(2025年)9月を迎えて最初の私用は、滅多に下車することのない両国駅近くにある劇場 Air studio を訪れ「オサエロ」を観劇。
先月参加した

結瀬ことりさんのオフ会でお声がけ頂き、「どの日に行けるかなぁ」と公演日程に目をやれば・・
俳優 泉ピン子さんの『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』を読了。
先月(2025年3月)に開催された
刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 で入手していた著書。
本書は
” 昭和や平成の時代よりも老害が排除されやすい世の中だけど、様々なピンチを撥ね除けたピン活人生には自信がある。
古いものに価値があるように、古い考えにもたぶん価値はある。そう思って、私のピン活人生を本にまとめることにした。
言葉で説明するだけだと今の人にはとっつきにくいかもしれないので、熱海での私の平凡が暮らしの写真も合わせて公開することにした。
私の拙い経験でも、もしかしたらピンチに直面している誰かの励みになるかもしれない。年齢を問わず、今がピンチだと感じる人に手に取っていただけたら嬉しいです。”(p.005)
との思いを土台に、FRaUweb掲載記事に大幅な加筆修正が加えられ書籍化。
印象に残った箇所を以下に幾つか抜き出すと、一つタイトルにも掲げられたバッシングがキーワードになっていますが
続きを読む 泉ピン子さんに学ぶ逆境との向き合い方:『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』読了
申込みを経て開催当日が迫ってきた頃、ネットニュースの見出しを飾った
77歳・泉ピン子、書籍会見でノンストップ毒舌トーク&予定オーバーの大暴れ!
記者会見の模様から「今週末かぁ」と楽しみにしていた泉ピン子さんの『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念トークイベントへ。
参加特典の記念写真撮影に反応した次第ながら、上述の会見の様子からやや心構えも求められるような心象を・・ ^〜^;
続きを読む 泉ピン子『終活やーめた。元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 参加記
俳優 仲野太賀さん、ディレクター上出遼平さん、写真家阿部裕介さんのネパールで世界一美しい谷と評されるランタン谷を目指した旅行記が綴られた『MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st Blaze Langtang Valley』を読了。
本書出版時、X で話題になっていることにフラグが立った後に触れた
サイン本入荷情報に高速で反応し、2024年最後に手に入れた本。
本書は、
” そして私たちはそれから丸三日、眠ることも忘れて遊び続けた。妙な興奮は何度布団に潜り込んでも途切れることがなかった。ダイナーで飯を食い、自転車で街を駆け巡り、クラブで踊り狂い、カラオケで喉を嗄らし、ピザ屋に駆け込んで腹を満たした。それが悪夢のように繰り返された。熱病に冒されたようで、出口のない輪に囚われたようでもあった。ニューヨークのピザ屋は朝まで営業している。というより、朝までやっている飲食店といえばピザ屋くらいしかない。だから私たちは、連日連夜ピザを食うことになった。何度目かわからない深夜の後、何軒目かわからないクラブで向かうタクシーの中で、私たちはミッドナイト・ピッツア・クラブという名を授かった。嘘じゃなく、私たちのタクシーに衝突するようにして、その名前は私たちのもとにやって来たのだった。
さて、そんな混乱の中で、私たちはネパールに行くことを決めたらしい。”(p30-31)
とニューヨークで密な時間を過ごされた著書お三方(文は上出遼平さん)がノリをきっかけに目指されたネパール旅本。
総括として
続きを読む 仲野太賀さん、上出遼平さん、阿部裕介さんが目指した世界一美しい谷への軌跡:『MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st Blaze Langtang Valley』読了
東日本、台風直撃に翻弄され、世の中的に夏休みの締めとされた週末、2020年の初参加以来
通算4度目となる座長こと稲川淳二さんの MYSTERY NIGHT TOUR 2024へ。
会場は定番のなかの ZERO 大ホール。敷地内駐車場に停まる車両から「今年も来たぞ」との思いを引っ張り出され、
一年振りでホール内へ。怪演(開演)時間が迫るにつれ高まる期待感。
ステージには小湊鉄道で実在するとの駅でセットが組み立てられ、雰囲気掻き立てられる中、定刻を迎え恒例の樋口舞さんの諸注意等がアナウンスされ、いざ怪演。
加山雄三さんの『俺は100歳まで生きると決めた』を読了。
2024年4月11日、加山雄三さんの87歳の誕生日に
茅ヶ崎カフェで開催された発売記念サイン本お渡し会で、加山雄三さんよりお手渡し頂き入手していた著書。
本書は、
” 2022年の大晦日、「NHK紅白歌合戦」で歌った後、俺は100歳まで生きると決めた。”(p3)
と決めた未来への誓いに、
” 俺の全盛期は70代だったんじゃないかな。コンサートで歌ったり、テレビ番組であちこち歩き回ったり、70代は毎日充実していたからね。その延長線上に、今の80代の元気な暮らしがある。
そんな俺の70代、それまでの歩み、そして80代になった今、さらに未来について、この本で話していこうと思う。”(p6)
と189ページで簡潔に加山雄三さんが辿られてきた軌跡について
第一章 輝かしき俺の70代
第二章 茅ヶ崎の海が俺を育てた
第三章 俺の芸能生活、山あり谷あり
第四章 80代、まだまだ青春
第五章 今の俺、これからの俺
の章立てに沿って言及されています。
加山雄三さんというと・・
” 親父は、俳優の上原謙。おふくろも俳優で、小桜葉子。 ・・中略・・
茅ヶ崎の家は広くて、敷地は500坪以上あった。おふくろは岩倉具視のひ孫にあたって、経済的に恵まれていたんだ。”(p56)
という境遇のもとに生を受け、順風満帆にスター街道を歩んできたものと思いきや
” 大学時代はミュージシャンになろうとは思っていなかった。俳優になりたいとも思っていなかった。企業に就職してふつうの会社員になろうとしていたんだ。そのために準備もしていた。企業の資料も集めていたんだ。”(p86)
との考えを友人(峰岸慎一さん)の
続きを読む 加山雄三さんが振り返った輝かしき70代と今80代まで。そしてこれからへの思い:『俺は100歳まで生きると決めた』読了
先週末、梅雨入りの発表があって以降、早くも中休み?と感じさせられながら湿度はこの時期らしい夜、
紀伊國屋ホールへ繰り出し、『なんだか今日もダメみたい』刊行記念 竹中直人トークショーへ。
竹中直人さんと並び壇上にはスペシャルゲストMEGUMIさん。お二人の接点について承知していませんでしたが、よく飲む距離感で映画「零落」では竹中直人さんの依頼でMEGUMIさんがプロデューサーを担ったという間柄でもあるそうな。
トークは、進行役の方からお二人にバトンが託された時点での「はい、わかりました」と発せられた竹中直人さんの声色から世界観の引っ張り込まれるかのゆる〜き滑り出し ^〜^;
序盤は、MEGUMIさんが竹中直人さんと飲まれる時によく話題になるとの忌野清志郎さんの茶目っ気溢れる生前の(竹中直人さんとの)交流録から
続きを読む 竹中直人さんを8年ぶりに眼前で感じてきた:『なんだか今日もダメみたい』刊行記念 竹中直人トークショー 参加記
(2024年)6月を迎えての最初の日曜日は、久方ぶりに代官山T-SITEを訪れ
藤野義明『エガちゃんねる革命』3刷記念トークイベント&サイン会へ。
イベントの軸エガちゃんねるは、いわゆるあたおかと称される領域に足を踏み入れられていないライト層との自覚ながら、2020年1月のチャンネル開設以降瞬く間に人気コンテンツに駆け上がった内側に大いに興味を持ち軽やかに参加を決意。
満席となった会場参加60名とのことで開場時間前から待ちの列が出来ていたり、参加される方々で顔馴染みも多い様子に多少アウェー感を抱きながらスタンバイ。
定刻(11:00)を迎え、エガちゃんねるのの仕掛け人 ブリーフ団D、藤野Dこと・・ 藤野義明ディレクター登場。
続きを読む 藤野義明ディレクターとブリーフ団Mさんから エガちゃんねる の世界観を感じてきた:藤野義明『エガちゃんねる革命』3刷記念トークイベント&サイン会 参加記