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田村淳さんが説く好きな人だけに好かれるコミュニケーション:『超コミュ力』読了

お笑い界にとどまらず幅広いジャンル、メディアで存在感を発揮されている田村淳さんの『超コミュ力』を読了。

タイトル末尾に「力」と入った著書はあまり気乗りがしないものの購入に至ったのは

2023年11月に高田馬場駅前の芳林堂書店で開催された『超コミュ力』サイン本お渡し会&ツーショット撮影会

(2023年)11月上旬に開催された本書発売記念イベントに参加したく思ってのこと。

本書は、

“「自分はコミュニケーションが苦手」は単なる誤解だった。

そのことを、あなたに気づいてもらうためにこの本は生まれました。”(p5)

と本を開いたところの「はじめに」で出版経緯について説明があり、本編では

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徐々に穏やかさを取り戻している年始に並びし、2023年11月購入積読4冊

(2023年)12月下旬に積み上がっていた2冊

(画像右端、京極夏彦『鵼の碑』は一旦、購買記録)を感じ良く年初に読み終え、新たに積み上がりし

l to r(上段):田村淳『超コミュ力』, 上田晋也『赤面』, 井戸田潤『ハンバーグ師匠のMoto Life』(下段)泉麻人『昭和50年代東京日記:city boysの時代』

2023年11月購入積読4冊。

お笑い度高き書籍群、すべてサイン本でイベント参加で2冊、参加時の余波で1冊、ネット通販で1冊という購買経緯。

11月月初に開催されたハンバーグ師匠ことスピードワゴン井戸田潤さんの『ハンバーグ師匠のMoto Life』は70ページ程度のムック本につき、軽やかな向き合いになるものと思いますが

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村上健司さん、多田克己さん、編集Rさんのイライラと楽しさ伝わる痛快妖怪探訪記:『それいけ! 妖怪旅おやじ』読了

ライターでお化け友の会世話役 村上健司さんと、作家&妖怪研究家 多田克己さんによる共著『それいけ!  妖怪旅おやじ』を年末年始を跨いで読了。

昨年(2023年)10月末に開催された刊行記念トークショー時、

<< 2023年11月3日投稿:画像は記事にリンク >> 京極夏彦さんの進行で多田克己さん、村上健司さんのお化け/妖怪の痕跡を辿る話しを和やかに聞いてきた:刊行記念トークショー『それいけ! 妖怪旅おやじ』舞台裏を語る!参加記

購入していた著書。

内容は、

” 本書を簡潔に表すと、妖怪好きな三人のおやじが妖怪にまつわる場所を訪ね、そこで怒ったり驚いたり喜んだりしている様子を記録したもの ー といえるだろうか。”(p. 二)

というもので、『怪と幽』誌での連載が加筆修正され全十四回に及び

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夏井いつきさんと奥田瑛二さんが語った正岡子規の世界観、そして俳句の醍醐味:『よもだ俳人子規の艶』読了

俳人 夏井いつきさんと俳優であり映画監督である奥田瑛二さんが

” 俳句を愛する愛する者同士、子規について語り合おうという企画 “(p6)

から三夜に及ぶ対談が書籍化された『よもだ俳人子規の艶』を読了。

(2023年)10月に開催された

<< 2023年10月16日投稿:画像は記事にリンク >> 俳句の奥深さの一片を感じてきた 夏井いつきさん&奥田瑛二さん『よもだ俳人子規の艶』発売記念トーク&サイン本お渡し会 参加記

発売記念イベントの対象書籍として入手していた著書。

当初、

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読書モード停滞中の折、年末年始を並走する 2023年10月購入積読3冊(2冊)

先月(2023年11月)後半からゴタゴタもあり、さっぱり読書モードに切り替わらず、残った2冊(『ラジオご歓談爆笑傑作選』&『向井と裏方』)も300ページクラスで

<< 2023年11月12日投稿:画像は記事にリンク >> 寒さ本格化、冬への切り替わりを感じながら揃いし 2023年9月購入積読4冊

9月購入4冊を読み切るのに思いのほか時間を要し12月下旬まで。

本年最後の積読本投稿は

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パンサー向井慧さんが業界の方々と熱く語ったラジオ愛:『向井と裏方』読了

サイン本きっかけでフラグが立った

発売直後は入手難となっていたサイン本を再放出?のタイミングで入手

パンサー向井慧さんの『向井と裏方』を読了。

本書は

” ー  さっそくですが、「向井と裏方」はどのような番組ですか?

向井   全国のラジオ番組に携わる裏方さんをお迎えして、その番組の舞台裏を語る、全ラジオ好きに向けたウラカタトークバラエティです。”(p007)

AudeeでOn Airされた内容が書籍化されたもの。

 #1  あの人気番組の舞台裏

 #2  <ラジオ>という仕事

 #3  語りを支える

 #4  裏方さんとラジオの未来

の章立てに沿って載せられているのは

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みうらじゅんさんといとうせいこうさんだからこその濃密独自な世界観:『みうらじゅん x いとうせいこう ラジオご歓談!爆笑傑作選』読了

みうらじゅんさんといとうせいこうさんの

” たまたま今、「雑談ブーム」などというコトバが頻繁に聞かれるようになり、それが実際どんなものかはわからないながら、私たちこそ十年以上も前にラジオで「ザツダン!」(命名いとう)という番組(文化放送2016年1月〜2017年5月)を持ち、それが好評のうちに終わってからも、各地でトークショーを続け、すでに書いた通り「とにかく二人でいると延々と時間の許す限りしゃべってしまう」コンビであり続けています。”(p7)

というお二人の「みうらじゅん x いとうせいこう 自主ラジオご歓談!」で配信された内容のごく一部がまとめられた『みうらじゅん x いとうせいこう  ラジオご歓談!爆笑傑作選』を読了.-

サイン本入荷情報に反応して手繰り寄せた本書に掲載されている内容は・・

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池井戸潤さんが田舎町舞台に描いた迫真ミステリー:『ハヤブサ消防団』読了

池井戸潤さんの『ハヤブサ消防団』を読了。発売当初見送っていたサイン本が

アキラとあきら 上』購入時に「今回は1冊で・・」と見送っていた『ハヤブサ消防団』サイン本、夏に入手機再訪で少数在庫されていた1冊を確保.-

ドラマ化にあたり、再び書店にサイン本が並んだ機会を捉え入手していた一冊。

田舎町、限られる人間関係の中で・・

本書は華々しく文壇にデビューしたミステリー作家が、父の葬儀後、かつて祖父母が暮らしていた空き家となった家を訪れ、

“「この家こそ、オレが住むべき場所じゃないのか」

この土地こそが、いまのオレが必要としている場所だ。立ち返るべき原点なのだ、と。”(p015)

と目を見開かされ、舞台となる「ハヤブサ」に転居。その後、程なく・・

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