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ウディ・アレン監督が描くマジシャンを巡る小悪魔的な駆け引きの行方:『マジック・イン・ムーンライト』鑑賞記

家でのDVD鑑賞は活発であったものの、久方ぶりに映画館へ。

ゴールデン・ウィークの名付け親は映画業界であったと記憶していますが、

その経緯を踏襲したというよりは、毎回(毎年!?)新作を楽しみにしているウディ・アレン監督作品がロードショー中であるため。

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マジックが掛けられる先のストーリー展開

タイトルは「マジック・イン・ザ・ムーンライト」。原題がそのまま邦訳されていますが

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ジョン・タトゥーロが演じる普通の男が見せる執念と悲哀:「フィアー・エックス」鑑賞記

レンタル店の新作コーナーで見掛けて、気になっていた「フィアー・エックス」を視聴。

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唯一無二の存在感を放つジョン・タトゥーロの演技に対する興味も高し

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気になったのは先週行った時の貸出率の高さ(5本中5本)でしたが、

今週行ったら楽に借りれる状態でしたので、内容というより話題性にあったのかもしれません。 続きを読む ジョン・タトゥーロが演じる普通の男が見せる執念と悲哀:「フィアー・エックス」鑑賞記

ヤン・オーレ・ゲルスター監督が描くドイツ青年の冴えない日常:「コーヒーをめぐる冒険」鑑賞記

DVDレンタルで「コーヒーをめぐる冒険」を視聴。

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新作から準新作に移行しても7〜8本在庫の貸出率は好調な様子

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先月ころから気になっていた作品で、見ようと思っていたものの「24  リブ・アナザー・デイ」が挟まり、このタイミングでの鑑賞。

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ロバート・デニーロがバッグの中に込めた闇に絡み合う魑魅魍魎:「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」鑑賞記

3週連続の週末の主役に君臨した「24  リブ・アナザー・デイ」を見終わり、ほのかに 24 ロストな状態で

ふらっと立ち寄ったレンタル店の新作のコーナーにロバート・デニーロ出演作を発見。

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ジョン・キューザックとロバート・デニーロが対峙する構図にレベッカ・ダ・コスタが絡んでいくメイン・キャスト

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30本近く仕入れられていながら、殆ど貸し出されていない状況に一抹の不安を覚えながらも(笑)・・

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貸出率約10%。ちょっと不安な感じ・・(単に作品の認知度が低いだけ?)

ロバート・デニーロ出演作鑑賞をライフワークとする身としては、即レジスターへ・・

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ブラッド・ピットが戦場での苦悩と覚悟を熱演した「フューリー」鑑賞記

年明け、時間の空いたところで仲間内で評判の良かった映画「フューリー」を観ようかと思いきや

金券屋、プレイガイドとも前売り券は姿を消し、上映時間も夜間枠しかなく鑑賞を見送っていたところ

ふら〜っと、TSUTAYAに立ち寄れば数日前にリリース開始され空きがあったので、さっそく視聴。

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3/11リリース。年始にまだロードショー公開されていた事を考えるとDVD化の早さにビックリですね。

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よく見ていた設定ではあるものの・・

アメリカ軍のドイツ国内での戦闘を描いた作品で、「この手の設定で何本見ただろう・・」ってな具合、

すぐ借りてきたのは「ブラッド・ピット(Brad Pitt)主演最高作」とのコピーに既述の好評が刷り込まれたいたものと思います。

「フューリー」予告編

ブラッド・ピット主演作でマスターピースが、すぐに思い浮かばない自分にとっては、見事その期待に応えてくれました。

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戦車 “FURY” の内外で繰り広げられる人間ドラマ

問われる覚悟

物量共に苦戦を強いられている状況で、地政上の要所を確保すべく孤立無縁の状態で

多勢のドイツ軍を迎撃するシーンがハイライトとなりますが、戦士の覚悟、隊の中での人間ドラマがよく描かれていたと思います。

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引くか、挑むか、指揮官の苦悩・・

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当初はパッケージの上映時間135分を確認して、「うわーっ」なんて引き気味であった長尺も一旦見始める後は、それを感じる事なく。

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気骨ある主人公の陰陽を上手く演じたBrad Pitt.-

スティーブン・スピルバーグ監督作「プライベート・ライアン」あたりからの潮流になったと思わしき生々しい描写が

本作では拍車が掛けられたかの印象で、作品を一筋縄で終わらせらない重みを持たせていたと思います。

参考までに、wikipediaで本作:フューリー(2014年の映画)について調べてみたところ実話ではないようですが、脚本がしっかりしていたんだと思います。

鑑賞後、トム・クルーズの「ワルキューレ」が頭に浮かびましたが

自分がトム・クルーズの戦争映画で同作を思い浮かべるが如く、ブラッド・ピットについては「フューリー良かったな」という後味。

ジュリアン・アサンジがWikileaksで実現しようとした世界と苦悩:映画『フィフス・エステート』鑑賞記

秘密文書の暴露等で、一時はその存在が一身に注目を浴びることになったWikiLeaks/ウィキリークスの舞台裏を描いた「フィフス・エステート」をDVD鑑賞。

「フィフス・エステート/世界から狙われた男」:予告編

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サム・ロックウェルが誤射で大金を手に入れ、苦悩する等身大の男を演じた「転落の銃弾」鑑賞記

 

3月1日は映画の日で、クリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」に興味惹かれたものの

(映画の日が)決定打とならず、家で連日のDVD鑑賞。

今回は「転落の銃弾」。レンタル店で作品を初めて知り、パッケージに書かれてある筋書きに興味を持ったもの。

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一発の誤射に始まる悲劇

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リアム・ニーソンがハイジャッカーと緊迫した攻防を好演:「フライト・ゲーム」鑑賞記

 

この週末は、土日でDVD鑑賞を一本づつ。土曜日は、つい先日、何かを借りてきた際の予告編で興味を持った「フライト・プラン」を鑑賞。

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緩急効いてテンポ良く、次へ次へと展開し、時間の経過を殆ど感じなかったです

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