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古賀茂明さんと望月衣塑子さんが迫った、安倍晋三政権の闇と深層:『THE 独裁者』読了

元通産官僚で現在は「改革はするが、戦争はしない」をスローガンに掲げる市民の集まりフォーラム4をリードされている古賀茂明さんと、

菅義偉官房長官の会見でのやり取りで脚光を浴びることになった東京新聞 望月衣塑子さんの共著『 THE独裁者  国難を呼ぶ男!安倍晋三』を読了。

看過してはならない深層

お二人に共通することとして、安倍晋三政権の問題提起、警鐘といった立場がありますが、

 PART 1  大胆予測!安倍政権の未来図

     PART 2  森友問題とは何だったのか?

     PART 3  加計学園疑惑の深層

    PART 4  安倍政権の正体

    PART 5  私たちにできること

という目次立てのもと、

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山田五郎さんに学ぶ、なんでも愉しめるようになる「好きになる力」の活かし方:『人生を面白くする「好きになる力」』読了

評論家、「出没!アド街ック天国」をはじめTV番組のコメンテーターとしてお馴染み山田五郎さんの著書

『人生を面白くする「好きになる力」』を読了。

先日観覧したトークショー↓に参加する直前、

<< 2018年2月17日投稿:画像は記事にリンク >> 山田五郎さんが誘(いざな)う伝統工芸の魅力:伝統工芸品展 WAZA2018 トークイベント参加記

山田五郎さん熱が高まって購入していた経緯。

落差あるリアルな山田五郎さん像

山田五郎さんと聞くと、イメージ的に広範に及ぶ専門性から好きなことだけをストレスなく・・ と思いきや

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新井紀子さんが明らかにするAI -人工知能- と共存できる近未来との向き合い方:『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』読了

数学者で国立情報学研究所教授、国立社会共有知研究センター長などの肩書きを持ち、著書も多い

新井紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち 』を読了。

先日参加した東京大地塾で佐藤優先生が、

<< 2018年2月16日投稿:画像は記事にリンク >> 鈴木宗男、佐藤優両先生登壇の勉強会で、平昌オリンピック裏での攻防に、仮想通貨及びAIが導く未来に・・ さまざま考えさせられてきた:「東京大地塾」参加記 ⑬

今一番のオススメといった形での紹介があり、興味を持っての購入。

人工知能が実現出来ること(出来ないこと)

本書を読むまで、AI(人工知能)について日進月歩で進化を遂げていて、

シンギュラリティと称される人間の脳を超える日も迫っているのかと思いきや

本書を開いての冒頭、「はじめに ー 私の未来予想図」で、新井紀子さんは

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落合陽一さんに学ぶ、停滞に終止符を打ち、戦況を好転させる日本再興のグランドデザイン:『日本再興戦略』読了

先日、中間記↓をアップロードした

<< 2018年2月19日投稿:画像は記事にリンク >> 落合陽一さんに学ぶ、停滞に終止符を打ち、戦況を好転させる日本再興のグランドデザイン:『日本再興戦略』中間記

落合陽一さんの『日本再興戦略』を読了。

時代を風を捉えるリーダー 2.0

本の後半、まとめ的なところ、これからの個人の在りようについて・・

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落合陽一さんに学ぶ、停滞に終止符を打ち、戦況を好転させる日本再興のグランドデザイン:『日本再興戦略』中間記

「現代の魔法使い」との異名を持ち、教育分野に、ビジネスに、アートなど特定のカテゴリーに捉われることなく、

幅広い分野で才能を発揮されている落合陽一さんの新著『日本再興戦略』を読み始め

 第1章 欧米とは何か

 第2章 日本とは何か

 第3章 テクノロジーは世界をどう変えるか?

 第4章 日本再興のグランドデザイン

 第5章 政治(国防・外交・民主主義・リーダー)

 第6章 教育

 第7章 会社・仕事・コミュニティ

と、全部で7章あるうちの第3章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

日本の現在地、志向すべき未来

落合陽一さんと聞くと、ベクトルが未来に向かっているイメージが強いですが、

本書では

” 今の日本は、自虐的な批評に飽きて自信を喪失している気がします。そこで過度に自信をつくろうとして、内部的には「日本はすごい」と自画自賛するコンテンツばかりになってしまっています。

日本が自信を取り戻すためにまず大事なことは、「過去において日本は根本的に何がすごかったのか、何がすごくなかったのか」について我々の常識を更新しながら考えることです。”(位置 No.89/電子書籍のページ数)

” 日本は国策によって急激に近代化を果たした国です。明治時代以降に我々が手本にしたのは、いわゆる欧米型といわれる欧州型と米国型でした。

明治維新では、主に欧州型を手本にして、1945年以降は、米国主導で、戦勝国型を手本にして国をつくってきました。

この欧州型と米国型が合わさって、「欧米」という概念になったわけですが、それをもう一度見直してみるのもこの本の趣旨です。”(位置 No.111)

とここまで読むと、本のタイトルも腹落ちしてきますが、一旦、ほつれた糸をほぐして、

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佐藤航陽さんに学ぶ、お金の問題を解決し、未来から歓迎される生き方:『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』読了

株式会社メタップス代表取締役社長で、時間を売買できるタイムバンク=これまで曖昧だけれども誰もが価値があると感じていたものをネットを使って可視化し、経済の原理を適用することで既存とは違うルールで運営される別の経済システム/位置 No.1941)などへの取り組みもされている佐藤航陽さんの

先月(2018年1月)参加した神田昌典先生の講演会で

<< 2018年1月27日投稿:画像は記事にリンク >> 神田昌典さんが紐解く、未来から潮流を読み「当てにいく人」のための2018年:『2022』全国縦断講演ツアー 参加記

ちょろっと佐藤航陽さんについて紹介されたシーンがあり、興味を持ったもの。

時代の変化を読み解く

序盤は今、世の中で起こっていること、

” 既存の経済ではマネーキャピタルを増やすことがうまい人(経営者・投資家)が大きな力を持っていましたが、これからはソーシャルキャピタルを増やすのに長けた人も大きな力を持つようになると思います。”(位置 No.1694-1702)

と、価値の変容について言及されています。なお、ソーシャルキャピタルとは、

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20年の時を経て明らかにされたヒクソン・グレイシー対高田延彦戦の舞台裏:『プライド』読了

1997年10月11日、東京ドームで行われた(Rickson Gracie:)ヒクソン・グレイシー対高田延彦戦の舞台裏に迫った

スポーツライター 金子達仁さんの著書『プライド』を読了。

20年を経て当事者が明かす衝撃の舞台裏

時を遡ること今から約20年前、会場に足を運んだ者の一人として脇を通り過ぎることは出来ない興味深いテーマで、

結論的な部分から引用すると、

” 高田延彦が目指していたのは、キング・オブ・スポーツの地位だった。

ヒクソン・グレイシーにとって、戦いとは命を賭した果たし合いだった。

一人の男は誇りを賭け、一人の男は命を賭けた。

日本人が負け、ブラジル人が勝った。より大切なものを賭けた者が勝った。それがPRIDE・1の真実だった。”(位置 No.2837/電子書籍のページ数)

そのことが結果において如実に示され、決戦に至るプロセスも、(高田延彦さんは)完全に調整に失敗し、

リングに上がった時の心境を高田延彦さんは・・

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宮本慎也さん(東京ヤクルトスワローズ)に学ぶ、弱者が強者に勝つための洞察力:『洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意』読了

今シーズンから東京ヤクルトスワローズにヘッドコーチとして復帰された宮本慎也さんの著書

『洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意』を読了。

サイン本販売の情報を検索し、

出典:書泉ウェブサイト(画像はサイトにリンク)

最後の一冊を入手したことが出来た縁で読むことになった一冊。

書泉ブックマート B1F 売場
本に書かれてあったサイン

内容は『週間ダイヤモンド』の連載の中から抜粋、大幅加筆されたもので、

 第1章 一流 一流と二流を分けるもの

 第2章 プロ プロフェッショナルの仕事とは

 第3章 変化 変化を続けられた者だけが生き残る

 第4章 成長 成長する人、しない人の小さな違い

 第5章 役割 自分の役割を見つけ、果たす

 第6章 指導 結果を出す指導者の役割

 第7章 組織 勝つ組織の必然性

の7章立てで構成。

本編では、PL学園の先輩 (元 中日ドラゴンズ立浪和義さんの気配りを例に、

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