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岡本太郎さんが説く、生きることの本質:『自分の中に毒を持て』読了

先日、読み始め記 ⬇︎をアップロードした

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芸術家 岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』を読了。

岡本太郎さんが問う、生きることの本質

読み始め記をアップロード後、主に読み進めたのは

 第二章 個性は出し方 薬になるか毒になるか

 第三章 相手の中から引き出す自分 それが愛

 第四章 あなたは常識人間を捨てられるか

となり、岡本太郎流恋愛論なども語られています。

読み始めた頃は、

> 刺激な物言いがズバズバと刺さってきて

ってなことを読み始め記でも書いていましたが、紙の本で256ページ相当(読んだのは電子書籍版)となると、

岡本太郎さんの世界観がボディブローの如く次第に効いてくるかの如く ^^

そのような中、

” 「出る杭になれ」と発言したことがある。誰でもが、あえて出る杭になる決意をしなければ、時代はひらかれない。

ぼく自身は前に言ったように、それを貫いて生きてきた。確かに辛い。が、その痛みこそが生きがいなのだ。”(位置 No.829)

に、

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岡本太郎さんが説く、生きることの本質:『自分の中に毒を持て』読み始め

芸術家 故岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て<新装版>』を読み始めて、

 第一章 意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない 

 第二章 個性は出し方 薬になるか毒になるか

 第三章 相手の中から引き出す自分 それが要

 第四章 あなたは常識人間を捨てられるか

と章立てされているところ、初日で第一章の後半。全体の三分の一に到達したので、そこまでのおさらい。

2、3ヶ月前、流れで視聴した動画で

常識人間は成功しない」

本書について推奨されていて、巡ってきた今回のタイミング。

初の岡本太郎本

岡本太郎さんの著書は、かつて出張先で訪れた先の商業施設内に出店しているヴィレッジヴァンガードなどで見かけた機会が多かったものの

手に取ったのは今回初めてで、本書について書かれた書評の中には「難解」といった文言も見かけられたことから

その文体にも関心を持っていましたが、

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アンソニー・ロビンズが説く、不確実な時代に確実なものを見つけ莫大な見返りを手中にする方法:『UNSHAKEABLE 揺るがない力』読了

先週、読み始め記 ⬇︎ をアップロードした

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Anthony Robbins:アンソニー・ロビンズの『UNSHAKEABLE 揺るがない力』を読了。

視るべき大原則

読書にあてる時間の不安定さに、馴染みのない専門用語も散見され、250ページ超のヴォリュームから時間を要しましたが、

ポイントは、

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アンソニー・ロビンズが説く、不確実な時代に確実なものを見つけ莫大な見返りを手中にする方法:『UNSHAKEABLE 揺るがない力』読み始め

Anthony Robbins:アンソニー・ロビンズの『UNSHAKEABLE  揺るがない力』を読み始めて

 Preface 桁違いな成果を生むトニーの投資哲学

 Introduction 運命を切り開く

 Foreword 効果的な資産運用のために

第1部 富と経済的成功のルール集

 chapter 01  揺るぎない生き方

 chapter 02  冬が来るのはいつか?

 chapter 03  手数料とごまかし

 chapter 04 退職プランを見直す

 chapter 05 信用できる助言者

第2部 資産形成の戦略集

 chapter 06 投資の4大原則

 chapter 07 ベア退治

第3部 富の心理学

 chapter 08  内なる敵を黙らせる

 chapter 09  真の豊かさ

Appendix  究極のチェックリスト

と章立てされているうちの chapter 02 冬が来るのはいつか? の中途(〜p59)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

巨万の富が実現されたエッセンス

本編に至る前段で、

“『Unshakeable 揺るがない力』には、ウォーレン・バフェットやイェール大学の基金運用を指揮するデイビッド・スウェンセンなど、投資界の重鎮たちから集めた知恵が余すことなく散りばめられている。”(p14/効果的な資産運用のために  ジャック・ボーグル)

と、要は金融市場での必勝法を桁違いの実績を叩き出してきた投資家たちから伝授されたアンソニー・ロビンズが、

約270ページの書籍にまとめられたもので、

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隈研吾さんが示す、建築と人間の未来:『点・線・面』読了

先週、中間記⬇︎をアップロードした

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建築家 隈研吾さんの『点・線・面』を読了。

二〇世紀の建築

建築が辿ってきた歴史に沿って話しは進められていき、

” 木も石も含めてすべての自然素材が、ヴォリュームの表面のコスメティック(お化粧)に堕ちてしまったのが、二〇世紀という時代であった。”(p 060)

或いは

” 二〇世紀建築は、魔術と怠慢を結合させることに成功した。だからこそ、二〇世紀の人々は熱狂し、麻薬に依存するように、コンクリート建築におぼれたのである。

合理的であるかに見えるが、実は魔術と怠慢を愛するこの時代に、コンクリートはうってつけの素材であった。”(p 072)

といった総括に、

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百田尚樹さんが新型コロナウイルス対応に揺れた事態に示した怒りと危惧:『カエルの楽園2020』読了

(2020年の)いわゆるゴールデンウィーク期間中の一部で限定公開された小説家 百田尚樹さんの

出典:百田尚樹さんTwitter(画像はツイートにリンク)

『カエルの楽園2020』を読了。

オリジナル  << 2017年1月8日投稿:画像は記事にリンク >> 百田尚樹さんが寓話を通じて問うた、日本が置かれている現状、日本が迎え得る未来:『カエルの楽園』読了

感染症拡大防止に見え隠れした危うさ

舞台は再び、平和であった頃のツチガエルが棲まうナパージュをアマガエルのソクラテスとロベルトが訪れ、

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隈研吾さんが示す、建築と人間の未来:『点・線・面』読み始め

建築家 隈研吾さんの『点・線・面』を読み始めて

 方法序説

 点

 線

 面

と章立てされているところ、(はじめに と)方法序説を読み終えたので、そこまでのおさらい。

長らくサイン本を探していたところ、(2020年)3月中旬、タイミング良く入荷情報にアクセスでき

紀伊国屋書店 新宿本店 Twitter(画像はツイートにリンク)

入手叶っていた経緯。

残り三冊あたりのタイミングで入手。

建築とは、そして隈研吾さんは・・

小さめの字でびっちり書き込まれている様子から構えたようなところありましたが、

実際、読み始めると、ハードルの高さを感じながらスロースピードで全体の4分の1程度まで。

書かれてあることは、例えば

” 二〇世紀の建築デザインのリーダーであり、コンクリート建築のチャンピオンでもあるル・コルビュジエ(一八七七 – 一九六五)は、日本を訪ね、桂離宮を見せられた時に「線が多すぎ」とつぶやき、嫌悪感を示したと伝えられている。”(p.006)

という具合で歴代の名建築家が引用されての建築史に、

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トモさんことトンプソン ルーク元選手が振り返ったラグビーと日本愛:『トンプソン ルーク』読了

週中に、中間記⬇︎

<< 2020年4月30日投稿:画像は記事にリンク >> トモさんことトンプソン ルーク元選手が振り返ったラグビーと日本愛:『トンプソン ルーク』中間記

をアップロードしたトンプソン ルーク元選手の『トンプソン ルーク』を、(2020年4月)に読了。

(中間記後に)読み進めた第5章以降、ラグビーワールドカップ2015に関して、

前任のジョン・カーワン ヘッドコーチ時代から一段も二段も上げられたギアで刻まれた本番に至る日々を経て

” エディーもスタッフも選手もプライドを持って戦えた。これはすごく特別なことであり、本当に嬉しかった。

準々決勝に行けなかったが、日本ラグビーの新しい歴史を作ることができた。”(p70)

と総括され、

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