週始めに読み始め記をアップロードしていた

あまりに無防備な・・
” まず、最初に重要なのは、現地対策本部です。これは感染症対策の常識として、当該のダイヤモンド・プリンセス号の「外」に置かなければならないはずなのに、本部機能を船の中に置いてしまった。
このことについては、陣頭指揮をとった橋本副大臣も後に、「本部機能を船の中に置くこと自体がリスクだった」と、述べています。”(p151)
の一件に象徴される感染症対策のお粗末さに、
週始めに読み始め記をアップロードしていた

” まず、最初に重要なのは、現地対策本部です。これは感染症対策の常識として、当該のダイヤモンド・プリンセス号の「外」に置かなければならないはずなのに、本部機能を船の中に置いてしまった。
このことについては、陣頭指揮をとった橋本副大臣も後に、「本部機能を船の中に置くこと自体がリスクだった」と、述べています。”(p151)
の一件に象徴される感染症対策のお粗末さに、
作家でありジャーナリストである門田隆将さんが、新型コロナウイルス禍の深層に迫った『疫病2020』を読み始めてから
第一章 飛び込んできた災厄
第二章 お粗末な厚労省
第三章 異変はどう起こったのか
第四章 告発者の「死」
第五章 怒号飛び交う会議
第六章 中国依存企業の衝撃
第七章 迷走する「官邸」「厚労省」
第八章 台湾の完全制御作戦
第九章 リアリストたちの反乱
第一〇章 「自粛」という名の奮戦
第一一章 武漢病毒研究所
第一二章 混沌政界へ突入
第一三章 中国はどこへ行く
第一四章 未来への教訓
と章立てされているうち「第五章 怒号飛び交う会議」まで読み終えたのでおさらい。
本作については、門田隆将さんのTwitterで時折言及されており、

帯に記された
” 一〇〇年に一度と言われるウイルス禍の日本、中国、世界。再び「あのとき」を体験し、検証し、本質を抉る全く新しいノンフィクション ”
本書、帯
の文言も刺激的で、購入早々に読み始め。

本書について「はじめに」で
” 私は、新型肺炎発生からの事象を細かく追いながら、さらにSARS(重症急性呼吸器症候群)の際の教訓を徹底的に生かした台湾と、それを全く生かせなかった日本を比較しつつ、今回の新型ウイルス発生の意味を描かせてもらおうと思う。”(p5)
と記され、
緊急事態宣言が明けても、東京都内では程なく警戒が呼びかけられる東京アラートが発せられる

間隙を縫って、映画『Fukushima 50』を鑑賞。
もともと(2020年)2月に参加した安田成美さんのサイン会に参加した際、ご本人から本作への言及(=オススメ)があり

やがて、原作(『死の淵を見た男』)が門田隆将さんであることを承知し、(作品の)粗すじを知るに至り、「これは観に行かねば」と決意。
ただ時間経過とともに、映画館での鑑賞が懸念される状況となり、やがて営業自粛を余儀なくされ、
4、5月の一部期間は、オンラインで鑑賞出来るチャンスもありましたが、「なるべくなら大きなスクリーンで観たいな」と。
一昨年(2018年)、世田谷文学館で開催された筒井康隆展に足を運んだことを契機に

筒井作品に触れる機会が増え、
公式サイトの笑犬楼大通り内のコンテンツ:偽文士日碌(Web日記)も時折覗くようなルーティンが定着していました。
二月末に突如、御子息の筒井伸輔さんの訃報を知り、

面識はないものの同世代では有り、周囲が予期していなかったとの展開に衝撃を。
翌月、

個展「筒井伸輔展」についての続報があり、子を思う筒井康隆さんの思い伝わる内容に「これは是非行ってみたいなぁ」と。
時節柄、感染症対策として予約制&5名限定+入館前の検温、マスク着用という形での開催。
数日前、晴れて初日の予約が取れ、会場のMIZUMA ART GALLERYを訪れれば、ほぼ貸切り状態。
どっぷりと(作品の)主の世界観に浸ることが可能となり、歩を進めていけば

一見して分かる作風の特徴に、配布用資料によるとインドネシアはジャカルタ応報時、
” インドネシアのバティック(ろうけつ梁)と自身の作品には、技法やイメージに類似点が多いことに気づいた筒井は、バディックで使用されるチャンティンという器具に注目します。
チャンティンは細い口金のついた銅製の器具で、温めたロウを入れて図柄を描きます。
これまでの筒井の作品は、モチーフが描かれた型紙をパズル状に切り分けてキャンパスに配置し、紙を一片ずつ外してロウを流し込んで画面を構成していましたが、チャンティンを使用することによって、型紙を使用する従来の工程ではなく、キャンパスの上に直接ロウで線を引くことができるようになりました。”
との説明書き。
女優 常盤貴子さん初エッセイ集『まばたきのおもひで』出版から開催に至った

「さまざまなまばたき・新春『言』始め」『まばたきのおもひで』刊行記念と題されたイベント(トーク&サイン会)に参加。
イベント情報を知った時点、完全に出遅れ「売切れ」となっていたものの

追加チケット募集前に情報を知り、晴れて滑り込んでいたもの。
書店で『まばたきのおもひで』は見掛けており、常盤貴子さんは、その昔「進め!電波少年」にゲスト出演された際が知り始め、

そこから断続的に近況をアップデートしていたところも、エッセィ集への興味等から参加を決心。
初回販売が60名程度で、追加が20名程度であった模様で、購入順での入場となり、
(会場の)本屋B&Bに入った時点で、(購入者はサインが貰える)書籍購入に長い列が出来ているなど、相応の熱気。
中央やや右側3列目に陣取り、開演までスタンバイ。
定刻の20::00を迎え、共に登壇される本書でイラストを担当された鈴木康広さんに、大林宣彦監督の御子息でホットサンド倶楽部 大林千茱萸さんと共に常盤貴子さん入場。
お話しはお三方の年末年始の過ごし方に、アート論に、ゆるくもあり、ところどころ(アートについて語り合われたところで)深みを感じたり。
約1時間に及んだトークで印象的であったのは、常盤貴子さんが書店イベントに出られるギャップがありましたが、
本書が出版される時点で、鈴木康広さんと話し合われていたそうですが、このようなファンと近しい距離感を意識されるようになったのは
続きを読む 常盤貴子さん、鈴木康広さん、大林千茱萸さん登壇の『まばたきのおもひで』刊行記念イベントで常盤貴子さんの気さくに心打たれた
作家 門田隆将さんの『新聞という病』を読了。
「はじめに」で
” 本書は、産経新聞に連載している『新聞に喝!』と、月刊『正論』に寄稿した原稿をベースに、変貌するジャーナリズムの姿や、
本質を見失いつつある世の中のありようをできるだけわかりやすく切り取り、指摘させてもらった論評集である。
私自身がさまざまな出来事やニュースに接した際に、率直に抱いた感想や見解をそのまま綴ったものと表現した方が正確かもしれない。”(p8)
と紹介があり、
第一章 朝鮮半島危機に何を報じたか
第二章 報道は歴史を直視しているか
第三章 「謝罪」の後の主義主張
第四章 命より憲法という観念論
第五章 なぜ「現実」を報道できないか
第六章 ”ビラ”になった新聞
第七章 自ら放棄する言論の自由
という章立て構成。
全286ページの厚みながら、多くは3ページの分量でさくさくと読み進められます。
書かれてある内容は、朝日新聞に照準合わされた論評が目立ち
書店にふらっと立ち寄った際に、サイン本の発売を見つけ、即買いしていた

筒井康隆さんの『老人の美学』を読了。
・・という経緯から、タイトルに即しているであろう内容は一先ず置いといて、という状況で読み始めましたが、
思いの外、
ノンフィクション中心に多数の著書を上梓されている門田隆将さんの
『あの一瞬 アスリートが奇跡を起こす「時」』を読了。
本書は
第一部 オリンピックという魔物
第一章 ピークをどこに 最強ランナー「瀬古利彦」はなぜ敗れたのか
第二章 志は国境を越えて 女子ソフト「悲願の金」をもたらした女の輪廻
第三章 失敗する練習 極限の緊張を凌駕した「加藤次男」の大逆転劇
第四章 勝機はその一瞬だけ 山下泰裕を揺るがせた「遠藤純男」の執念
第五章 すべてはチームのために サッカー日本代表はなぜ「銅」を獲得できたのか
第二部 アスリートの原風景
第六章 過酷な減量の末に 「ファイティング原田」が演じた世紀の番狂わせ
第七章 居場所を求めて 日米野球の因縁と「怪物スタルヒン」の涙
第八章 「王者」たるゆえん 「新日鉄釜石vs同志社」史上最強激突の意地
第九章 素朴さに触れて 大鵬・柏戸「昭和最高の決戦」秘話
第十章 全力で「分力」を叩く 明徳義塾ナインが「松井五敬遠」で見た風景
の十章立てで、門田隆将さんが