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「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」 by ニーチェ

昨日に続いて、アンソニー・ロビンズ。と「アンソニー・ロビンズって誰?」って方のために、肩書きを検索したところ世界No.1コーチになる模様。

どこまでも、モノは考えよう

アンソニーの友人(W・ミッチェル)が28歳の時にオートバイ事故に遭い、身体の65%以上に火傷を負い、顔の全皮膚と指を失う事に。

更に悲劇は止まらず、その後、飛行機事故に遭い、下半身不随と・・。

それでも、その友人は「自分を哀れむことをきっぱりと拒否」。そして自身に

「自分がまだ持っているものは何だろう」

「健康な時よりもできることは何だろう」

「この事故の結果、自分はどんな役に立てるだろう」

と自問。

生きていく上で欠かせぬ「希望」

更に入院中、看護婦に恋をしたその友人は「どうしたら、彼女をデートに誘えるだろう」との自問を経て・・

見事、その看護婦さんの心を射止め、結婚。事業でも成功を収め、全世界で講演活動を行い人々を勇気づけているそうな。

答えの出ない問題は出ない

アンソニーはこの事から・・

人生のあらゆる出来事は、あなた「に」起きるのではない。あなた「のために」起きている。

これ以上の最悪な事態はないと感じることもあるだろう。しかし、それもあなたの人生へのギフトなのだ。どう活かすかは、あなたにかかっている。(p85)

解釈は、出来事に意味をもたせる

一時期、ブームとなった哲学者のニーチェの言葉で

「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」

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というのを覚えていますが、自分に起きた出来事にどのような意味を持たせるかは、あくまでその人次第。

上記の例は強烈でありますが、そのような場合でも人は希望を見出して、幸せを掴んでしまうという。

にしても頭で分かっていても、なかなか出来ませんやね、、。

Editor’s Note

今日は、Facebookにコメントを書いた事からお呼びが掛かったコミュニティ主催でのボードゲームのモノポリーを楽しむ会に参加。

昔、それこそ飽きるくらいまでやったゲームながら、ここ数年は1年に1回やるかやらないかといった程度で、その感覚を失っていましたが・・ 今回は先月に続いての事だったので、だいぶ懐かしの感覚が蘇っての約2時間。

初顔の人2名と、ゲームでの対戦は初となる友人と4名(別グループがもう1つ)で対決。キャッシュアウトを懸念して、仕掛けが遅くなり、2位。

それでも、ちょっとした頭脳戦的な駆け引きが心地良かったです。

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アンソニー・ロビンズが説く「人生が変わる瞬間」

 

来月の来日で興味を持ち始めたアンソニー・ロビンズに関して、本を一冊(下記)買って、学んでいる次第ですが・・

 

その中からアンソニー・ロビンズが語る「人生が変わる瞬間」について。

クレームを感謝に感じる心のゆとり

かつて禁煙の手助けをした男性が、アンソニーのもとへ来て・・

「君のセッションに参加して、2年半ほどタバコをやめた。しかし、ストレスに耐えきれなくなって、また吸い出してしまった。きちんとやめられるよう、君がプログラムしてくれなかったせいだ」

とクレームが来た事に対して、アンソニーは

「すばらしい気づきを与えてくれたと感じた。」

そうな。

困ったときに分かる、その人の3段階

うまくいかないことが起きた時、人には3つの選択肢しかない。

  1. 出来事や他人を非難するか無視する。 
  2. 現状を変えるために自分で動く。 
  3. 人生の解釈を変え、設計図を変えること。この設計図が変わる瞬間に人生が変わる。

非難や無視は生産性がなく、現状を何も変えられない。最初は非難していても、それでは何も進展しないことがバカらしくなる。

その結果、自分で動くしかないことに気づく人は多い。だったら最初から自分で動けばいい。

誰かから責められて、とても辛いと感じる人がいる。一方で、積極的な意見をありがたいと感じる人もいる。

そういう前向きな見方や解釈=設計図を変えることが大きな変化を一瞬で生み出す。(p48-49)

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 心のステージが違えば、対応は須く異なる

と、斜線部分が本からの引用ですが、とかく自分もクレームが来たら、相手に合わせる形で反論してしまいがち。

問題(クレーム)が発生したら、その都度、設計図を変える発想良いですね。

「つい相手のテンションに合わせてしまいがちになっているな」と、花粉にクシャンクシャン  ーー;としている合間に浮かんだ振り返りでした。

 

お金を使わず、アイディアだけで億単位の売上を作ってしまう ジェイ・エイブラハム

いつの間にかリストに送信されるようになっていたメールマガジンに目を通してれば、無料セミナーのお知らせ。内容に興味があった事から・・

夜、PC(モニター)の前に着座して、Ustreamでマーケティングの事例集の学び。事例の主はアメリカのマーケティング・コンサルタント、ジェイ・エイブラハムさん。

お金が無くても、お金は稼げる

クライアントはFedexの創業者からアメリカの中小企業に至るまで。業務受託は成功報酬型が基本で、約7,000億円の売上で顧客の期待に応えてきているそうな。

ご本人について今日初めて知る事になりましたが、約2時間半に及んだセミナーで印象に残ったのは・・

1.中小企業での売上アップ事例で、増加額が数千万〜億単位の紹介有り。そこに金銭の支出は伴わず、アイディアのみで実現。

例えば、美容室の空いている空間をネイルサロンに貸し出したところ半年で1億円に迫る売上となった事。

単に売上だけでなく、美容室は顧客の待ち時間の満足向上につながったり、ネイルサロン側は未出店エリアでの潜在顧客の掘り出しにつながった。

2.事業所へパソコン(PC)を納入する事業を手掛けている業者が、サービス内容を納品するところまでから、PCの動作確認するところまで拡大したところ、半年で新規顧客の受注が100件(推定売上高3,000万円)

他の事業社でも、業界の慣例に反して返金保証を導入したところ年商が1年で140%強になった。

慣行的に行われていない事でも、合理的な理由に基づいていない場合、大きなチャンスがある。

ジョイントベンチャーで大事な2点

お金がない場合、強みを持った者(企業)同士がジョイントする事での成功事例がある半面、機能しなかった例も多く、成果に繋げるにはコツが2つあるとの事。

1つは、まず相手に儲けさせる事。もう1つは、相手と自分の両者が一緒にやるメリットを把握して、動く事。単に、組んだだけでは、真のコラボレーションに発展しづらい。

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「お金がないから、、」の呪縛

このセミナー自体も無料だったわけですが(笑)アイディアって、見方を変えるだけでそこかしこに落ちているんだなぁと。

先月紹介した「1万円起業」も然りですが、世の中、案外「お金がないから、、」という理由で実現しない事、思っているより全然少ないようです。

>> 1万円起業に学ぶ起業の心得 <<

>> 価値の提供を何よりも重視して、とにかく一歩踏み出そうの企業論。「1万円起業」読了 <<

 

 

世の中に「忙しい人」は居ないって、本当?

 

夜の会食の予定が入っていた以外は気ままに過ごした一日でしたが、時折、ぼーっと眺めていたFacebookのニュースフィードで

新刊を上梓されたばかりで、現在は三浦海岸でブログ合宿中のプロフェッショナルブロガーの立花岳志さん(及び関連)の投稿をよく見掛けた気がするので(笑)・・

立花さんが兄貴分と慕う本田直之さんの「思考をやわらかくする授業」から「忙しさ」について。

「忙しい」なる幻想 ?

著者の本田さんは・・「忙しい」というのは ただの幻想だ。(p106)との見出しから

忙しさというものは客観的な数値で測られるものではないからだ。自分で決めている限界があって、そこに収まりそうか、収まらなさそうか、ただ自分で線引きしているにすぎない。

・・中略・・

これ以上予定を入れるのは無理だと感じたときは、むしろレベルアップのチャンスだ。トレーニングだと思って、少しだけ自分に負荷をかけてみよう。

自分がこなせると思っている以上の仕事を入れることで、「どうすればもっと効率よくこなせるか」ということに意識が向くようになる。そして自然に「思考の閾値」が上がる。

忙しくとも、暇であれども、1人1日24時間

上記の内容、自分自身に当てはめてみても、つい「忙しい」と感じて、回答を保留したり、断ってしまったり、という経験は少なくないですが

それは単に面倒であったり、一旦引き受けて、途中で断るのは相手に迷惑がかかってしまうとの大義名分があったり。

確かに本田さんが言われる通り、レベルアップの機会を逸する事にもなっているでしょうね。引き受ければ、締め切り効果が働いて、如何に仕事なり、予定を調整する事に意識が働くわけで。

案外「なんとかなる」もの

「なんとかせい」は、長く明治大学の野球部の監督を務められた島岡吉郎監督の口癖であったと

教え子である星野仙一(現、楽天イーグルス監督)さんの著者か何かで読んだ記憶がありますが

芸術家の岡本太郎さんも「迷った時にはヤバいと感じた方の道を選び続けよ」といった発言録があったかと。

最近、「世の中、忙しい人なんて、殆どいない。単に優先順位を付け間違っているだけだ」という考え方も知り、面白く受け止めていましたが

No one is too busy om this world it's all about priorities

これらの先人に学ぶと、我に黄信号、ウルトラマンで言うところのカラータイマーが点滅した時は、飛躍の好機到来と喜ぶくらいの視点も必要かもですね。

秋元康さんは鈴木おさむさんのとの対談本で「人生で、やりたい事以外の事をやっている時間はない」というモノの捉え方もありますね。

 

ウォーレン・バフェットが投資家としての大成功を導いた習慣

先日、Facebookのニュースフィードに認知科学者(wikipediaの記載を引用)苫米地英人博士の「年収と読書量は正比例する」との言葉が引用されている方を見ましたが

投資の神様と称されるウォーレン・バフェットの読書術に関して「1分間バフェット」で・・

バフェットの読書論

(バフェットは)10歳の時にはすでに、オマハ図書館にある『金融』という言葉がタイトルに入っている本はすべて、2回ずつ読みました」というほどすさまじ読み方(p118)

ジャンルも金融に限定されず、

競馬場で無認可の予想紙を発行していた頃は、議員を務めていた父から勝ち馬予想に関する本を何百冊も借りてもらい ・・中略・・ さらに数か月分の古い予想紙にもくり返し目を通し、予想力を養っている。

少年がプレイボーイ誌を熱心に読むように、私は上場企業の財務諸表を熱心に読んでいます

大学時代、担当教授の本を著書を、著者以上に熟知していたそうで、量もさることながら質の高さも読み取れますが

バフェットが「投資家として大成功するためには、何をするべきですか?」という質問に、いつも同じ事を回答しているそうで、それは・・

「手当たり次第、読むことです」

と。「1分間バフェット」の著者(経済・経営ジャーナリスト/桑原晃弥さん)は、インターネットに大量の情報が出回っていようと、ウォール街で裏情報がささやかれていたとしても、

バフェットの行っている事は変わらず、「毎日、何時間も読んだり、考えたりするだけ」であると項目を締め括っています。

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読みっ放しからの脱却

読書量については、世に平均値が存在するとすれば、その上をいくものと、周囲からも何となく自分の感覚でも思っていますが

大概は1回読むところまで。最近になって、気になった箇所は付箋を貼るようになったので、

「こんな事、書いてあったよな」とか確認事項を探し出す時に、だいぶ楽になりましたが

バフェットの読書の実態を知ると、特定の分野で突き抜けるためには、読んだ事が「何となく」でなく、「しっかり」頭に入っている事が大事と教えられますね。

と、ここまで書いたところで、「人間 記憶曲線」でググったところ・・ 「エビングハウスの忘却曲線」が検索。

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一般的に1日経つと覚えた事の3/4を失念してしまう事を考えれば、本を読了した後であったり、新たな知識を習得した後は、熟読ならずとも、少なくとも数日後に復習するくらいの心掛けは必要ですね。

3,583円から始まる、望むべきを手に入れる生涯とは(「ザ・シークレット」から得た学び)

 

またまた YouTube の推奨動画から『ザ・シークレット』の始めの20分間 なる映像を見て・・

それ以降の部分、本編(全体)が気になり、週末購入して視聴してみました。

思考に周波数、周波数は同類を引き寄せる

約90分の映画風に仕上げられた作品の主旨は、「人は自分が考えている通りになれる(=人生とは頭の中で考えた事を形に表したもの)」との前提から・・

思考には周波数があり、人は望む事に集中する事により、

前向きな人、前向きな環境、前向きな事を「引き寄せる」事になる。

 

人は1日に6万回の思考をすると言われており、それを常に思考を監視する事は容易ならざるが、

「感情」は思考の状態を知らせてくれる。

「人生を創るのは、思考と感情である」ことから、気分の落ち込みを自覚した時は、好きな音楽に耳を傾けるなどして、良い気分を創り出す事が重要。

 

考えを実現する3ステップ

自分が考えている人生とするには、創造の3ステップがあるとして・・

第一段階:求める

第二段階:信じる事
(根拠が無くても構わない。達成する事のみ信じられていれさえすれば良い)

第三段階:受け取る

がある。まず何より大事なのは、信じて一歩踏み出す事。

欲しい物を「求める」だけで宇宙は反応、引き寄せの法則は自分の考えに従順な性質を有する。

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感謝こそ、思いを実現化する源なり

まず、取りかかるべき事は「感謝のリストを作る」事。

現実になる事は思考と感謝であるとして、自分の持っている事に感謝する事は極めて大切。全てを大切に思う。

想像する事は実体化し、実体化させるべく引き寄せを生み出すもととなるのは感情。

宇宙というカタログから欲しい物を決めて、自分はそれを持てる、持つに値する、と信じる。

毎日、目を閉じて、欲しい物を持っていると信じて、それを感じ、それに感謝し、その事を宇宙に送る。(そうする事で、宇宙が実現可能な方法を導き出してくれる)

そして閃きを得られたら、それを信じて行動に移す。

欲しい物を選ぶ際は生き生きとした感情で、強く願えば宇宙はどんな物でも届けてくれる。

 

信じるも良し、そばに置くも

約90分の内容を自分なりにまとめると、上記の感じとなりましたが、タイトルにある「3,583円」とは映像の購入に要した費用。

使い方をよく分からないながら、使っているものの代表格として「脳」があると思います。

根拠が明確でないながら、何となく信じている事が人それぞれあると思うのですが、

上手く行っている人に従う=勝ち馬に乗る  といった言い回しや

「気(波長)が合う」といった表現の如く、引き寄せの法則を、別の形で表現された物言いは種々耳にします。

 

超常的な領域に念を送る

「ザ・シークレット」を見て感じたのは、例えば科学の範疇で説明し切れない事柄(本編に登場するのは作家、哲学者の他、物理学者など多様な立場の専門家)であり、

それをブログで伝える事に逡巡する気持ちはありましたが、映像に込められた主張(メッセージ)は一本筋の通った内容で腹落ちするもので

逆に自分だけに留めておく事は余りにも勿体なく「内容をアップしよう」との判断に至りました。

好き嫌いはあると思いますが、自分自身は映像で説明された法則を実践して、その結果をこちらでシェア出来ればと思っています。

このレベルのワクワク感は久々ですかね。まず、欲しい物を明確にするステップからです・・

 

Editor’s Note

東京駅前で、気付けば00:00過ぎまでローマへ赴任する友人の歓送会。

ココのupdateを思いながら、新天地に意気込む姿を目の当たりにする佇まいは、傍で体感するに心地良いものでした。

 

みうらじゅんさんが説く「不安と安定」

 

今週末は、昨日に力が入った感じであったので、今日は動いても地元の中を。特に何をする訳でもなく

夜、本棚の中から手が伸びたのは、みうらじゅんさんの「さよなら私」

数年前に、どこかの書評でみうらじゅん流の哲学が語られているとか、そのような紹介に興味を持って購入した一冊。ぱらぱらっとめくっていて、目が止まった箇所(p42-43)の引用・・

「不安こそ生きてるあかし」

思い返せば不安でなかった日など一日たりともありませんでした。

なにかしら不安のたねはころがっているものであり、どこかしら不安の風は吹いてくるものです。

もし、不安じゃなかったときがあったりしても、それは単に不安を忘れているだけのことで、また気がつけば新しい不安はすぐそこに待ち構えているのです。

不安の反意語が「安定」なんて嘘。安定なんてそもそもこの世にはなく、油断している期間のことをそう呼んでいるにすぎないのです。

そんな言葉にだまされて、さらにそれをキープしようと願う人がいます。いつか痛い目に遭うことは確実です。

・・中略・・

人は不安と真っ向対峙したとき、必ず成長するものです。

・・中略・・

目の前の不安から逃げないで、どうにかうまくつきあっていこうとする気持ちが人を大人にするのです。

それにはできる限り他人にやさしくするのがいいでしょう。他人が喜ぶことだけを考えて、それを趣味に生きていけばいいのです。

・・中略・・

とにかく少しでも自分に興味をなくし、自分以外のものに興味を向けるべきなのです。

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イメージと 180° だった インサイドみうらじゅん

みうらじゅんさんと言うと、伊藤せいこうさんと仕掛けた?仏像ブームをはじめ、チャールス・ブロンソンなど、

独自の視点に基づいて人生を楽しんでいる感じが印象的でしたが、そういった人でも内側では「不安」と常に対峙していたとの告白、ギャップを強く感じました。

自分が刺さったのは先日引用した 長倉顕太さんの動画で、「安定は要らない」「まず人を勝たせろ」というメッセージと

みうらじゅんさんのメッセージに親和性を感じた点。

>> 長倉顕太さんの「変わりたい人」へ向けたメッセージが強烈過ぎた <<

時代の不確実性が増しているだけに、安定を求めれば求めるほど、自分にやりたい事があった場合、そこから乖離が生じたり、持てる力が発揮されづらくなるのだと思いますが

そんな時でも自分の出来る事で周囲に貢献出来れば、外側から自分自身の存在や力を認識出来る事につながるのではと思いました。

とかく「忙しい」という実態や感覚を優先して、自分だけの事に終始してしまいがちですが、それでも「きっと何か出来るはず」。

その積み重ねが不安を小さくして、結果として精神的な事かもしれませんが「安定」を錯覚出来るのかなと思いました。錯覚とは、みうらじゅんさんの解釈に準拠して。

安定って、果たして存在するのかな・・。

Editor’s Note

独自ドメイン(mewisemagic.net)を取得して、WordPressでブログを書き始めたのが、12月1日。ブログのFacebookページ(http://www.facebook.com/mewisemagic.net)を作成したのが、12月21日。

そこから徐々に「いいね!」を頂戴する日々となり、3月16日に節目の100を迎えました。有難うございます。

100番目はお願いして、プロフェッショナルブロガーの立花岳志さんにお願いさせて頂きましたが、

スピード・ブランディングの著者でブランディングの専門家である鳥居祐一さんの言を拝借すると

 

あなた自身が成長して恩恵を受けるのは誰だと思いますか?もちろん当の本人は成長を実感し、セルフイメージが高まるでしょう。しかし、実はもっと喜ぶ人がいます。それは、あなたの顧客です。(p212)

このブログの場合、顧客との表現は当てはまらないですが、書いた事に対して「いいね!」「コメント」等で反応頂ける事によって

「豚もおだてりゃ・・」の要領で(笑)やる気を鼓舞され、何か自分自身以上のモノが出せそうな気がしておりますので ^^

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今後とも人に会いにいったり、セミナーに参加したり、映画を見たり、本を読んだり等々、

行動して得られた学び、感覚を共有出来ればと思っておりますので、今後とも温かなお付き合いを宜しくお願い致します。

 

続、集合知:優秀な個人より「案外」正しい、みんなの意見

 

「みんなの意見」は案外正しい  を読了。読み始めの時、ここにそれを記したのが2月23日だったので、断続的に読み進めていた事もあり、結構、時間かかりました。

>>  集合知:みんな知らなかったのに、みんな知っていたことから真相を突き止めてしまう不思議  <<

 

 

みんなの意見は、優秀な個人より秀でる

300頁超のボリュームに、アカデミックな内容で翻訳本特有の違和感もあり、要点を端的にまとめるのは難しいですが、

渋滞、科学、市場など、様々な斬り口から

私たちの身の回りには集団のほうが優れた個人より物事をうまく判断している事例がたくさんある、との実態から

集合知が大失敗を冒した例も大量にありながら、本のタイトルの如く、みんなの意見は「案外」正しいと。

 

本の核心は、適切な状況下では、集団はきわめて優れた知力を発揮するし、それは往々にして集団の中でいちばん優秀な個人の知力よりも優れている。(p.10)

 

専門家 < 集合知 + 自分の 方程式

昨年末、「君に友だちはいらない」の刊行記念講演会で著者の瀧本哲史さんが

 

時代が混沌としてくると、カリスマに何でも解決してもらおうとする風潮が出てくるといった内容の言及をされており、

時代の危うさがあると潜んでいるんだと思いますが、

「みんなの意見」は案外正しい  を読むまでは、自身が判断を下す前に

その分野の専門家の意見に、自分の感覚を馴染まさせて、答えを導いていく流れでしたが、その過程で「集合知」の向きも勘案してみようと感じた次第。

ん、1回で消化するのは難しかったですが、侮るべく「集合知」のメッセージは強く学習出来ました。

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