リドリー・スコット監督が描き出した『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の世界観:映画『ブレードランナー』鑑賞記

原作本 ↓ 読了

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<< 2016年11月23日投稿:画像は記事にリンク >> フィリップ・K・ディックが描いた映画『ブレードランナー』の原作本で描いた世界:『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』読了

の余韻があるうちにと、映画『ブレードーランナー』を鑑賞。

通算2回目であったはずですが、今回鑑賞したのは(前回の)劇場公開のオリジナル版ではなく、ディレクターズカット/ブレードランナー最終版.-

映像化されたフィリップ・K・ディックが描いた未来

前回(の鑑賞)が20年は遡るであろうことから、内容もすっかり忘れていますが・・

原作を忠実に再現したものでなし、Ridley Scott:リドリー・スコット監督の独自の解釈から視られた世界観という感想。

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不敵な存在感を放ったRutger Hauer:ルトガー・ハウアー と、キーとなる役どころを演じた ウィリアム・サンダーソン:William Sanderson.-

実際、用いている語句もアンドロイド→レプリカント、バウンティハンター→ブレードランナーなど使い分けられており、

原作は感情移入に主眼が置かれていたように感じましたが、映画でもラストでそれらしきテーマに触れられているものの

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human being x replicant.-

(映画では)生きること、生命に重きが置かれていたとの(印象)。

原作者のフィリップ・K・ディックは本作完成前に他界してしまったそうですが、存命中であれば、どう感じたか、興味のあるところでした。

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フィリップ・K・ディックが問うた世界

舞台は2019年11月のLos Angeles:ロサンゼルスで、もう間近に迫っている時間軸であるわけですが ^^

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表記に、台詞に、日本語が目立つ意外さもありました

今を起点にするとテクノロジーの進化からギャップも感じますが、製作が1982年であったことを考慮すると、

公開当時のインパクトは相応のものであったろうことは容易に理解出来ます。

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クライマックスのアクションシーン

それこそ時代も未来にずらして、リブート版など製作したら強烈なのが出来上がってきそうにも思いました。

原作本と映画、双方比較出来る楽しさがあり、また、これも時代を超えて語り継がれる作品の醍醐味であるものと。

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出典:GIZMODO(画像は記事にリンク)

・・なんて思ってたら続編編の製作&公開が決定↑しているようで、出来上がりが楽しみです。

 


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