先週、中間記⬇︎をアップロードした
<< 2020年5月6日投稿:画像は記事にリンク >> 隈研吾さんが示す、建築と人間の未来:『点・線・面』読み始め
建築家 隈研吾さんの『点・線・面』を読了。
二〇世紀の建築
建築が辿ってきた歴史に沿って話しは進められていき、
” 木も石も含めてすべての自然素材が、ヴォリュームの表面のコスメティック(お化粧)に堕ちてしまったのが、二〇世紀という時代であった。”(p 060)
或いは
” 二〇世紀建築は、魔術と怠慢を結合させることに成功した。だからこそ、二〇世紀の人々は熱狂し、麻薬に依存するように、コンクリート建築におぼれたのである。
合理的であるかに見えるが、実は魔術と怠慢を愛するこの時代に、コンクリートはうってつけの素材であった。”(p 072)
といった総括に、
続きを読む 隈研吾さんが示す、建築と人間の未来:『点・線・面』読了 →
(2020年の)いわゆるゴールデンウィーク期間中の一部で限定公開された小説家 百田尚樹さんの
出典:百田尚樹さんTwitter(画像はツイートにリンク)
『カエルの楽園2020』を読了。
オリジナル << 2017年1月8日投稿:画像は記事にリンク >> 百田尚樹さんが寓話を通じて問うた、日本が置かれている現状、日本が迎え得る未来:『カエルの楽園』読了
感染症拡大防止に見え隠れした危うさ
舞台は再び、平和であった頃のツチガエルが棲まうナパージュをアマガエルのソクラテスとロベルトが訪れ、
続きを読む 百田尚樹さんが新型コロナウイルス対応に揺れた事態に示した怒りと危惧:『カエルの楽園2020』読了 →
建築家 隈研吾さんの『点・線・面』を読み始めて
方法序説
点
線
面
と章立てされているところ、(はじめに と)方法序説を読み終えたので、そこまでのおさらい。
長らくサイン本を探していたところ、(2020年)3月中旬、タイミング良く入荷情報にアクセスでき
紀伊国屋書店 新宿本店 Twitter(画像はツイートにリンク)
入手叶っていた経緯。
残り三冊あたりのタイミングで入手。
建築とは、そして隈研吾さんは・・
小さめの字でびっちり書き込まれている様子から構えたようなところありましたが、
実際、読み始めると、ハードルの高さを感じながらスロースピードで全体の4分の1程度まで。
書かれてあることは、例えば
” 二〇世紀の建築デザインのリーダーであり、コンクリート建築のチャンピオンでもあるル・コルビュジエ(一八七七 – 一九六五)は、日本を訪ね、桂離宮を見せられた時に「線が多すぎ」とつぶやき、嫌悪感を示したと伝えられている。”(p.006)
という具合で歴代の名建築家が引用されての建築史に、
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週中に、中間記⬇︎
<< 2020年4月30日投稿:画像は記事にリンク >> トモさんことトンプソン ルーク元選手が振り返ったラグビーと日本愛:『トンプソン ルーク』中間記
をアップロードしたトンプソン ルーク元選手の『トンプソン ルーク』を、(2020年4月)に読了。
(中間記後に)読み進めた第5章以降、ラグビーワールドカップ2015に関して、
前任のジョン・カーワン ヘッドコーチ時代から一段も二段も上げられたギアで刻まれた本番に至る日々を経て
” エディーもスタッフも選手もプライドを持って戦えた。これはすごく特別なことであり、本当に嬉しかった。
準々決勝に行けなかったが、日本ラグビーの新しい歴史を作ることができた。”(p70)
と総括され、
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ラグビー日本代表でトモさんの愛称でもお馴染みトンプソン ルーク元選手の
『トンプソン ルーク』を読み始めてから
第1章 4度目のワールドカップ
第2章 スポーツ一家に生まれて
第3章 近鉄との最高の出合い
第4章 日本人として戦った2011年
第5章 日本の新しい扉を開いた2015年
第6章 ラグビーがすべて
+
トモさんが愛される理由(村上晃一)他
などと章立てされているうちの第4章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
ラグビー日本代表においての存在感に、選手にファンからもトモさん愛称で親しまれているキャラクターに関心を持っていた折、
(2020年4月)月初、サイン本入荷情報 ⬇︎
出典:書泉ブックタワーTwitter(画像はツイートにリンク)
に、即反応して入手していた一冊。
運命の地、日本
冒頭は、当初は応援する側で楽しむつもりであったラグビーワールドカップ2019 日本大会について
日増しに強まっていった出場意欲、電撃復帰劇に、
前哨戦での
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先週、中間記⬇︎をアップロードした
<< 2020年4月24日投稿:画像は記事にリンク >> 佐々涼子さんが迫った人生の最期と向き合った人たちの生きざま:『エンド・オブ・ライフ』読み始め
ノンフィクション作家 佐々涼子さんの『エンド・オブ・ライフ』を読了。
最期の日々、そして在宅医療という選択肢
本書の骨子を「あとがき」から拾うと
” この本は、各章でも記している通り、二〇一三年から二〇一九年まで在宅医療で出会った人々を取材し、その姿を書いたものだ。”(p313-314)
その立脚から、さまざま患者が最期に至る日々について綴られています。
” 「主治医がどれだけ人間的であるかが、患者の運命を変えてしまうんですよ」”(p221)
或いは
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ノンフィクション作家 佐々涼子さんの『エンド・オブ・ライフ』を読み始めて
全315ページあるうち84ページ(〜 二〇一三年 その2 まで)読み終えたので、そこまでのおさらい。
書店に立ち寄った際、
「200名の患者を看取った看護師は、自らの死をどう受け入れたのか?」
本書、帯
なる文言を含む帯に、一冊だけストックされていたサイン本が決め手となり
視線をロックオンされた帯&「サイン本」
購入。
覚悟、の先に示される思い
死が、テーマとなっているだけに、トーンは重くなりがちですが、
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前々回⬇︎ 、読み始め記をアップロードした
<< 2020年4月21日投稿:画像は記事にリンク >> 心のタイプと自分を知り、予測不能な世界を生き抜く知恵:『自分を知る力「暗号の帽子」の謎を解く』読み始め
高橋佳子さんの『自分を知る力「暗号の帽子」の謎を読み解く』を読了。
読了といっても、第3章 受発色のタイプを診断する で、(受発色とは心を意味)、
「受」ー 感じ・受けとめるはたらき。感覚・感情に呼応
「発」ー 考え・行為するはたらき。思考・意志に呼応(p58)
自分の心のタイプが、「苦・暴流タイプ」と診断され、
同タイプの解説が成されている 第5章 苦・暴流タイプ ー 恨みの強い被害者から勇気ある正義感へ、第8章 人生の考古学・考現学・未来学 ー 「自分を知る力」を最大化する方法 を読み(=他3タイプには目を通さず)フィニッシュ。
自身が分類された「苦・暴流タイプ」について、第5章でどのようなことが書かれていたかというと
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる