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梶芽衣子さんが貫いた「媚びない めげない 挫けない」生きざま:『真実』読了

女優 梶芽衣子さんの著書『真実』を読了。

先日参加したミニライブ&サイン本お渡し会の対象書籍で、

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(イベント)翌日から読み始めて3日目に読了。

お渡し会で頂戴した本に豪快に書かれてあったサイン

存分に伝わる梶芽衣子さん伝説と「らしさ」

話しは高校時代に銀座でモデルにスカウトされたことに始まり、右も左も分からない状態での映画撮影の際、

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糸井重里さんが振り返った『ほぼ日刊イトイ新聞』が出来るまでとそれから:『ほぼ日刊イトイ新聞の本』読了

先日、中間記をアップロードした

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糸井重里さんの『ほぼ日刊イトイ新聞の本』を読了。

もともとは2001年に出版されていた単行本『ほぼ日刊イトイ新聞の本』が、

2004年の文庫本化にあたり、第八章 その後の『ほぼ日』が、加筆されたもの。

単行本刊行時は

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糸井重里さんが振り返った『ほぼ日刊イトイ新聞』が出来るまでとそれから:『ほぼ日刊イトイ新聞の本』中間記

コピーライティングをはじめとして、クリエイティヴの分野で多彩な才能を発揮されている糸井重里さんの著書『ほぼ日刊イトイ新聞の本』を読み始めて

 第一章 ぼくが『ほぼ日』を始めた理由

 第二章     とにもかくにもはじまった

 第三章 「いま仕事が流行っている」

 第四章 『ほぼ日』をはじめて気づいたこと

 第五章 もう一度よく考えてみた

 第六章 『ほぼ日』に風が吹く

 第七章 『ほぼ日』幼年期の終わり

 第八章 その後『ほぼ日』

とあるうちの第三章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

序盤は、糸井重里さんのインターネットとの出会いに、

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二井原実さんが振り返ったLOUDNESSで得た栄光と苦悩の日々:『二井原実 自伝 真我 SINGER 』読了

LOUDNESSのヴォーカリスト 二井原実さんの『二井原実自伝 真我 Singer』を読了。

” 1988年は、日本国内を重点的にツアーした。そしてその年末、僕は大きな転機を迎えることになる。

バンドがすでにロサンゼルスで次のアルバムの制作に着手し始めていた頃のことだ。ふたたびマックス・ノーマンと組んで作業することになり、僕の兄貴分であるスティーヴが今回も歌詞作りを手伝ってくれ、歌のコーチ役を買って出てくれていた。僕らはすでにデモを作り始めていた。

そんな頃、とてもショッキングな出来事があった。アルバムのプリプロダクションが進みつつあった頃のある日、アメリカ人ジャーナリストの電話インタビューを受けることになった。

すると彼は、こう切り出してきた。「アメリカ中で ラウドネスのヴォーカルが変わる という噂がある。実際、いろんなヴォーカリストに声がかかっているらしい。それは本当なのか?」と。

それを彼は、こともあろうに他ならぬ僕の直接尋ねてきたのだ。僕自身、その時点ではそうした動きがあることをまったく知らずにいたというのに。

ただ、バンド内の空気にちょっとそれまでとは違うものを感じていた頃ではあった。とはいえ僕としては衝撃的だったし、頭のなかで本当にガーンという音がするようだった。

当時はちょうど、僕と他のメンバーたちは別のスタジオで作業していて、コミュニケーションがあまりとれていなかった時期でもあった。

僕のいないところでどういう話が進んでいるのかも知りはしなかった。そして数日後の朝、メンバーたちが揃って、僕の部屋にやってきて「ヴォーカリストを変えてやっていきたい」と直接告げられた。”(p120-121)

という当時ファンにも大きな衝撃を与えたLOUDNESS解雇に至る経緯であったり、

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二井原実さんが振り返ったLOUDNESSで得た栄光と苦悩の日々:『二井原実 自伝 真我 Singer 』読み始め

LOUDNESS 二井原実さんの自伝『二井原実自伝  真我  Singer』を読み始めてから

 第一章 誕生前夜〜THE BIRTHDAY EVE

 第二章 ラウドネス始動〜LOUD ALIVE

 第三章 アメリカへ〜THUNDER IN THE EAST

 第四章 決別、再生〜DREAMS OF DUST

 第五章 再会、出航〜THE SUN WILL RISE AGAIN

 第六章 そして未来へ〜RISE TO GLORY

 第七章 家族よ〜ONE

とあるうちの第二章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

二井原実さんの本は、遠い昔『ロックン・ロール・ジプシー』を読了していたはずも、内容はほぼ失念。

本書は、二井原実さんの生い立ち、キャリアを克明に記されており、

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荻原浩さんが描いた、小説にしか描けない、脳と心 の世界:『海馬の尻尾』読了

直木賞作家 荻原浩さんの『海馬の尻尾』を読了。

先日、中間記を書いていた時点では、

<< 2018年3月11日投稿:画像は記事にリンク >> 荻原浩さんが描いた、小説にしか描けない、脳と心 の世界:『海馬の尻尾』中間記

> 後半に突入していくに従ってペースアップと予測され、

と書いていたものの、

実際は花粉の影響で体調最悪期に突入、、。この状況で、500ページクラスの本を読み上げるの「パワー要ったなぁ」の実感も、

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荻原浩さんが描いた、小説にしか描けない、脳と心 の世界:『海馬の尻尾』中間記

直木賞作家 萩原浩さんの『海馬の尻尾』を読み始めて、

区切りが全部で25あるうちの13まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

『海馬の尻尾』店頭POP

文学はあまり読む機会ないですが、萩原浩さんは書店で販売されていた直木賞受賞作の『海の見える理髪店』のサインに添えられたイラストが印象的で、

<< 2016年10月26日投稿:画像は記事にリンク >> 直木賞作家 荻原浩さんの新刊『ストロベリーライフ』刊行記念サイン会で過ごした、ちょっと嬉しい展開

また、サイン会↑の際も人柄が伝わるご対応を頂き、

きっかけはサイン本。
見開きに書かれてあったサイン+イラスト

本作(『海馬の尻尾』)も、サイン本を見つけたことがきっかけで購入。

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高城剛さんが明かす、地下アイドルに大麻産業に気功師など、気になる世界の本当のところ:『21世紀の「表」のハローワーク:人には言えないもうひとつの職業図鑑』読了

」に続いては

<< 2018年3月5日投稿:画像は記事にリンク >> 高城剛さんが明かす、夜に、裏の世界の携わる人たちの現実(生計):『21世紀の「裏」のハローワーク:人には言えないもうひとつの職業図鑑』読了

「表」ということで

高城剛さんの『21世紀の表ハローワーク』を読了。

「表」の方は、

 地下アイドル

 大麻産業

 タネ販売

 探偵

 気功師

 築地仲卸

 盗撮盗聴

という職種にスポットライトが当てられ、高城剛さんがそれぞれの職業に従事されている方々に切り込まれています。

知られざる大麻が発揮している多様性

印象に残ったのは、大麻産業(対談相手はヘンプ フーズジャパン社長兼エリクシノール社長 松丸誠さん)で

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