kindleストアで次に読む本を物色していて、見付けた SiX SAMANAなる情報誌。
表紙に踊る「超激安!海外起業」の文字に惹かれて購入。
資本金10万円、月収600ドル稼いでストレスフリーな世界
読めば連載記事主体に、東南アジアに居住する猛者、トホホな話しが盛りだくさん(苦笑)
目当ての特集は、
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表紙に踊る「超激安!海外起業」の文字に惹かれて購入。
読めば連載記事主体に、東南アジアに居住する猛者、トホホな話しが盛りだくさん(苦笑)
目当ての特集は、
今週、受講した大森健巳さんの無料ウェビナー「ゲットモアコミュニケーション術」のおさらい。
大森さんはハイパープレゼンターとして、先のアンソニー・ロビンズが登壇したセミナーズ・フェスタで、約6,000人の参加者を前にファシリテーターを務められた方。
そのパフォーマンスは、アンソニー・ロビンズからも絶賛を受ける事に。
今回、紹介されたのはGoogleやFacebookで交渉に関して顧問を務めるスチュアート・ダイヤモンドの「ゲット・モア・モデル」なる交渉術で、
グーグルが社員教育に利用している交渉術で、その効果たるや従来の交渉よりも4倍の効果があるとの触れ込み。
ゲット・モアとは、自分と相手のパイを拡げる考え方。
ゼロから資産を生み出すには、ジョイントベンチャーの考え方をもとに、
自分と相手のニーズを見極め、それぞれの持っている資産に注目する。
例えば、自分がセミナーを開催した場合、セミナールームの稼働で困っている不動産オーナーであったり、データベースを持っている人とジョイントすれば、双方にメリットが発生する。
大森さんの場合、熟知しているアンソニー・メソッドをもとにセミナーズ・フェスタでアンソニー・ロビンズが伝えきれない部分を日本人の橋渡し役となった。
コミュニケーションをする際に立ちはだかるのが、「拒否される」という壁。
コミュニケーションで成されるべき事は、自分にとって最高と思われる提案を行なう事。
そこでポイントとなる3つの質問が有り、
1. (交渉の)目標は何だろう?
2. 相手はどんな人だろう?
3. 相手を説得するには何が必要だろう?(この人は何だったら動いてくれるかな?)
といった事を考えを及ばせる事。
例えば、アンソニー・ロビンス・メソッドの骨格を成す「シックス・ヒューマン・ニーズ」では
1. 安全、2.不安定、3.重要感、4.愛とつながり、5.成長、6.貢献
の6項目の中から相手が重視している要素を探し出す。
まず、相手のニーズを考える。ここで、後に反発を招いてしまう事になるため、力による抑圧は絶対にやってはいけない。
事例として紹介があったのが、Googleが600億の予算を投じてインフラの工事を行なう計画があったものの、実際は、その半分のところで予算を使い切ってしまった。
そこで、Googleの交渉担当者はスチュワート・ダイヤモンドの助言をもとに、自分たちの要求をぶつけるのではなく、まず施工業者に何かGoogleがニーズを満たせる事がないかを問うた。
そこで示された回答が、Googleの工事を正式に請け負っている業者である事の公式文書が欲しいとの事。
この交渉だけが奏功して、実に99.9%の値引きを導き出したそうな。
また、アメリカの大学で拳銃を突きつけられた学生が、強盗に対して訴えた事が
・自分は強盗犯が撃つに値しない学生である事
・銃を発砲すると大きな音がする事(周囲に察知される)
・強盗犯がボスである事
などの事柄を伝え、お金は取られてしまったものの、お札のみにとどめ、その他の身分証明書等は返還されたとの事。
ここでのポイントは相手に訴える際に、犯人と被害者の共通の敵を作り出し、身分証明書等が紛失されると、役所等の担当者の対応が面倒である事に言及し、強盗の共感を得るに至った。
強盗犯としてはボスの立場で、被害者の要求を満たして上げたとの満足感を得られる。
その他では、イスラム圏で西洋の人質が取られた際は、交渉役が徹底的にコーランを熟読して、犯人の行動のどの点がコーランの教えに反しているか、
事細かに説明して行ったところ、無条件で解放に至ったそうな。
この時のポイントは、相手のルールに従う事。相手がどのような世界観を持っているかを考えて、それを重んじる事で、違いを同化させようとする発想は捨て去る。
違いを見付けたら、その事を幸運に思い、チャンスの糸口にする。
また、交渉で心得ておきべく姿勢として、等価交換の発想を捨てる事。
交渉に当たっては自分にとって簡単に出来ない事と、相手に取って簡単に出来る事を交渉のテーブルに乗せる。
その際、やってはいけない事として
・約束/契約を破る
・相手を貶める(自己中心的、強欲な姿勢)
・感情的になる事
特に交渉の場に感情を持ち込む事は、ご法度。
といった交渉におけるポイントが事例を踏まえ、2時間にわたってレクチャーされました。
ウェビナー開催の動機は、スチュワート・ダイアモンドさんのセミナー開催に向けたPRですが
時代の最先端を走るイメージのGoogleが採用している方法論。今回は交渉術となりますが、その事だけでも体勢が前傾して行くような有難みが感じられますね。
交渉術に関する著作は本屋に立ち寄って、通年でよく見掛ける印象で、ビジネスマンには、その修得度がパフォーマンスに効いてくる度合いが高いと思いますが
ポイントが(入門編として)3つに整理されていると、理解しやすいですね。因みに、規模の大小は問わず、練習を経て、必ず上達していくスキルであるとの事です。
ここのところマイブームかの平秀信さんのウェビナー。
と言っても、この後の予定はなく、今回は「コストカット」で不労所得を得るとのテーマ。
当初、1時間の予定が平さんのセミナーではお馴染みの仙人さんの登場も急遽決まったとの事で2時間。
コストカットには45の方法があり、まず何よりも無駄遣いをやめるとのマインドセットを持つ事が大切。
また、多くの人はお金を使わないと楽しめないと思っているが、お金が無くても楽しむ事は十分出来る。
仙人さんの考えではお金は生きるための武器で、誰かを守るためであったり、嫌な人が来た時に撃退するためであったり。
で、本論に入ると無駄遣い防止は、凡人レベル、変人レベル、仙人レベルと3段階ある。
1.電話をしない、メールをする
2. 映画館に行かない、DVDを買う
3.カードは使わない。現金主義になる
4.外食しない。自宅で食べる
5.雑誌は買わない。立ち読みをする
6.固定電話を持たない、携帯電話だけにする
7.ジムに行かない、家でトレーニングしろ
8.トイレットペーパーは少なく使う
9.電気は消す
10.TVは見るな、本を読め
11. 歩くか、自転車
12.手数料の高い銀行は使わない
13.安いアパートに住む
14.近所の漫画喫茶で仕事をする
15.服は二着で十分
16.時計は要らない。タイマーでOK
17. パーティーは公園でしろ
18. 宝くじは買わない(重要)
19. おやつは水とピーナッツだけ
ここまでが凡人レベル。実際はこれらが噛み砕いて説明され、全てが字面の通り実践を求められるものではなく、心掛けを説かれたものも含まれます。
因みにウェビナーを主催されている平さんの達成度は19項目中80%程度とか。
20. クレジットカードではなく、デビットカードにする(重要)
21. 病院には行かない
22. 近所を旅行しろ
23. カープールを使う
24. ブランドは買わない
25. お尻は水で洗う
26. シャンプー、石鹸は使わない
27. 食料は近所の人に貰う
28. まとめ買いをして売る
29. 固定出費を避ける(重要)
30. 人脈は増やさない(重要)
31. 豚の貯金箱を使う
32. 家で仕事をする
33. 時間を買う(重要)
34. プロジェクトを減らす
35. 四捨五入をする
変人レベルは、ここまで。字面だけ読むと平板的な感じもしますが、1つ1つ実践出来ていると、その累積的効果も高い。
36. 自宅出産をする
37. ホームスクールをする
38. 全裸で過ごす
39. 奥さんが服を作る
40. 奥さんは家を守る
41. 男の仕事場は家、若しくは近所(重要)
42. 家族経営
43. ファミリータイムは読書(重要)
44. オポチュニティ・コスト
45. サンクコスト
といったところ。仙人レベルは「え”っ」って感じの内容も目につきますが、要は人生で一番大事なのは「家族」とのメッセージ。
家族と過ごす時間を大事にして、日中も家族の傍に居れる環境に築いて行く事が大事。因みに、全裸とは五感を磨くための意味合いあっての事。
これらが実践される上でのマインドセットは、人生の中で最も大事な事は「時間」。
自分が大事にしている事を大切にして、意味が無いと感じる事は省いていく。
限られた時間の中で、大切な事をする。
45の項目は人生の質を高める事の手段として紹介されたものと考えますが、お金は生きるための武器。
お金がないと楽しめないと思っているのは、多くの人の思い込み。
多くの人が死に直面して「家族をもっと大事にすれば良かった」「家族と過ごす時間をもっと増やせば良かった」と口にする事に人生の本質があると。
我が身を振り返ると、確かに楽しむためにはお金が必要とのマインドセットは存在していて、家族は居て当然くらいの感覚に甘んじていたので、実はテクニックが伝えられるかと思いきや、その裏側に凄く大事な事が語られていたという2時間。
電車の中で読む本が切れたので、朝サクっとkindleで 長倉顕太 さんの『世界観の創り方』(電子書籍のみ)をダウンロードして出発。
世界観に関しては、認知科学の第一人者の山本雄一郎先生もその重要性について説かれており
>> 池松耕次プラチナパスポート その九:ビジネスの成功は「独自の売り」と「リーダーの覚悟」<<
漠然としたイメージを言語下して頭に入れたいと思っていました。
長倉顕太さんについては、そのストレートな物言いで、無料対談動画(下記)を視聴して以来・・
>> 長倉顕太さんの「変わりたい人」へ向けたメッセージが強烈過ぎた <<
フォローさせて頂いている次第ですが、本著でも見事なまでの単刀直入さ。
” オレの提唱する「世界観」を創れば、人生は必ず変わる。” (7%/百分率は紙の本で言うページ数に相当。以下同様)
“オレたちにとって「人生=人間関係」/「環境=人間関係」/ 環境や人間関係が変われば、必然的に行動も変わり、人生も変わるんだ” (7%)
” 世界観を創りなさい!自分の世界観を世の中にねじ込みなさい、ねじ伏せなさい!そうすれば、人生は自由自在だ!” (25%)
” アナタは世界観を創る能力があるにもかかわらず、他人が創った世界観で生きているってこと。” (25%)
” 人は人との関係性からしか価値を生み出せない / 良い関係性を作ることにフォーカスするべきなんだ。ただ、間違っちゃいけないのは、それが相手に合わすものじゃいけないってこと。” (28%)
” 複数の一流の価値観の組み合わせによって、あなたの世界観が出来上がるんだよ” (35%)
” 好き勝手に生きるには、自分自身の価値観を持たなきゃいけない。” (69%)
” 徹底的に好きなモノを好きと言い、嫌いなモノを嫌いと言うってことをやるんだ。徹底的にコントラストをつけるんだ。結局、成功者はコントラストがついてる人 ” (37%)
” ブレイクスルーできない人ってのは、なんかぼやけてんだよな。だから、言動から変えていく。好きなモノを好きと言い、嫌いなモノを嫌いと言う。とくに嫌いなモノを言うときの遠慮がすごいから。
「嫌われたくない」「自分ができてないのに言う権利はない」なんて思う気持ちもわかるけど1億総情報発信時代に、そんなことじゃ抜け出すことは難しいから” (37%)
長倉さんは、上記のような要因、時代背景を踏まえ、個人が情報発信の重要性を説かれているわけですが・・
” 成功者と普通の人の違い。これは行動したかどうかだ。ただ、それだけ ” (40%)
” 「何をやるかよりも、誰とやるか」ってことが重要だってことに気づいた。/ 「あなたの人生=あなたの周りの人」” (43%)
” 自分の望む「世界観」を創って、その世界観に惹かれる同志を集める。” (44%)
” 自分の行動に必ず自分の判断を入れ、自分の行動に必ず自分の思考を入れろ ” (46%)
” 人生において一番ヤバいのは、自信を失うことだから。そして、ある技術について上手くなるってことは、あなた自身がコモディティ化する怖れがある。
ビジネスでもなんでもそうだが、コモディティ化したらあとはどんどん価値が落ちていく。/ なにかが上手いヤツなんて腐るほどいるんだ。” (51%)
” なにか上手くなれば均一化が起きる。そうしたら、アナタは「アナタ」ではなく、「なにかができる何人かの一人」になるだけ ” (53%)
“生き様をさらせって言ってんだ。生き様を発信するんだ。そうすれば、あなたの世界観ができる。そうなれば、同志が現れる。そうなれば、同志が現れる。そして、新たな人生が切り開かれるんだ!” (53%)
” 「生き様」を見て、その「生き様」が魅力的だと、人やお金が引き寄せられてくる。それを、オレは「世界観」って言ってるんだよ。「生き様」から出てくるメッセージやイメージ。それが「世界観」なんだ。” (75%)
環境こそが、その人の全てといった事が書かれていましたが、自分の目指す先が見付かったら・・
” 最初にやるのは何か。我慢をやめることなんだよ。” (70%)
” 準備もダンドリもいらない。まずは、飛び込むこと。/ 準備もダンドリもいらない。今すぐ行動しろ。” (54%/55%)
” 自分で情報発信をして、自分の言語空間を創るんだ。 ・・中略・・ 魅力的な世界観を創れば、あとは簡単だ。いろんな「場」を創ればいい。っていうか、いろんな「場」を創って欲しい。” (70%)
” 最近、感じるのは、「成功している人」は「目に見えないもの」「残らないもの」にお金と時間を使っているなと思う。/
結局、「目に見えるもの」「残るもの」のほうに価値を感じてしまう思考って、「他人に仕掛けられてる」ってこと。” (57%)
” 成功者は「金をハラルだけでは手に入らない価値」を重視するってこと。 / 成功している人っていうのは、少なからず「自分で価値を生める人」なんだから。” (58%)
“「目に見えるもの」は本当に役に立たない世の中になった。” (59%)
” 結局は、どう自分の「世界観」をプロデュースをするかなんだ “(65%)
” 結局は、偉い人、影響力のある人に引っぱり上げてもられるかが勝負だからね。/ 偉い人ってのは簡単に言えば、「人の見抜く力」があるから偉いわけ。” (67%)
まだ、読了していないですが、9割方といったところ。この本を読んでみて、考えてみると自分が世界観を持った人、人たち、バンド、チームに引き寄せられていることがよく分かります・・
VAN HALEN
Rock Starを感じにはいられないスケールの大きさ
STEEL PANTHER
エロチックでブラックジョークとロックが融合された唯一無二の世界
ALICE IN CHAINS
一度ハマったら病みつきになる禁断のグルーヴ
CHICAGO BEARS
強固なディフェンスで相手をねじ伏せる伝統。1985年、Super Bowlを制した時はショウマンシップにも溢れていた
Los Angeles Lakers
マジック・ジョンソンを核にショウタイム・バスケットボールとしてファンを魅了し、時代を象徴した伝説のラインナップ
Montreal Canadiens
アイスホッケーが国技のカナダで、国民からOur Teamとして慕われる古豪
Sugar Ray Leonard
強かったけど、戦いぶりに美学も感じた天性のアスリート
Naseem Hamed
マンガのキャラクターが飛び出したかの奇想天外さ。エンターテイナーとしての才覚も
Nigel Mansell
「男気」と称されたサーキットでの振る舞い。ドラマ多きパイロットでした
阪神タイガース
強い者(巨人)に立ち向かって、名勝負を数多く繰り広げている伝統。陰の魅力もある
前田智徳
両アキレス腱を断裂しながらも、前田は立ち上がってきた不屈の天才
明治大学ラグビー部
宿敵 早稲田大学を 相手に「前へ」出続けている伝統。復活を願ふ
やっぱり人を惹き付けるのは、その人の持つストーリーであったり、そこに宿る世界観ですね。
七月末に「中間報告」で取り上げた『「戦略」大全』を読了。
前回、中間報告をした後の殆どが、見開き(2ページ)で完結している戦略ツールキット(x28)の紹介であったため
>> マックス・マキューン『「戦略」大全』が誘(いざな)う、人生に戦略を <<
後半は読み流す感じとなってしまいましたが、本の案内としては「訳者あとがき」(p332〜333)が丁度良かったので、そこからの引用。
” この本の大きな特長は、戦略についてのエッセンスを、24項目からなる「戦略原則」としてわかりやすくまとめているところです。
読者は、戦略についての最新理論や具体的に手法に飛びつく前に、まずはじっくりと「戦略とは何か」ということを考えることになります。
ただし本書では、それは抽象的で漠然とした作業にほかなりません。各項目は、基本的な概念の説明や、日本でも馴染み深い企業を題材にした成功事例の紹介、
戦略原則が目指すべき「目標」とその「背景」、直面する「課題」、原則が実践されているかどうかをチェックリスト形式で確認できる「成功の基準」、
その過程で陥りやすい「落とし穴」、具体的なアクションリストとして活用できる「まとめ」などの項目を使って、実に適切に整理されているのです。”
と、前回、自分が言おうとした事が引用の後半で述べられていますが(笑)
戦略にどのようなものがあって、どう使って奏功して等々。自分を含めて、普段、これほど「戦略」に
思いを及ばせる人は少数と思いますが、読むというよりは、気が向いた時に本棚に手を伸ばした先に、この本があって
開いてみたら・・「閃きを得られた!」ってな素材集としての楽しみ方は自分にとってあるかもしれないなと。
昨日の記事をアップするために、久々、手に取った『一瞬で自分を変える言葉』が、今の自分に良い感じであったので
>> 転んだら、また立ち上がりましょう の巻:習慣化、再始動日。 <<
その中から3つを抜粋。
” 人は変化を拒絶して生きることはできない。肉体は常に変化しているし、年齢とともに精神的な成長も遂げる。いつも不安定な状態にいるのが人間なのだ。 ・・中略・・
安定・安心は幻想にすぎない。不安定を受け入れ、変わりゆく自分を楽しまないと、人生の質は高まらない。” (p66-67)
4月にアンソニー・ロビンズが来日した際に、同じステージに上がって、会場を一つにまとめ上げた
ハイパープレゼンターの大森健巳 さんに、この事を質問にしに行った経験があり、
アンソニー・ロビンズが好んで使うフレーズの
” Live With Passion ” の Passion の不安定を意味するとの事。人生を充実したものに作り上げて行ける否か、心の声に従う勇気、不安定を(どの程度)受け容れるかによって決まってくるようです。
この辺り、芸術家の故岡本太郎さんの哲学とも一致するような。
” 自分の状態を変えるには、3つの方法がある。
①体の使い方。 ・・中略・・猫背でうずくまったような体には、パワーはみなぎらない。グッとお腹に力を入れて、背筋を伸ばしてみよう。それだけでも十分に効果がある。
②言葉の使い方。 辛い、キツい、厳しい、できない。そんな言葉を使っていたら、絶対に状態は良くならない。「今日こそは頑張るぞ」「これで一歩前進した」。前向きな言葉を、意識的に投げかけてみよう。
③焦点の当て方 ・・中略・・うまくいかない事実ばかりに焦点を当てていてはいけない。事実に別の焦点を当て、解釈を当てるのだ。うまくいっている人の焦点の当て方を参考にしてもいい。
これらの一つでも実行すれば、必ずあなたの人生は変わる。
・・中略・・
背筋を伸ばし、力強い言葉を使い、良い部分に焦点を当て、違うアプローチやってみるのだ。あなたの状態が変われば、それに応じた結果が必ず表れる。” (p72-73)
ここはアンソニー・ロビンズをフォローしている方々にとって、基本中の基本ですね。特に体の使い方は3つの中の重要度で55%を占める「イロハのイ」に相当する事と。
” 人生のあらゆる出来事は、あなた「に」起きるのではない。あなた「のために」起きている。これ以上の最悪な事態はないと感じることもあるだろう。
しかし、それもあなたの人生へのギフトなのだ。どう活かすかは、あなたにかかっている。” (p84-85)
この事は日本でアンソニー・ロビンズ・メソッドの第一者と言われる 池松耕次 さんによると
「自分を成長させるために福の神が与えてくれた試練に感謝しよう」という表現になりますね。
ここのところ読み進めている『「戦略」大全』が、第6部あるうちの第5部に入ってきたので、中間地点での整理。
と考えていたら、現在 am01:04につき、さらっと。
著書名を読んで字の如く、「戦略」に照準を合わせて書かれた本で、企業が採った様々な紹介が成されていて、記載が具体的で
1章が10ページ程度なので、テンポ良く読み進める事が出来ます。
冒頭で、本書の役割を・・
” 戦略とは、未来を形づくることだ。だが、優れた計画でも、常に現実社会で機能するとは限らない。
本書の目的は、戦略を使って「本当に欲しいものを手に入れるために、いま何をすべきかを明確にすること」であり、戦略を実践的なものにすることだ。” (p20)
と明示され、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグの
” Done is better than Perfecet(完璧を目指すよりも、まずやってみよう)” (p32)
と同社のスローガンを紹介に始まり、章の頭で紹介した企業例をもとに、如何に戦略が機能したか、
「成功の基準」であったり、「落とし穴」であったり、様々な角度からの分析が成されています。
読みやすい半面、自分が実際、数値を盛り込んだ詳細な計画を立てて、実行する状況にないことから
読んでは抜け落ちて的な感覚で、広くオススメするタイプの本とは異なりますが
戦略についての格言も豊富(下記)で、手元に置いておく価値はあるかもしれず、その辺は本の後半の内容も合わせて結論を導ければと思います。
” 何事であれ、より良い方法はどこかに存在するものだ。現在地と目的地を結ぶ、より良いルート(急成長している新市場、新たな手法、顧客、アイデア)はどこかにあり、発見されるのを待っている。” (p33)
“戦略家として考えることは、望ましい状況を実現する可能性を探ることだ。周りで起きていることを認識し、過去の傾向を見極め、数手先を読みながら多次元のチェスをプレーする。” (p56)
” 戦略とは、目標をの達成を目指すものである。リスクとは、目標とそれを達成するための組織の能力の間にある差だ。” (p68)
” 私たちはリスクの見積もりを誤ることで、避けるべきリスクをとり、とるべきリスクを避けてしまうのだ。さらにこれらは、情報不足、個人的恐怖、集団の力学などによって悪化する。” (p75)
本の前半を読み返し、付箋箇所を振り返っみて、改めて気になった言葉、上記の通り。
Facebookで最大級の交流会を主催されている 大谷正光 さんのメールマガジンから。
大谷さん主催のイベントは参加した事のない状況ながら、給与所得者生活から自己実現を経た生き様等から
メルマガで、しばし学びを頂いておる次第。
人の生涯には7年毎に経られる段階があるとして、それは人間、誰しもが持っている12種類の基本的な性格が露呈するようですが・・
” 幼児、孤児、戦士、援助者、探究者、破壊者、求愛者、創造者、統治者、魔術師、賢者、道化 ”
自分は未経験ですが、「ハリーポッター」は、このプロセスに従って物語が描かれているのが、人の深層心理に響いて大ヒットしたのではないかと、大谷さんは分析。
そして人が生涯を歩んでいく中で、上記12の性格の原型が約7年サイクルで強く自分の表に出てくるものであると。
7歳(幼児)>> 14歳(孤児)>> 21歳(戦士)>>
28歳(援助者)>> 35歳(探求者)>> 42歳(破壊者)>>
49歳(求愛者)>> 56歳(創造者)>> 63歳(統治者)>>
70歳(魔術師)>> 77歳(賢者)>> 84歳(道化)
と、これだけ並べると「?」という感じですが、大谷さんは、
” 20代前半は男性はなにかと戦うし、30代になると探究するし “
と。女性の場合、
” 女性は20代後半だと、恋人として援助者のエネルギーが強く出てきますから恋人の為に何でもしてあげたくなっちゃいますよね。”
(女性の方)合ってますか?(笑)
” それに30代になるとスピリチュアルに目覚める人が多くなります。”
” で、人生がガラリと変わるタイミングが大体30代半ば~40代半ばにくる人がとても多いのもこの原型でみえてきます。”
ココは ↑ 、自分の今のステージと合致してきて、よく実感出来るところです。
” 私(大谷さん)も知り合いの人で40代前半からものすごく急に活躍し始めた人がたくさんいます。みなさんほんとに劇的に人生がよくなっているんですよね。
これは原型でいうと「探究~破壊者」のステージで変容が起こるからなんですね。
探究のステージではまさに自分で未知の領域とか、夢とか目標を探求します。野心もあってどんどん突き進む感じ。
ところが、ある程度探究すると「自分が何者か」ということがうっすら見えてきます。
もしもその本当の自分からズレていることをしている場合は自らそれを「破壊者」として一回破壊しちゃいます。
「こんなことがやりたかったわけじゃない!」って。”
各自それぞれ一つ一つのプロセスを経ないと、次へ進めないのが法則としてあるようで、
例えば「破壊」に至るのは、それ自体が悪い事ではなく、大谷さん曰く
” 本当に自分へと進む為に必要なプロセスなんですね。そして破壊の後の新たな創造がうまれる。”
女性の場合であれば・・
” 夫婦関係やパートナーシップに疑問を感じ始める人が多いでしょう。”
会社員の場合であれば・・
” この探究者~破壊者を30代~40代で通過するので多くの迷いや悩みが出て来やすいです。
中間管理職になるのもこの年代ですから、「自分は何がやりたいの?」という探究と「もうこんな会社辞めてやる!」という葛藤が続きやすいと思います。
転職しようか、起業しようかとすごく迷うのもこの年齢です。探究して、破壊したくなっちゃいますから。
” だから今30代~40代でいろいろ迷っているとしたら、それはあなただけっじゃないってことです。
普通は迷う時期なんですよね。
迷ったり不安になったりするのは全然悪いことじゃないですし、人の成長段階においては当たり前のことですよね。”
これらの段階を消化して行く事によって・・
“そうやって魂の成長とともに、精神的にも成熟していくということが原型から見えてきます。
最近、これまでとは感じ方が変わったり、目標がなんとなくなくなったり、これまでやってきたことが無駄だったんじゃないかって感じたりしているとしたら
それは探究者から破壊者への移行が始まっているかもしれません。”
メールマガジンの結びでは・・
” あなたの次の7年はどんな原型のエネルギーが現れてくるでしょうか “
と締め括られています。
今回の記事を読んで、かつて受講したセミナーで同内容の事を学んであって、予備知識があったこと
方や周囲の人とこういった話しをする機会が無かった事もあり、「他の人はどうなだろう」と思うところはありましたが・・
大筋で合意出来て、「破壊者」の段階にいるであろう自分としては(笑)
腑に落ちる点が多く、ここに留めておこうと思った次第。
それぞれ主人公(これを読まれている皆さん)の方々が、今の段階を認識して、そこを通過すると、次に何を迎えるのか、これを分かっているだけでも
直面している問題の相対化、アンソニー・ロビンズ曰く人の人生に欠かせないとする「成長」のプロセスが明瞭になって
より大局的な視野に立って、日々の事柄に向き合える事になれますね。
ブログの創設に遅れる形で作ったFacebookページの「いいね!」が本日200に。感謝。
100番目、200番目は、それぞれブログでエキスパートの領域に足を踏み入れられている方にお願いして
それぞれご快諾頂け!
お一方お一方の重みを実感しながら、これからも地道に更新していこうと思えた良き節目の一日でした。
ありがとうございます。