーHC 安心している。前半20分過ぎから自分たちの狙い通りにプレーでき、後半は完璧。防御プランを実行してくれた。”(出典:毎日新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:物価の行方を左右しうる減税法案の行方

物価の行方を左右しうる減税法案の行方

” 豪ターンブル政権、逆風に見舞われる

「減税」法案の行方は物価の行方を左右する可能性

豪ターンブル政権が大きく揺さぶられている。ジョイス副首相を巡る女性問題は政権支持率の悪化を招くなか、与党保守連合内の結束にも少なからず悪影響を与える可能性が出ている。

現時点で連立崩壊は見込みにくいが、来年の総選挙での政権転落は不可避の情勢となりつつある。

与党が政権公約とした「減税」を巡っても、野党のみならず準備銀も法人税減税に反発するなか、所得税減税が先行する可能性が高まっている。

足下のインフレ率は鈍い動きが続くが、減税の行方は物価動向に直結するだけに要注意と言える。”(出典:トレーダーズ・ウェブ

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所: トランプ大統領のインフラ整備計画、オーストラリアの年金基金が後押しへ

トランプ大統領のインフラ整備計画、オーストラリアの年金基金が後押しへ

” 米国の老朽化した道路や橋、空港を改修するトランプ米大統領の公約は、遠く離れたオースラリアの年金基金から思いも寄らない後押しを受ける可能性がある。

ターンブル豪首相は今週のホワイトハウスでの首脳会談で、豪州の年金基金2兆5,300億豪ドル(約212兆円)の一部を使ってトランプ米大統領のインフラ整備計画の資金調達を支援する案を提示する。

世界4位の規模を持つ豪年金基金の管理運用に携わるマネーマネジャーも首相の訪米に随行する。

チオボー豪貿易・投資相は訪米前のインタビューで、「米国のインフラを推進しようという極めて大胆な野心があり、

オーストラリアはプロジェクト設計や建設、資金調達、管理の面で中心になるはずだ」と述べた。

トランプ米大統領の1兆5,000億米ドル(約161兆円)規模の公共事業計画は、議会で超党派の支持が確保できていない上、財源を巡る疑念もあり、ハードルに直面している。

豪当局者らは、新たに借金することなく公有資産の売却やリースを通じて建設資金を調達する「アセット・リサイクリング」いう仕組みの成功に言及。

財務相時代にこうしたイニシアチブの重要な推進派だったホッキー豪駐米大使は21日、「インフラとそのより良い導入に関しては、オーストラリアには米国の役に立つ事例がある」と語った。”(出典:Bloomberg

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:テルストラと政府 5G周波数入札前倒しを巡り協議

テルストラと政府 5G周波数入札前倒しを巡り協議

” オーストラリア通信大手テルストラのアンドリュー・ペン最高経営責任者(CEO)は、次世代通信規格「第5世代(5G)」の周波数帯割り当て入札を巡り、連邦政府と実施の前倒しを協議していることを明らかにした。豪紙オーストラリアンが伝えた。

入札の時期は当初予定していた2019年から18年10月に前倒しされている。ペン氏はこれをさらに前倒しし、できるだけ早い時期に行う必要性を強調した。

テルストラは19年の5Gサービス提供を目指している。18年2月上旬には豪東部ゴールドコーストに5G技術の実証実験を行うイノベーション・センターを開設した。”(出典:日本経済新聞)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所: オーストラリア出身のNBA選手の通信簿(2017-2018シーズン前半終了時点)

オーストラリア出身のNBA選手の通信簿(2017-2018シーズン前半終了時点)

” 2017-18シーズン開幕の時点で、オーストラリア出身の8名がロースターに登録されていた。

この数字は1位のカナダ(11名)、2位のフランス(10名)に次いで3位であり、

オーストラリアの選手たちが着実に増加し、所属チームで活躍していることがわかる結果となった。

<オーストラリア出身のNBA選手(所属は開幕時のもの)>
カイリー・アービング(ボストン・セルティックス)
アーロン・ベインズ(ボストン・セルティックス)
アンドリュー・ボーガット(ロサンゼルス・レイカーズ)
マシュー・デラベドーバ(ミルウォーキー・バックス)
ベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
パティ・ミルズ(サンアントニオ・スパーズ)
ダンテ・エクサム(ユタ・ジャズ)
ジョー・イングルズ(ユタ・ジャズ)

今回は、現地メディア『FOX SPORTS』に掲載された、オーストラリア出身選手の通信簿をランキング順で紹介したい。

シモンズをはじめ、イングルズやベインズなど上位にランクインした面々は、所属チームにとって不可欠な選手として活躍していると言えるだろう。

なお、カイリーはアメリカとの二重国籍であり、アメリカ代表として国際大会に出場しているため、エクサムは肩の負傷により今季出場していないため、それぞれ除外とする。※成績はすべて2月16日(現地時間15日)終了時点

■1.ベン・シモンズ:Grade: A+
主要成績:平均16.4得点7.8リバウンド7.3アシスト1.9スティール

208センチでポイントガードをこなすスター候補

昨季はケガのため全休し、満を持してNBAデビューを飾った大型新人。208センチながら先発ポイントガードをこなし、トリプルダブルはリーグ3位となる6回達成している。

特筆すべきは、攻防両面で存在感を見せていることだろう。オフェンスでは208センチの高さとストライド(歩幅)を存分に生かしてコートを縦断。見事なパスセンスでチームメートの得点を演出し、自らは主にペイント内で効果的に得点できている。

ディフェンス面でもスティールを量産しているだけでなく、センターを除く4つのポジションをガードできる点は見過ごされがちだ。

■2.ジョー・イングルズ:Grade: A
主要成績:平均10.8得点4.1リバウンド4.1アシスト3ポイントシュート成功率45.3パーセント

攻防両面でジャズの主軸を務めるロールプレーヤー

4年目の今季は、リーグ有数の3ポイントシューターへと成長。昨季の3ポイントシュート成功率(44.1パーセント)をさらに上回っており、平均2.5本決めていることから、精度が高くなったと言えるだろう。

また、身体能力は高くないが、自身の経験と頭脳を使って相手選手を苦しめるディフェンスはもっと評価されるべきである。

■3.アーロン・ベインズ:Grade: B+
主要成績:平均5.7得点5.3リバウンド0.6ブロック

リーグトップレベルのディフェンスを裏方としてサポート

6シーズン目をプレーするハードワーカーは、イースト2位のセルティックスにおいて、献身的な働きを見せている。

リーグトップクラスのディフェンス力を誇るチームにおいて、欠かせない存在となり、プレータイム(平均18.1分)はキャリアベストを記録中だ。

ベインズがコートにいる時、セルティックスのディフェンシブ・レーティングは100失点ながら、ベインズがベンチにいるだけで106.3失点へと増えてしまっていることが、この男の貢献度を示している。

■4.マシュー・デラベドーバ:Grade: C
主要成績:平均4.4得点1.7リバウンド3.8アシスト3ポイントシュート成功率37.7パーセント

自己ベストのペースでアシストを記録中

足首の負傷もあり、今季は欠場が目立っている。昨年11月にエリック・ブレッドソーが加入すると、マルコム・ブログドン、ブレッドソーに次ぐ3番手となってしまったことで、プレータイムも減少。

それでも、36分換算では平均7.3アシストを記録、自己ベストのペースでチームメートにパスを供給している。

後半戦、バックスがプレーオフ上位シードを手にするためにはこの男の働きがマストとなるだろう。

■5.パティ・ミルズ:Grade: B-
主要成績:平均9.4得点1.8リバウンド2.6アシスト3ポイントシュート成功率38.6パーセント

安定感を増すことが今後のカギ

アップ&ダウンの激しいオーストラリア出身のスコアラー。今季は自己最高のプレータイム(平均23.8分)を得ており、ベンチから爆発力をもたらしている。今後は安定感を増すことで、活躍の場は広がるはずだ。

■6.アンドリュー・ボーガット:Grade: C-
主要成績:平均1.5得点3.3リバウンド0.5ブロック

ディフェンス面に定評のあるベテランセンター

キャリア13年目、33歳のベテランは、今年1月上旬にロサンゼルス・レイカーズをウェイブされ、未所属となっている。

オールスターブレイク以降、プレーオフに出場するチームが経験豊富なビッグマンとして獲得を狙っているという。特にディフェンス面では、まだまだ貢献できるだろう。”(出典:BASKETBALL KING

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