「book」カテゴリーアーカイブ

読書モード停滞中の折、年末年始を並走する 2023年10月購入積読3冊(2冊)

先月(2023年11月)後半からゴタゴタもあり、さっぱり読書モードに切り替わらず、残った2冊(『ラジオご歓談爆笑傑作選』&『向井と裏方』)も300ページクラスで

<< 2023年11月12日投稿:画像は記事にリンク >> 寒さ本格化、冬への切り替わりを感じながら揃いし 2023年9月購入積読4冊

9月購入4冊を読み切るのに思いのほか時間を要し12月下旬まで。

本年最後の積読本投稿は

続きを読む 読書モード停滞中の折、年末年始を並走する 2023年10月購入積読3冊(2冊)

パンサー向井慧さんが業界の方々と熱く語ったラジオ愛:『向井と裏方』読了

サイン本きっかけでフラグが立った

発売直後は入手難となっていたサイン本を再放出?のタイミングで入手

パンサー向井慧さんの『向井と裏方』を読了。

本書は

” ー  さっそくですが、「向井と裏方」はどのような番組ですか?

向井   全国のラジオ番組に携わる裏方さんをお迎えして、その番組の舞台裏を語る、全ラジオ好きに向けたウラカタトークバラエティです。”(p007)

AudeeでOn Airされた内容が書籍化されたもの。

 #1  あの人気番組の舞台裏

 #2  <ラジオ>という仕事

 #3  語りを支える

 #4  裏方さんとラジオの未来

の章立てに沿って載せられているのは

続きを読む パンサー向井慧さんが業界の方々と熱く語ったラジオ愛:『向井と裏方』読了

みうらじゅんさんといとうせいこうさんだからこその濃密独自な世界観:『みうらじゅん x いとうせいこう ラジオご歓談!爆笑傑作選』読了

みうらじゅんさんといとうせいこうさんの

” たまたま今、「雑談ブーム」などというコトバが頻繁に聞かれるようになり、それが実際どんなものかはわからないながら、私たちこそ十年以上も前にラジオで「ザツダン!」(命名いとう)という番組(文化放送2016年1月〜2017年5月)を持ち、それが好評のうちに終わってからも、各地でトークショーを続け、すでに書いた通り「とにかく二人でいると延々と時間の許す限りしゃべってしまう」コンビであり続けています。”(p7)

というお二人の「みうらじゅん x いとうせいこう 自主ラジオご歓談!」で配信された内容のごく一部がまとめられた『みうらじゅん x いとうせいこう  ラジオご歓談!爆笑傑作選』を読了.-

サイン本入荷情報に反応して手繰り寄せた本書に掲載されている内容は・・

続きを読む みうらじゅんさんといとうせいこうさんだからこその濃密独自な世界観:『みうらじゅん x いとうせいこう ラジオご歓談!爆笑傑作選』読了

池井戸潤さんが田舎町舞台に描いた迫真ミステリー:『ハヤブサ消防団』読了

池井戸潤さんの『ハヤブサ消防団』を読了。発売当初見送っていたサイン本が

アキラとあきら 上』購入時に「今回は1冊で・・」と見送っていた『ハヤブサ消防団』サイン本、夏に入手機再訪で少数在庫されていた1冊を確保.-

ドラマ化にあたり、再び書店にサイン本が並んだ機会を捉え入手していた一冊。

田舎町、限られる人間関係の中で・・

本書は華々しく文壇にデビューしたミステリー作家が、父の葬儀後、かつて祖父母が暮らしていた空き家となった家を訪れ、

“「この家こそ、オレが住むべき場所じゃないのか」

この土地こそが、いまのオレが必要としている場所だ。立ち返るべき原点なのだ、と。”(p015)

と目を見開かされ、舞台となる「ハヤブサ」に転居。その後、程なく・・

続きを読む 池井戸潤さんが田舎町舞台に描いた迫真ミステリー:『ハヤブサ消防団』読了

糸井嘉男さんが振り返ったプロ野球選手のキャリアを激変させた筋トレ、そして得られた余りある効用:『超人ソリューション 〜筋肉と向き合う哲学』読了

北海道日本ハムファイターズオリックスバファローズ阪神タイガースで活躍された糸井嘉男さんの『超人ソリューション 〜筋肉と向き合う哲学』を読了。

(2023年)9月に開催された ↓

<< 2023年9月21日投稿:画像は記事にリンク >> (阪神タイガース他で爪痕)糸井嘉男さんのキャラに存分に惹き込まれてきた:糸井嘉男さんトークショー!!サイン本お渡し&ツーショット撮影 参加記

トークショー!!サイン本お渡し&ツーショット撮影 時に、糸井嘉男さんより入手した著書。

本書は、投手としてドラフト1位と高評価で北海道日本ハムファイターズに入団を果たすも目が出ず、

” 結果的に僕がバッターとして覚醒したのは、転向して2年後に、あることがきっかけで筋トレを中心とした本格的な体づくり、肉体改造を行うようになってからだ。

そして、その翌年に外野手としてレギュラーの座を掴んだ。

つまり、「心・技・体」でいうと「体」と向き合ったからこそ、「技」もついてきた実感がある。”(p6)

と現役選手生活を振り返られる中で転機=決め手となった体づくりの考え方、実践されたことを軸に、

 第1章  体づくりに目覚めれば、新しい自分に出会える

 第2章  超人の基礎をつくった筋トレたち

 第3章  コンディショニングは体づくりのパートナー

 第4章「体」から「技」へ  ー  人生を変えた野手転向の軌跡

 第5章「体」から「心」へ  ー  19年の現役生活を支えたメンタル

 第6章  あなたにも体をつくって動かす、すばらしさを

 第7章  体づくりと、これからの人生

の章立てに沿って、筋トレ以外でも糸井嘉男さんの半生にも言及された内容となっています。

印象に残ったところでは

続きを読む 糸井嘉男さんが振り返ったプロ野球選手のキャリアを激変させた筋トレ、そして得られた余りある効用:『超人ソリューション 〜筋肉と向き合う哲学』読了

寒さ本格化、冬への切り替わりを感じながら揃いし 2023年9月購入積読4冊

先週、

<< 2023年10月21日投稿:画像は記事にリンク >> 肌寒さを感じながら軽やかに読み込んでいきたし 2023年8月購入積読4冊

8月購入積読4冊 & 変則となったものの数日前に『ホントのコイズミさん WANDERING』で

<< 2023年9月26日投稿:画像は記事にリンク >> よ〜やく秋めいてきた頃にアスリート及び喋りもの主体に揃いし 2023年7月下旬購入積読6冊

7月下旬購入積読6冊を読み切り、新たに積み上がりし、

l to r:糸井嘉男『超人ソリューション 〜筋肉と向き合う哲学』, 向井慧『向井と裏方』, みうらじゅん x いとうせいこう『ラジオご歓談爆笑傑作選』, 池井戸潤『ハヤブサ消防団』

2023年9月購入積読4冊。

続きを読む 寒さ本格化、冬への切り替わりを感じながら揃いし 2023年9月購入積読4冊

小泉今日子さんが誘(いざな)うあてなく彷徨う旅の醍醐味:『ホントのコイズミさん WANDERING』読了

小泉今日子さんのポッドキャスト『ホントのコイズミさん』の書籍化第2弾『ホントのコイズミさん  WANDERING』を読了.-

第1弾『ホントのコイズミさん YOUTH』を、

<< 2023年4月11日投稿:画像は記事にリンク >> 小泉今日子さんが誘(いざな)う発信力ある店主と書店が放つ世界観:『ホントのコイズミさん YOUTH』読了

(2023年)4月に読んでいて、その後、本書が7月発売となり、当初は書店で売られていたものを購入していましたが、

出典:本屋B&B ウェブサイト(画像はPeatixのイベント概要にリンク)

10月になり↑イベント開催でサイン本付きの参加券が発売され、入手していた経緯。

紙面から誘われる旅の魅力

今回、タイトルに掲げれられた WANDERING について「あとがき」で小泉今日子さんは

続きを読む 小泉今日子さんが誘(いざな)うあてなく彷徨う旅の醍醐味:『ホントのコイズミさん WANDERING』読了

福留孝介さんが振り返った探究心と向上心で貫かれた野球人生:『もっと、もっとうまくなりたい はじまりはアイスクリーム』読了

NPB中日ドラゴンズ及び阪神タイガースMLBではChicago Cubs:シカゴ・カブスなどで活躍された福留孝介さんの『もっと、もっとうまくなりたい  はじまりはアイスクリーム』を読了。

本書は、冒頭「はじめに」で

” プロとしての1万打席を超すキャリアを大河とし、あの引退セレモニーを河口だとするならば、必ずそこには源流がある。福留孝介にとっての最初の1滴は、小さな街の校庭だった。そんな物語をお伝えすることで、どこかの誰かの励みや活力になれば幸いである。”(p.06-07)

との読者への一文を含み、

 第1章 初めての決断 少年編

 第2章 後悔なき選択 PL学園高編

 第3章 磨き、高める 日本生命編

 第4章 一期一会 中日ドラゴンズ編 1

 第5章 見て、感じて、学ぶ MLB編

 第6章 伝統と情熱と 阪神タイガース編

 第7章 日の丸の重責 日本代表編

 第8章 趣味と交友録 番外編

 第9章 運命と宿命と 中日ドラゴンズ編 2

 第10章 未来に思う 野球界への提言

との章立てに沿って進行する福留孝介さんの半生記。

本編では

” 最初に興味をもったのは、父親たち世代が地域や町内会単位でチームをつくり、試合をする草ソフトボールだった。そこについて行き、球拾いもやったし、メンバーが足りなければ大人にも揉まれプレーした。何よりの楽しみは終わったあとにご褒美で買ってもらえるアイスクリームだった。”(p24-25)

というタイトルにもなった野球に没頭していく原体験から

続きを読む 福留孝介さんが振り返った探究心と向上心で貫かれた野球人生:『もっと、もっとうまくなりたい はじまりはアイスクリーム』読了