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荻原浩さんがユーモアを交えて綴った、野菜づくりと小説家としての日常:『極小農園日記』中間記

直木賞作家 荻原浩さんの初エッセイ集『極小農園日記』を読み始めて

半分あたりのところまで来たので、そこまでのおさらい。

野菜づくり体験

本書は、

1章 極小農園日記 Part 1<秋冬編>

 2章 極狭旅ノート

 3章 極私的日常スケッチ

 4章 極小農園日記 Part 2<春夏編>

という章立てのもと、主として雑誌の連載がまとめられたもので

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小泉純一郎元首相が振り返った、議員活動を通じて実現しようとした日本への思い:『決断のとき ー トモダチ作戦と涙の基金』読了

小泉純一郎元首相が、自身の政治家としてのキャリアを振り返った『決断のとき ー トモダチ作戦と涙の基金』を読了。

先月参加した講演会↓の対象書籍で、

<< 2018年3月10日投稿:画像は記事にリンク >> 小泉純一郎元首相が原発ゼロを通じて説く日本への思い:『決断のとき ー トモダチ作戦と涙の基金』刊行記念 小泉純一郎講演会「日本の歩むべき道」参加記

 序章 ルポ・「涙」のアメリカ訪問記 常井健一

 第一章 仁 小泉純一郎

 第二章 義 小泉純一郎

 第三章 礼 小泉純一郎

 第四章 智 小泉純一郎

 終章 「信」を問う 常井健一

という章立てのもと、主として小泉純一郎元首相が語ったことをかつて『小泉純一郎独白』を出版されている

<< 2016年2月26日投稿:画像は記事にリンク >> 小泉純一郎元首相の本音が、本を越えて次々と突き刺さってきた:『小泉純一郎独白』読了

(取材・構成)常井健一さんが、まとめられて上肢された一冊。

小泉純一郎元首相を突き動かした一言

序章と第一章は記述の重複が散見され、引っかかるところもありましたが、先日の講演会のテーマにもなった

トモダチ作戦被害者支援基金」に、小泉純一郎元首相が携わることになった経緯がまとめられており、復習的な意味合いで読めました。

東日本大震災後、韓国行きを変更して復興支援に当たってくれた米兵の

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西村賢太さんが描く、北町貫多の激情と襲われた後悔の三編:『夜更けの川に落葉は流れて』読了

『苦役列車』で芥川賞を受賞された西村賢太さんの『夜更けの川に落葉は流れて』を読了。

今年(2018年)1月、大雪に見舞われた日に八重洲ブックセンターで開催されたイベントで、

出典:八重洲ブックセンター ウェブサイト(画像はイベント情報にリンク)

(イベント参加はしておらずも)後日、店置き用に書かれたと思わしきサイン本を見つけて入手していたもの。

本に書かれてあった西村賢太さんと伊藤雄和さん(OLEDICKFOGGY)のサイン

先日読了した『蠕動で渉れ、汚泥の川を』は全248ページながら展開されるストーリーに惹きつけられ読み易かったですが、

<< 2018年3月30日投稿:画像は記事にリンク >> 西村賢太さんが描く、貫多の悶々として生々しき日常(西村文学デビュー):『蠕動で渉れ、汚泥の川を』読了

本書は三話収録で全181ページという構成に、それぞれの話しの面白さもあり、ペース良く読了に至りました。

北町貫多の⤴️から⤵️への軌跡 x3

最初の「寿司乞食」は、

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野村監督こと野村克也さんに学ぶ、変わることを厭わず、頭と言葉を武器にして起こした番狂わせの法則26:『究極の野村メソッド 番狂わせの起こし方』読了

野村監督こと野村克也さんの著書『究極の野村メソッド  番狂わせの起こし方』を読了。

先日参加したトーク&サイン本お渡し会の対象書籍として入手したもの。

<< 2018年3月28日投稿:画像は記事にリンク >> 野村監督こと野村克也さんが語った2018年のプロ野球界と監督の器:『番狂わせの起こし方』刊行記念 トーク&サイン本お渡し会 参加記

まず、タイトルを見て、昨年(2017年)出版された元千葉ロッテマリーンズ里崎智也さんの著書

<< 2017年3月5日投稿:画像は記事にリンク >> 里崎智也さん(元千葉ロッテマリーンズ)に学ぶ、「エリート」を倒し、「一番」になる方法:『エリートの倒し方』読了

(『エリートの倒し方』)を思い出し、「(下克上的なこと)今、世の中で求められているトレンドなのかなぁ」と。

番狂わせの起こす人の条件

続々と出版されてくる印象の野村克也さんの著書、(時事ネタ以外)今さら新しいことと云うよりも

テーマによって、野村克也さんのお考えに切り込まれるアングルが異なるとの感覚ですが、本書では

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百田尚樹さんが説く、大切なものを守るために身につけるべき「逃げる」という選択:「逃げる力」読了

百田尚樹さんの新刊『逃げる力』を読了。

最近の百田尚樹さんの著書は殆ど読んでいますが、今回も書店で見付けた際にタイトルに興味を持ち、

購入本に書かれてあったサイン

「サイン本で欲しいなぁ」と思っていたところ即日見つけての購入。

「逃げる」ことで得られる未来

「まえがき」で

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西村賢太さんが描く、貫多の悶々として生々しき日常(西村文学デビュー):『蠕動で渉れ、汚泥の川を』読了

先日、読み始め記をアップロードした

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西村賢太さんの『蠕動で渉れ、汚泥の川を』読了.-

購入から、実際に本を読み始めるのに時間を要したのは、難解なタイトルに一因があったように思いますが、

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西村賢太さんが描く、貫多の悶々として生々しき日常(西村文学デビュー):『蠕動で渉れ、汚泥の川を』読み始め

芥川賞作家 西村賢太さんの『蠕動で渉れ、汚泥の川を』を読み始めて

二六〇ページあるうち、八八ページ(五/一六)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

一昨年(2016年)7月に本書の刊行記念トークショーに参加して対象書籍として入手していたものが、

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梶芽衣子さんが貫いた「媚びない めげない 挫けない」生きざま:『真実』読了

女優 梶芽衣子さんの著書『真実』を読了。

先日参加したミニライブ&サイン本お渡し会の対象書籍で、

<< 2018年3月24日投稿:画像は記事にリンク >> 梶芽衣子さんの芯がありながらも気さくな人柄に触れてきた:梶芽衣子『真実』刊行記念 ミニライブ&サイン本お渡し会 参加記

(イベント)翌日から読み始めて3日目に読了。

お渡し会で頂戴した本に豪快に書かれてあったサイン

存分に伝わる梶芽衣子さん伝説と「らしさ」

話しは高校時代に銀座でモデルにスカウトされたことに始まり、右も左も分からない状態での映画撮影の際、

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