ワラビーズ、スプリングボクス相手に連勝ならず(2018 ラグビーチャンピオンシップ)
” ニュージーランドの地で無敵と思われていたオールブラックスを倒し、1年後のワールドカップへ向けて自信を取り戻した南アフリカ代表“スプリングボックス”が、地元ファンの前でたくましくなった姿を披露した。
9月29日、ポートエリザベスのネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムでおこなわれたラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)の第5節でオーストラリア代表と対戦し、23-12で競り勝った。
今大会、南アはこれで3勝2敗。オーストラリアは地元で35年ぶりにアルゼンチンに敗れたショックを引きずっていたか、連敗で1勝4敗となった。
開始30秒、オーストラリアのSOカートリー・ビールが自陣深くでボールを大きく回そうとしたところ、南アのWTBアピウェ・ディアンティがインターセプトし先制トライを挙げた。
21分にはSOハンドレ・ポラードがディフェンスを切り裂き、SHファフ・デクラークにつないで追加点。
一方のオーストラリアは26分、敵陣深くでアドバンテージをもらい連続で攻め、SHウィル・ゲニアからロングパスをもらったCTBリース・ホッジが右隅にフィニッシュした。
29分にはカウンターでFBデイン・ハイレットペティが果敢にタテを突き、仲間のサポートとすばやいリサイクル後、ゲニアがWTBマリカ・コロインベテとのパス交換からゴールに持ち込んだ。
2点差に詰められ南アだが、その後、ポラードがPGを3本決めてリードを拡大。
テリトリー獲得とボール支配率ではオーストラリアが上回ったが、南アは相手より倍以上の148回のタックルを繰り出し、
イエローカードをもらい数的不利な時間帯もあったが粘り強いディフェンスで耐え、後半は無失点だった。
最終節となる10月6日、南アは地元プレトリアでニュージーランドを迎え撃つ。
オーストラリアはアルゼンチンのサルタに飛び、ゴールドコーストでの屈辱を晴らしたい。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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ワラビーズ、小田原市と「トレーニングキャンプに関する協定」締結
” ワラビーズが小田原にやって来る。8月27日、オーストラリアラグビー協会と小田原市が「トレーニングキャンプに関する協定」を締結したと発表した。
ヒルトン小田原リゾート&スパも含めた三者での締結だ(締結日は8月24日)。
今年から2020年にかけて、3年を見据えた内容だ。豪州代表ワラビーズと男女セブンズ代表が、小田原に複数回やって来る。
最初のキャンプはワラビーズだ。今年10月28日から11月3日までの7日間、同地でトレーニングする。同チームは10月27日、日産スタジアム(横浜)でニュージーランドと戦う。
ワラビーズは2019年9月中旬にもキャンプを実施する(9日間程度)。こちらはワールドカップの直前になりそうだ。
セブンズ代表は、女子が2019年7月29日~8月3日、男子が2019年8月4日~8月9日にやって来る。
2020年は7月または8月の1週間程度が予定されている。東京五輪のラグビー競技は、男子=7月27日~29日、女子=7月30日~8月1日の日程でおこなわれる。
トップチームの受け入れにあたり、小田原市は使用される城山陸上競技場の整備をすすめる予定だ。
安全を確保するため、最初のキャンプまでにゴールポストの基礎を増設。天然芝によるインゴール幅(5メートル)の確保などもおこなわれる。
また、選手の移動、宿泊、食事や水など必要な費用を小田原市とヒルトン小田原リゾート&スパが負担する(オーストラリアラグビー協会は宿泊費の50パーセントを負担)。
オーストラリア側も小田原に対してメリットをもたらしてくれる。滞在中、公開練習の実施や、市が提案する交流プログラムに参加するよう努めるつもりだ。
オーストラリア協会のラエリーン・カッスルCEOは、「小田原のコミュニティーは、私たちを高い水準で受け入れてくれました。
これから確立されていく強いフレンドシップを楽しみにしています」とコメントを出した。”(出典: RUGBY REPUBLIC)
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ワラビーズ、ブリスベンでスプリングボクス下す(2018 ラグビーチャンピオンシップ)
” 5万2500人を収容できるブリスベンのサンコープスタジアムは空席が目立ち、
観客は2万7849人と寂しい雰囲気のなかでおこなわれたラグビーチャンピオンシップのオーストラリア代表×南アフリカ代表戦(9月8日)だが、
ノーサイドの笛が鳴るまで、互いに威信やプライドをかけた熱闘となり、ホームチームのオーストラリア代表が23-18で競り勝った。
今大会これで、ともに1勝2敗。6月のテストシリーズでアイルランド代表に負け越し、8月はホーム&アウェイでニュージーランド代表に完敗していたオーストラリア代表だが、テストマッチの連敗を4で止めた。
オーストラリアは立ち上がりがよく、FLルカン・トゥイのゲインで敵陣22メートルライン内に入りテンポよく攻めたて、2分、主将のFLマイケル・フーパーがインゴールに突っ込み先制した。
対する南アは、PGで得点したあとの14分、ラインアウトからモールで押し込み逆転する。
28分にもゴールに迫ってFWが連続でタテを突き、SHファフ・デクラークからロングパスをもらったWTBマカゾレ・マピンピが右隅にフィニッシュ。
前節ではアルゼンチンに敗れ自国のファンから厳しい目を向けられており、南アも決意を持ってこの試合に臨んでいた。
しかし32分すぎ、南アが自陣深くのラインアウトでロングスローを選択したが乱れ、ボールを拾い上げたオーストラリアのCTBマット・トゥームアがゴールラインを割り、流れを変えた。
その後、ショットでスコアボードは動き、17-18とオーストラリアが1点ビハインドで前半を終えた。
後半の序盤、オーストラリアはしつこく攻めながら南アの堅い守りを崩せなかったが、PGで逆転する。
その後もラインアウトの失敗でチャンスを逃したゴールドジャージーの男たちだったが、68分、スクラムで相手の反則を引き出し、PGで貴重な追加点を挙げ、23-18とした。
南アは76分から約6分間、敵陣深くで猛攻を繰り返す。しかし、オーストラリアが耐えてリードを守り切り、代表チーム“ワラビーズ”を信じて熱い声援を送ったファンが歓喜した。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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ワラビーズ、オールブラックスの壁厚く黒星発進(2018 ラグビーチャンピオンシップ)
” 南半球の強豪4か国が競うラグビーチャンピオンシップが8月18日に開幕し、3連覇を狙う世界ランキング1位のニュージーランド代表“オールブラックス”は、同5位のオーストラリア代表“ワラビーズ”とシドニーで対戦。
前半を1点ビハインドで折り返したが後半にトライを重ねて逆転し、38-13で制した。
ニュージーランドとオーストラリアの間には87年の歴史があるブレディスローカップのタイトルもかかっており、3戦シリーズに先勝したオールブラックスは16年連続のカップ保持に王手をかけた。
先に主導権を握ったのはオーストラリアだった。前半10分にCTBリース・ホッジのPGで先制し、20分にも敵陣深くでプレッシャーをかけ続けて相手の反則を引き出し、SOバーナード・フォーリーのショットで加点した。
その後、堅守でもムードをよくしていたオーストラリアだが、黒衣の王者は39分、FBベン・スミスが切り込み、右のショートサイドを次々とつないでSHアーロン・スミスがフィニッシュし、5-6で前半を終えた。
追う立場で折り返したニュージーランドだが、後半早々、鮮やかなカウンターアタックで逆転する。
43分(後半3分)、WTBワイサケ・ナホロがタックル後にボールをもぎ取り、
自陣22メートルライン内からワイドに動かしWTBリーコ・イオアネがゲイン、インサイドでサポートについていたCTBジャック・グッドヒューが約45メートル独走し、逆転した。
ニュージーランドはさらに52分、相手のノックオンで転がったボールをSOボーデン・バレットがドリブルし、インゴールに押さえた。
そして、セットピースも勝因となる。スクラムは終始優勢。ラインアウトではLOのブロディー・レタリックとサム・ホワイトロックが2人で6回もスチールするなど、オーストラリアを苦しめた。
62分にはターンオーバーから一気に形勢を変え、カウンターアタックの起点となったレタリックがダミーからゴールへ駆け抜け点差を広げた。
オーストラリアは67分に21歳のFBジャック・マドックスがデビュー戦トライを記録したが、流れは変わらず。
ニュージーランドは73分、またもターンオーバーからチャンスを広げ、SOバレットが無人のスペースにロングキックしたボールをチェイスしたWTBナホロがインゴールで押さえる。
ナホロは75分にも敵陣10メートルライン付近から鋭い走りで防御網を切り裂き、連続トライで勝負を決めた。
両チームは8月25日、舞台をオークランド(ニュージーランド)のイーデンパークに移して再戦する。
ラグビーチャンピオンシップは、南アフリカとアルゼンチンを含む4か国がホーム&アウェイで戦い、10月6日までおこなわれる。
ニュージーランドとオーストラリアが競うブレディスローカップの第3戦は、10月27日に神奈川・日産スタジアムで開催される。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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ブレディスローカップ 2018 開催概要
昨晩(2018/7/5)、Facebookを眺めていれば オーストラリア大使館 の投稿で、

10月27日(土曜日)開催のブレディスローカップ2018に関する詳細に関する投稿が。
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ワラビーズ、アイルランド代表に敗れ、シリーズ負け越し
” 来年のワールドカップで日本代表と同組に入る欧州チャンピオン(現 世界ランキング2位)のアイルランド代表が、オーストラリアに遠征しての6月テストマッチシリーズを2勝1敗で制した。
ブリスベンでおこなわれた初戦はホームチームのオーストラリア代表(同4位)が競り勝ち、アイルランドのテストマッチ連勝記録は12で止まったが、
メルボルンでの第2戦でリベンジすると、23日にシドニーでの最終戦を20-16で制し、1979年のツアー以来、39年ぶりにオーストラリア遠征テストシリーズ勝ち越しとなった。
アリアンツ・スタジアム満員の4万4085人(同会場の最多観客記録)が興奮した、最高峰のテストマッチとなった。
前半から激しい戦いとなり、両チームとも30分までにイエローカードを1枚ずつ、どちらも背番号7が負傷して交代を余儀なくされた。主将のマイケル・フーパーを失ったオーストラリアは、NO8デイヴィッド・ポーコックがチームをけん引することとなる。
前半は互いにPGで得点し、アイルランドが12-9とリードして折り返した。
アイルランドは後半の入りもよく、43分(後半3分)、ラインアウトからモールで押し込みファーストトライを挙げる。
グリーンジャージーの堅い守りに対し、オーストラリアは13フェイズを重ねた54分、SOバーナード・フォーリーがディフェンス裏にキックでボールを転がし、拾ったWTBマリカ・コロインベテが力強いレッグドライブでゴールライン上に押さえ、コンバージョン成功で1点差に詰めた。
HOトル・ラトゥなどの強烈なタックルでさらに活気づいたオーストラリアは、敵陣でプレーする時間が長くなり、66分に逆転のPGチャンスを得たが、フォーリーが失敗。
その後も両チーム譲らぬ激しい攻防がグラウンドの中盤あたりで続き、78分、オーストラリアが自陣で反則を犯し、アイルランドのSOジョニー・セクストンがPGを決めて3点を追加、20-16となった。
残り時間1分となり、オーストラリアはリスタートのキックオフボールをFBイズラエル・フォラウが確保し、チーム一体となって10フェイズを重ね、敵陣深くに入る。
だが、フルタイムを報せるサイレンが鳴ったあと、ゴール間近で右へ展開したがパスがつながらず、ボールはタッチラインの外へ。
SOフォーリーのラストパスを、アイルランドのWTBジェイコブ・ストックデールが触ったのではないかとTMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)確認がおこなわれたが、明らかにノックオンがあったとは認められず、直後、天国と地獄を分ける試合終了の笛が鳴った。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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ワラビーズ、アイルランド代表に連勝ならず
” 来年のラグビーワールドカップで日本代表と同組に入る欧州チャンピオンのアイルランド代表は6月16日、オーストラリア遠征の第2戦として、メルボルンで同国代表と対戦し、26-21で競り勝った。[
第1戦を落としていたがリベンジし、ツアー成績を1勝1敗とした。
先制したのはオーストラリアだった。前半1分、CTBカートリー・ビールが敵陣10メートルライン付近から突破し、ゴールへ駆け抜けた。
しかし6分、WTBマリカ・コロインベテが危険なタックルでイエローカードとなり、数的有利となったアイルランドは直後、
ラインアウトからFWのモールで前進したあと右へボールを振り、WTBアンドリュー・コンウェイがトライを決め流れを変えた。
欧州王者はその後、SOジョニー・セクストンのブーツで得点を重ね、16-7とリードを広げる。
だが、連勝を狙うオーストラリアは26分、モール攻撃でペナルティトライを獲得し、2点差に詰めてハーフタイムとなった。
後半の入りが良かったのはアイルランドで、42分、48分、50分とチャンスを作りながら得点できず、16フェイズを重ねたあと左隅にフィニッシュしたWTBキース・アールズの53分のプレーもトライとは認められなかったが、
ゴール前での攻撃は続き、54分、PRタイグ・ファーロングがタックラーを弾き飛ばしてインゴールに押さえ、ようやくスコアボードは動いた。
66分にはPGで3点を加え、26-14となる。
終盤、アイルランドはPRジャック・マグラスが故意の反則でシンビンとなり、相手PRタニエラ・トゥポウにトライを奪われるなどして5点差に詰められたが、辛くも逃げ切った。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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ワラビーズ、ブリスベンでアイルランド代表3連戦の初戦を制す
” 今年のシックスネーションズで全勝優勝を果たした世界ランク2位のアイルランド代表はオーストラリアに乗り込み、ブリスベンで同国代表“ワラビーズ”との第1戦に臨んだが、ゴールドジャージーのホームチームが18-9で接戦を制した。
オーストラリアは8-9で迎えた68分、敵陣深くでの相手ボールスクラムを押し込んでペナルティを得、ショットを選択して逆転。
71分にもキック&チェイスでプレッシャーをかけて敵陣深くでマイボールとし、タップから攻め、連続攻撃をFLデイヴィッド・ポーコックがフィニッシュして勝利を引き寄せた。
オーストラリアの守りは堅く、アイルランドにトライを許さなかった。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる