「暮らしの手帖」元編集長で、現在はウェブメディア『くらしのきほん』を制作、書店「カウブックス」店主の
松浦弥太郎さんの著書『それからの僕にはマラソンがあった』を読了。
数ヶ月前、松浦弥太郎さんご本人にお会いできる機会があり、スマートなお人柄に好感を抱き、

前後してサイン本の販売を承知していたことなどが重なって購入。
激務、体調異変から辿り着いた「走る」こと
本書は、
カンニング竹山さんが、福島県内に20回現地入りしたことを通じて上梓された
『福島のことなんて、誰もしらねぇじゃねえかよ!』を読了.-
書店に「何か、出てるかな・・」と立ち寄った際サイン本の販売を見つけ、また、福島の現状に承知していなかったことから
「日本人としては知っておくべきであろう」との使命感も刺激され購入。
本書は、
” この本は全く福島県に興味がない方々でも楽に簡単に読めるように制作しよう、かつその中でも取材等々をした中から、正しい情報を載せよう、嘘はやめよう、正直に丁寧に作り上げよう!と決めました。
ですので今の東京電力福島第一原子力発電所の現状も取材し始めて訪問した2年半前とどう変わったか、今後どうなって行くのかなどもなるべく分かりやすく載せております。”(p8)
というコンセプトのもと、フィールドワークが土台となって文字に読みやすくまとめられています。
具体的にどのようなことが書かれているのかというと・・
続きを読む カンニング竹山さんが明かす、イメージを180°覆される福島の今:『福島のことなんて、誰もしらねぇじゃねえかよ!』読了
筒井康隆さんの『アフリカの爆弾』を読了。
数多ある筒井作品の中でも代表作に数えられることを承知していて、
しばし、頭の読みたいリストに載っていて巡ってきたこのタイミング。
最初、長編かと思いきや
・ 台所にいたスパイ
・ 脱出
・ 露出症文明
・ メンズ・マガジン一九七七
・ 月へ飛ぶ思い
・ 活性アポロイド
・ 東京諜報地図
・ ヒストレスヴィラからの脱出
・ 環状線
・ 窓の外の戦争
・ 寒い星から帰ってこないスパイ
・ アフリカの爆弾
の12作収録。
どのような話しが収録されているか、巻末の平岡正明さんの「解説」から拾うと
かつて『マネーの虎』にご出演されていて、その後、著述家としてベストセラーを含む多数の著書を出版されている
臼井由妃さんの『できる人はなぜ、本屋さんで待ち合わせをするのか?』を読了。
今週参加した(本書の)刊行記念イベント 👇
の対象書籍として入手していたもの。
同イベントで臼井由妃さんからお話しあった通り、
” ひと工夫ができれば、知らず知らずのうちに、好感を持たれ、チャンスも得られ、周囲の協力が集まるようになり、人脈が広がり、お客さまや上司の信頼を獲得して仕事の成功に結びつくのです。”(p12)
と「ひと工夫」の重要性について説かれた本で、「ひと工夫」とは臼井由妃さんがご自身のビジネス経験を通じて
先日、中間記をアップロードしていた
高田文夫さんの『東京笑芸ざんまい』を読了。
中、後半で印象的に残ったところは、
私が以前、読んでいた『美しく、狂おしく、岩下志麻の女優道』
の著者 春日太一さんについて
” 私が最も信頼する物書きであり、これほど映画を愛しきっている男も知らない。だから映画評論家なんてチンケな肩書きではなく、時代劇・映画史評論家と称している。”(p229)
という人物評であったり、
放送作家に噺家にラジオのパーソナリティ等々、それぞれ遺憾無く才能を多方面で発揮されている高田文夫さんの
『東京笑芸ざんまい わたしの芸能さんぽ』を読み始めてから全24章あるうちの第11章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
本書は、
” 東京の大衆芸能を書きつづってきたこのシリーズ、三部作でこれが三冊目の完結篇。
『誰も書けなかった「笑芸論」』森繁久彌からビートたけしまで』『TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし』に続く、これが噂の『東京笑芸ざんまい わたしの芸能さんぽ』である。”(p7)
と冒頭の「まくら」で紹介されている三部作の締めくくりで、二作目の『TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし』は ↙️
2年前(2017年)に読了。本作は
サイン本を見つけたことに反応して購入。
シリーズに込められた思いのほどは
” どんなことでも書き留めておこうと、このシリーズを始めた。なんの理論も理屈もないが、「東京の芸が好きだ」という、ただその一点である。”(p8)
と並々ならぬ。披露されている内容は
オリエンタルラジオをはじめ、最近ではアパレルブランド幸福洗脳など多彩、多方面で才能を発揮しておられる
中田敦彦さんの『労働2.0』を読了。
当初、予定はなかったもののサイン本に遭遇し、
そのことが決め手になって購入。
「はじめに」で
” 一つの職種、一つの会社、一つの場所にとらわれないこと。
一つの場に「雇われる」だけでなく。「雇う」視点も取り入れ、随時変化と進化をしながら「やりたいこと」を実現させて、食べていくこと。
そんな新時代の働き方を、私は「労働2.0」と名付けたいと思います。”(p5-6)
とタイトルの説明があり、本編でこれからの働き方について論が進められていきます。
全編を通じて印象に残ったのは、
Jリーグ初代チェアマンとしてお馴染み川淵三郎さんの『黙ってられるか』を読了。現職は、日本トップリーグ連携機構会長。
先月(2019年3月)往訪したスポーツビジネス産業展で
川淵三郎さんが基調講演に登壇されることがきっかけとなり、購入していた著書。
Jリーグ創設にとどまらず、分断されていた日本のバスケットボールリーグをB.LEAGUEにまとめ上げた手腕に主な興味がありましたが