昨年(2021年)↓で

直木賞受賞した佐藤究さんですが、本作(『QJKJQ』)では2016年に江戸川乱歩賞を受賞。
『テスカポリトカ』で佐藤究さんの世界観に触れて以降、作品に向き合う前( ↓の時など)には

相応な覚悟のようなものを感じていますが、本書(『QJKJQ』)のあらすじを裏表紙から転記すると
昨年(2021年)↓で

直木賞受賞した佐藤究さんですが、本作(『QJKJQ』)では2016年に江戸川乱歩賞を受賞。
『テスカポリトカ』で佐藤究さんの世界観に触れて以降、作品に向き合う前( ↓の時など)には

相応な覚悟のようなものを感じていますが、本書(『QJKJQ』)のあらすじを裏表紙から転記すると
筒井康隆先生の『佇む人 リリカル短篇集』を読了。
タイトルに踊る「リリカル」の語意に馴染みなかったところ巻末の小池真理子さんによる「解説」によると
” 「リリカル短篇集」と銘打たれ、筒井さんの作品の中でも、叙情味あふれるものばかりがセレクトされている文庫 “(p356)
とのことで、昨年(2021年12月)末に読み上げていた

もう一つの短篇集のテーマは性を軸とした切り口でしたが 、
代表作の一つと承知していて、半年ほど前にサイン本を購入出来ていたところ

昨年(2021年)末頃から未読であることが気になり出し、年明け落ち着いたところで手に取った経緯。
6日ほどかけて第一部〜第二部の全475ページを読み終え、本数冊を読み込んだかの読後感 ^0^;
あら筋を巻末の文芸評論家 斎藤美奈子さんの「解説」から引用すると
2022年を迎え最初の読了本は、小説家 佐藤究さんの『サージウスの死神』。
巻末の書評家 吉田大助さんの「解説」によると
” この一九七七年福岡県生まれの作家は、実は二七歳の時に純文学のフィールドでデビューしていた。
当時のペンネームは、佐藤憲胤。第四七回群像新人文学賞優秀作を受賞した、純文学作家としてのデビュー作が、このたび一五年越しに初めて文庫化されることになった『サージウスの死神』だ。佐藤究のルーツは、これだ。”(p210-211)
と後の2021年『テスカポリトカ』↓

で、直木賞を受賞することなる佐藤究さんの記念碑的な作品。

また、『テスカポリトカ』に至る三部作に名を連ねるとの作品で
2021年末、筒井康隆先生の『陰悩録 リビドー短篇集』を読了。
本書について巻末の藤田宜永さんによる「解説」から引用すると
” すべての短篇のテーマはセックスである。”(p355)
というもので、収録されている作品は全部で十四篇。
描かれているのは
前々回に、読み始め記 ↓

をアップロードしていた佐藤究さんの『テスカポリトカ』を読了。
早々に、(移動しながら等の)ながら読みでは対峙出来ぬであろう重層的且つ一筋縄では読み解けぬであろう設定に気づき、
週末のまとまった時間を本書の読み進め(300ページ+)にあてた次第でしたが、結論としては一回で記述を読解出来るところまでに至らずも、
第165回直木賞受賞作 佐藤究さんの『テスカポリトカ』を読み始めて
I 顔と心臓
II 麻薬密売人と医師
III 斷頭台
IV 夜と風
暦にない日
と分かれているうち「I 顔と心臓」を読み終え、「II 麻薬密売人と医師」の前半に差し掛かっている(〜p190)ので、そこまでのおさらい。
読み始めの経緯は ↓

で触れていますが、立ち上がり
” 十七歳のメキシコ人少女の冒険。
牛肉を運ぶトラックの荷台にまぎれこみ、毛布にくるまって木陰で眠り、知らない州の知らないバスに乗り、ひたすら南下する。やせこけた老人が乗る牛車よりもさらにのろまな農家のトラクターを呼び止めて、むりやり乗せてもらったこともあった。
相手がどんなにやさしげな笑顔を見せてこようと、信用しない。”(p014)
という生き残りを賭けた冒険の末、日本に辿り着き、そこから彼女軸に話しが推移していくのかと思いきや 続きを読む 佐藤究さんが描いた果てしなく深淵なる闇:『テスカポリトカ』読み始め
(2021)12月を折り返そうかというタイミングで、11月後半に積み上がっていた7冊を読み終え、

新たに目の前に揃いし

小説家 佐藤究さん作品で4冊。
従来、ノンフィクション等、リアリティ重視で小説とは距離を置いていた(=得意でなかった)ものの