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『YouTube Works Awards Japan 2022』開催記念 シルクロード × 明石ガクト× 嶋浩一郎 「YouTubeと広告の未来を語ろう」参加記

久々に雨も降った月曜日の夜、下北沢の本屋B&Bを往訪し、シルクロード明石ガクト嶋浩一郎YouTubeと広告の未来を語ろう」と題されたイベントへ。

YouTubeを代表するチャンネルの一つFischer’sを率いるシルクロードさんの登壇及びリアル参加出来ることが決め手となり参加。

本イベントは、YouTube Works AWARDS Japan 2022でご登壇のシルクロードさんが審査委員長に携われたなどの経緯から実現したもの。

YOUTUBE WORKS AWARDS JAPAN 2022 l ダイジェスト

冒頭、客席側でご参加されたGoogleの方から「広告に効果がないと続けて頂けない。効果のある広告とはどういうものだろう?」といった出発点からYouTube Works AWARDSが開催されるようになり、

↓など、部門ごとの表彰作品を見ながら、

YOUTUBE WORKS AWARDS JAPAN 2022 YouTube Creator Collaboration

登壇の方々の寸評に意見を聞きながら進行。

変遷する広告の要諦

従来の広告は人通りのある場所などに掲出すれば見てもらえたものの、YouTubeは視聴者が喜ぶものをやらないと成立しない。

また、従来の広告は作り手の一方的(=投げっぱなし)に完結した形で制作されていたが、YouTubeはコメント欄で当該動画がどのように視聴者に受け止められたかを可視化することも重要な要素であること。予算がない中で、撮り方を工夫した作品で親近感を得たり等、制作者が予期せぬ形で評価されることも多い。

といったシルクロードさんや明石ガクトさんが動画制作に携わってきた過程で得られた知見などが織り交ぜられ、いわゆる(再生数が)伸びる動画に共通していることや、一般的にYouTubeチャンネルの指標が登録者数で判断されがちなところ作品に寄せられたコメントに大きな価値がある点など、動画の見方最前線といった内容に好奇心を刺激されました。

良いことも悪いことも360°

数々の(ギネス記録など)伝説的作品を残してきたシルクロードさんも、今支持を得れている(海外の)動画を見まくって分析を怠らない姿勢に、

イベント最後に設けられた撮影タイムでのハプニング・・

昨年(2021年)出版された自伝的青春小説とのコピーが踊る『全力少年ドモラ』に感化され仲間内でYouTubeを始めたは良いが、

一年程度で行き詰まってしまう人たちの話しが紹介された際、シルクロードさんが、失敗もストーリーに組み込んでいくほどの心がけが大切で、完全無欠な人ほどどこかで綻びが生じてしまうもの。失敗を乗り越えていくことが後の成功につながるとの指摘などテクニックにとどまらず、軸となる部分のお話しを第一線のクリエイターから直に耳に出来た貴重な機会となりました。

水溜りボンドのカンタさんとトミーさんの絆の深さに打たれた:『ふたり。』読了

YouTuberとして屈指の人気を誇る水溜りボンドの『ふたり。』を読了。

先月(2022年3月)開催された ↓

<< 2022年3月23日投稿:画像は記事にリンク >> 水溜りボンド 『ふたり。』 発売記念オンラインイベント 視聴記

本書発売記念オンライントークイベントの対象書籍として入手していたもの。もっとも動機はサイン本→トークイベントの順番でしたが。

水溜りボンドを続けていくために

全317ページを読み終え、何より強く感じさせられたのは

” 僕たちは、YouTuberになりたくてなったわけじゃない。ふたりで居続けるための決断の先に、たまたまYouTubeがあったのだ。”(p94)

と同意の文は本書に繰り返し出てきますが、二人の関係、相互に寄せる信頼に混じりっ気がなく、

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水溜りボンド 『ふたり。』 発売記念オンラインイベント 視聴記

先の三連休中(2022/3/19-21)、伊藤政則さんのトークイベント『遺言』に加えて、YouTuber 水溜りボンド

出典:SHIBUYA TSUTAYA Information(画像はイベント情報にリンク)

「ふたり。」発売記念オンライントークショーに参加。

オフラインへの思いは強いながら、だいぶオンラインへの抵抗も低くなってきました。

販売開始後、瞬く間に500の参加枠が完売に至ったオンライントークイベント

サイン本販売情報に反応して、購入特典としてトークイベント参加権が付与されていたもの。

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ラファエルさんが説く何ごとにも動じないメンタル:『ラファエル式無敵のメンタル 心を鍛えれば人生は思いのまま!』読了

人気YouTuber ラファエル Raphael さんの『ラファエル式無敵のメンタル  心を鍛えれば人生は思いのまま!』を読了。

先月(2021年11月)、

久々の書店イベントで楽しみに出掛けた当日 ^^

本書刊行を記念して開催されたサイン本お渡しイベントで入手していたタイトル。

豆腐から尋常なきに進化を遂げたメンタル

本書は、

” 人生はたった一度きりだ。ストレスなんてものは、できるだけ少ないほうがいいだろう。

僕自身、幼少の頃は、いつもメソメソ泣いている弱虫だった。いわゆる豆腐メンタルの持ち主で、周囲で積極的に関わろうとはしないタイプの子どもであった。

その後、成長して大人になっていくにつれ、「ラファエルさんのメンタルの強さは尋常ではないですね」などといわれるまでになった。”(はじめに)

という経緯を辿ってきたラファエルさんが、如何にして周囲から羨まれるメンタルの強度を手にしていった考え方に迫ったもの。

購入本に書かれていたサイン

印象に残った箇所を以下に抜き出すと・・

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コレコレさんが警鐘を鳴らすインターネット無法地帯の危うさ:『告発 誰も晒せなかったSNSのヤバすぎる闇』読了

ライブ配信者コレコレさんの『告発  誰も晒せなかったSNSのヤバすぎる闇』を読了。

サイン本販売きっかけで

タイミング良くサイン本入荷情報に触れ、内容への興味から即反応し入手。

本書及びコレコレさんを知ることになり、当初はYouTuberとの理解も、本職は冒頭に記載の通りライブ配信。

配信では、

” 視聴率に親しんできた世代にはピンとこないかもしれないが、たとえば2021年6月の月間最大同接ランキングでは、私の配信が8位にランクインしている。”(p17)

という程の国内屈指の同時接続数を誇り、

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朝倉海選手が振り返ったRIZINでチャンピオンになるまで:『革命のアウトサイダー』読了

総合格闘家にしてYouTuberとしても人気の朝倉海選手の『革命のアウトサイダー』を読了。

サイン本販売情報に反応し

出典:書泉 スポーツ・格闘技 Twitter(画像はTweetにリンク)

入手していた著書。

格闘技界の注目兄弟の弟の半生

本書は、

” この本では、僕と格闘技の出会いを中心に、子供時代からRIZINでチャンピオンになるまでの物語を綴りました。”(p222)

とある通りの半生記で、地域で伝説級のエピソードが並ぶお兄さんである朝倉未来選手 ↓

<< 2021年2月10日投稿:画像は記事にリンク >> 朝倉未来選手が求め体現してきた強さ:『路上の伝説』読了

と比較して、高校卒業後、トヨタの下請け業務を担う会社に入社する一方、THE OUTSIDER に参戦し頭角を現す中、

” 社内でも昇進のための試験があり、そういう試験では最優秀を取るなど、決して手抜きをしなかった。”(p83)

に、階級王者を決めるべく参加したトーナメント中、

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東海オンエア てつやさんが顧りみた天才への軌跡:『天才の根源』読了

これを書いている時点、チャンネル登録者数588万人に及ぶ

大人気YouTuber東海オンエアのリーダーてつやさんのエッセイ集『天才の根源』を読了。

東海オンエアの動画は、本書購入に合わせ1本しか視聴していなかったものの、時代の支持を得るYouTuberの頭の中に興味があり、

Twitterでサイン本入荷情報に反応し入手。

サイン本購入機会を通じ入手していた一冊。

過酷な部活生活、そしてYouTube・・

本書は、

” 活発でおもしろい、魅力的な周りの友達に憧れ、圧倒され、引け目を感じるだけだった僕が、いかにしてYouTubeのチャンネル登録者数560万人を達成することができたのか。

日常を適当にさらけ出しているだけのTwitterに、なぜ200万人ものフォロワーが集まってくれたのか。

その理由と、その根源。”(p20)

が、土台となり、

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ウマヅラビデオが問うたもう一つの人類史:『シン・人類史』読了

チャンネル登録者数 127万人(2021/5/11現在)を誇るウマヅラビデオ著『シン・人類史』を読了。

動画は⬇︎

 3万部突破したウマヅラビデオの書籍『シン・人類史』の裏の話

以外、ほぼ鑑賞しておらずも本の内容に関心を持ち、

ヴィレッジヴァンガード ルミネエスト新宿店で開催されたサイン会

サイン会に参加するべく入手していた経緯。

人類の対立軸

・・という経緯から、本筋の動画からの流入であれば、本の内容も入りやすかったと思われるところ

扱われているテーマの陰謀論、都市伝説の前提知識が地点からの始まりで登場する用語への馴染みなく苦戦気味のスタートも、

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