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青山繁晴議員が連載で示した祖国日本が直面している危機と希望:『ぼくらの選択 虎穴篇』読了

青山繁晴議員の『ぼくらの選択  虎穴篇』を読了。

先月(2022年7月)末に読了していた

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(3冊)シリーズ2冊目に冠せられた虎穴篇とは、

” この書の第二巻を「虎穴篇」と名付けたのは、おのれの経験をなぞるためだけではありません。日本の唯一の主人公、主権者・国民と「いざ、虎穴に入らずんば」を追体験し、志を共有するためです。”(p3)

との思いが込められたもの。

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筒井康隆先生が文壇に放った問題作:『大いなる助走』読了

週中に、読み始め記↓

<< 2022年8月4日投稿:画像は記事にリンク >> 筒井康隆先生が文壇に放った問題作:『大いなる助走』読み始め

をアップロードしていた筒井康隆先生の『大いなる助走』を読了。

読み進めたACT 2の中途からACT 5まで、筒井康隆先生作らしく話しは次第に混沌としていき、

” 小説の基本はなんといってもリアリズムですからね。そのためにはやっぱりあなたの体験を生かしたものでなければ。”(p40)

という指南の下、同人雑誌を作品を載せていた主人公が

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筒井康隆先生が文壇に放った問題作:『大いなる助走』読み始め

筒井康隆先生の『大いなる助走』を読み始めてから

 ACT 1

 ACT 2

 ACT 3

 ACT 4

 ACT 5

と段階分け?されているうちの ACT 1 を読み終えたので、そこまでのおさらい。

読み始める前は短編の先入観を持っていましたが、然に非ず。

” 小説の基本はなんといってもリアリズムですからね。そのためにはやっぱりあなたの体験を生かしたものでなければ。たとえばこの『赤い鱗』という恋愛小説にも、あなたの体験らしいものがちらほらうかがえますが、やはりその部分だけは生き生きしていますよ。借りものの部分は駄目です。水と油です。”(p40)

に、

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伊東潤さんが描いたねぶた祭に魂込めた兄妹の軌跡:『修羅奔る夜』読了

作家 伊東潤さんが、青森ねぶた祭りを題材にした長編小説『修羅奔る夜』を8月2日に読了。

サイン本販売情報に反応して

通算七作目となる伊東潤さん本

入手していた著書。

病魔により訪れた転機

“「脳腫瘍って ー」

紗栄子が絶句する。”(p21)

と青森と東京で分かれて暮らしていた兄妹(春馬と紗栄子)を突如襲った兄の生命に関わる危機から「直ちに手術せねば・・」の状況も、

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青山繁晴議員が連載で示した祖国日本が直面している危機と希望:『ぼくらの選択  雄志篇』読了

青山繁晴議員の『ぼくらの選択  雄志篇』を読了。

先週開催された ↓

<< 2022年7月24日投稿:画像は記事にリンク>> 『ぼくらの選択』雄志篇、虎穴篇、天命篇 刊行記念 青山繁晴議員サイン会 参加記

サイン会で購入したシリーズ3冊のうちの一冊。

刻々と変わりゆく世界情勢

本書は、

“『月刊Hanada』二〇一七年十月号〜二〇一九年五月号の連載に著者が新たな題名を付し、隅々まで改稿し、単行本化したものです。”

というもので、元となる連載の『澄哲録片片』は名前は承知していたものの目は通しておらず初見。

青山繁晴議員らしく

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Fischer’s シルクロードさんが振り返ったYouTuberになるまでの軌跡:『全力少年ドモラ』読了

チャンネル登録者数 750万人超を誇るFischer’sを率いるシルクロードさんの『全力少年ドモラ』を読了。

YouTubeは身近なれども、Fischer’s初心者で参加した月初の ↓

<< 2022年7月5日投稿:画像は記事にリンク >> 『YOUTUBE WORKS AWARDS JAPAN 2022』開催記念 シルクロード × 明石ガクト× 嶋浩一郎 「YOUTUBEと広告の未来を語ろう」参加記

シルクロードさん登壇イベントに合わせて購入していた著書。

規格外への軌跡

構成は半世紀で、

” 「力こそ正義」

負けることは断じて許されない。負けそうになったら逃げて最悪不戦勝に持ち込め。堅気の家とは思えない。まるで漫画『HUNTER x HUNTER』に登場する殺し屋一家、ゾルディック家を思わせる家訓がまかり通っていた。”(p015)

という家庭環境から、少なからず普通の枠に収まらない生い立ちを経て

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夏真っ只中へ、厚みに内容濃いめのタイトル中心に 2022年7月(1〜23日)入手積読8冊

20日ほど前に積み上がっていた ↓

<< 2022年7月6日投稿:画像は記事にリンク >> 夏の暑さ実感しながら生きざまなどを学びを得たし 2022年6月入手積読8冊

8冊を読み終え、新たに積み上がりし8冊。

l to r:(上段)青山繁晴『ぼくらの選択 雄志篇』, 『ぼくらの選択 虎穴篇』,『ぼくらの選択 天命篇』(中段)シルクロード『全力少年ドモラ』, 佐藤究『爆発物処理班の遭遇したスピン』, 伊東潤『修羅奔る夜』(下段)筒井康隆『大いなる助走』, アントニオ猪木『最後に勝つ負け方を知っておけ』

「今月(2022年7月に買った本)は少ないなぁ」なんて思っていたところ先週の青山繁晴議員のサイン会で ↓

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長谷川晶一さんが迫った(元東京ヤクルトスワローズ)館山昌平さんが絶えざる逆境に挑みまっとうした現役選手生活:『自分を諦めない  191針の勲章』読了

ノンフィクションライター 長谷川晶一さんが、東京ヤクルトスワローズで活躍された館山昌平元選手への十数時間のインタビューなどを経て出版された『自分を諦めない  191針の勲章』を読了。

サイン本販売機会を捉え

フェア開催でサイン本が積み上げられた書泉ブックタワー

入手していた著書。

覚悟を決め挑み続けた17年間

序章 トミー・ジョン手術はドーピング違反ではないのか? において

” 17年間の現役生活において実に9回の手術を経験した。この身体に刻まれた手術痕は全部で191針もある。”(p5)

との一文に、東京ヤクルトスワローズのサイドハンドで長く活躍していたピッチャーとの表の活躍の一方、知られざる苦闘の日々が予感させられ、

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