青山繁晴参議院議員の『ぼくらの死生観 ー 英霊の渇く島を問う』を読了。
かつて出版された『死ぬ理由、生きる理由 ー 英霊の渇く島に問う』が新書化され、
そこに書き下ろしの原稿(「この書が新書として再生する朝は、こころの晴れ間です」)が約120枚が加えられたもの。
本書が書き上げられた発端は、大型客船にっぽん丸を運航している商船三井から
” いつか、にっぽん丸の小笠原クルーズの行き先に硫黄島を加えて、ぼくの話を乗客に聴いてもらいたいという願いを、
この智子さん(註:商船三井社員)が深められて、粘り強く上司らとの話し合いや商船三井客船へのプレゼンテーションを重ねてきたうえでのオファーだったのでした。”(p22)
青山繁晴参議院議員(当時、株式会社独立総合研究所社長)の下にオファーが舞い込み、
主に、硫黄島に関する船上での講演『硫黄島を考える講演会付きのクルーズ』の模様が文字起こしされたもの。
硫黄島の真実
硫黄島(いおうとう)とは、
” 日本はそれまでの2千年をはるかに超える永い歴史で初めて、国土の一部を外国に占領されました。”(p16-17)
という日本史においての位置付けを担い、そこでは
続きを読む 青山繁晴議員が問う硫黄島、そして日本人:『ぼくらの死生観 ー 英霊の渇く島に問う』読了 →
月例で開催されている新党大地主催の勉強会「東京大地塾」に参加。
今回の会場は、衆議院議員第二会館 地下1階の第1会議室
通常、月末の木曜といったスケジューリングですが、
今回は(同時期に)鈴木宗男(新党大地)代表の北方領土行きの予定が控えているため
<< 2018年6月28日投稿:画像は記事にリンク >> 鈴木宗男、佐藤優両先生登壇の勉強会で、米朝会談で我々が得られたものに、日本外交喫緊の課題に・・ さまざま考えさせられてきた:「東京大地塾」参加記 ⑰
前回から約2週間のインターバルでの開催。
佐藤優先生が取り上げたテーマは「オウム関係者の死刑執行について」。
続きを読む 鈴木宗男、佐藤優両先生登壇の勉強会で、オウム事件から学ぶべきこと、国際情勢で絡み合う各国の思惑・・ さまざま考えさせられてきた:「東京大地塾」参加記 ⑱ →
先週、中間記↓アップロードした
<< 2018年6月28日投稿:画像は記事にリンク >> 白井聡さんがエグる「永続敗戦レジーム」の爪痕:『増補「戦後」の墓碑銘』読み始め
白井聡さんの『増補 「戦後の墓銘碑」』を読了.-
『国体論 菊と星条旗』刊行記念のトークイベントで
<< 2018年6月2日投稿:画像は記事にリンク >> 白井聡『国体論 菊と星条旗』刊行記念「国体」は、我々をどこに連れていくのか?白井聡 X 國分功一郎 トークイベント参加記
(白井聡さんの)大学の先輩との國分功一郎さんが、「烈しさ」というキーワードを抜き出されていましたが、
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月一、衆議院第二議員会館で開催されている新党大地主催の勉強会、東京大地塾に参加。
梅雨の最中ながら、屋内に入り、夏本番を感じさせられる外の暑さから開放され ^^
今回のテーマはタイミング的にこれでしょう!と→「米朝首脳会談と日本外交の課題」
冒頭、鈴木宗男新党大地代表が挨拶を兼ねて、2週間前に開催された米朝首脳会談に言及され、
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政治学者 白井聡さんの『増補 「戦後」の墓碑銘』を読み始めてから
全部で第5章まであるうちの第1章とちょっと(〜p149)を読み終えたので、そこまでのおさらい。
” 本書は。『週間金曜日』に連載された『「戦後」の墓碑銘』と題するコラムの原稿、ならびに、筆者が折に触れてさまざまな媒体に書いた時事論的論考、
そして「戦後」というテーマに関連する解説論文等をまとめたものである。若干の書き下ろしも含まれている。”(p18)
というバックボーンから
第1章 「戦後」の墓碑銘
第2章 「永続敗戦レジーム」のなかの安倍政権
第3章 「戦後」に挑んだ者たち
第4章 生存の倫理としての抵抗
第5章 平成政治の転換点
と章立てされた下、
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筑波大学 進藤榮一教授と、
<< 2018年6月7日投稿:画像は記事にリンク >> 白井聡さんが突きつけた、敗戦否認の余りある代償:『永続敗戦論』読了
『永続敗戦論』↑などの著者として注目度を高めておられる白井聡さんの対談ほかを収録した
白井 聡,進藤 榮一 詩想社 2018-06-08
『「日米基軸」幻想 凋落する米国、追従する日本の未来』を読了。
パワーシフトが起きている最中
本書は、
続きを読む 進藤榮一教授と白井聡さんが警鐘を鳴らす、大逆転している世界の現実と日本外交:『「日米基軸」幻想 凋落する米国、追従する日本の未来』読了 →
舛添要一前東京都知事の回顧録とでもいうべき『都知事失格』を読了。
出版時から本書については承知していたものの、最近まで感情的に受け容れ難く
<< 2018年6月13日投稿:画像は記事にリンク >> 「日本に女性首相が誕生する日 ―トップ&ワースト女性議員は誰か」:古谷経衡さん X 舛添要一さん 特別対談 参加記
先日の参加した特別対談の機会に合わせて入手していたもの。
本書は、
続きを読む 舛添要一前東京都知事が振り返った辞任劇の舞台裏、東京で実現させたかったこと、そして:『都知事失格』読了 →
前回、読了記をアップロードした
<< 2018年6月13日投稿:画像は記事にリンク >> 古谷経衡さんが斬った女性政治家たち、そして問うたマスコミに有権者の責:『女政治家の通信簿』読了
『女政治家の通信簿』刊行記念 古谷経衡さん x 舛添要一さん特別対談に参加。タイトルは「日本に女性首相が誕生する日ートップ&ワースト女性議員は誰か」。
会場ば八重洲ブックセンター
そもそも『女政治家の通信簿』を手に取ったのは、本イベントに舛添要一前東京都知事登壇を知ったことがきっかけ。
都知事辞任に至った一連の経緯は、一都民として嫌悪に迫る感情を抱きましたが、
時間の経過が感情を落ち着けてくれ、「実際、どんな人だろう?」という関心に、
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる