ウマヅラビデオが問うたもう一つの人類史:『シン・人類史』読了

チャンネル登録者数 127万人(2021/5/11現在)を誇るウマヅラビデオ著『シン・人類史』を読了。

動画は⬇︎

 3万部突破したウマヅラビデオの書籍『シン・人類史』の裏の話

以外、ほぼ鑑賞しておらずも本の内容に関心を持ち、

ヴィレッジヴァンガード ルミネエスト新宿店で開催されたサイン会

サイン会に参加するべく入手していた経緯。

人類の対立軸

・・という経緯から、本筋の動画からの流入であれば、本の内容も入りやすかったと思われるところ

扱われているテーマの陰謀論、都市伝説の前提知識が地点からの始まりで登場する用語への馴染みなく苦戦気味のスタートも、

人類の歴史において争いごとが絶えないのは

” もともとスピリチュアルとテクノロジーは両立するものではない。その図式が、今の世の中に反映されているのだ。だからこそ争いは絶えないのである。”(p84)

との前提づけなされたあたりから俄然興味が強まり、

” いろいろな国を対立させて動けせば、そこにフリーメイソンのロスチャイルドら資産家たちが武器を提供する。

兵器を生産するために必要な金を貸すなど、金を儲けることもできる。これは彼らが昔から行い、現代の戦争でも続けている、常套手段的商法なのである。”(p148)

に、

” このように権力者が大きな事件を捏造することで、本来秘密にしておきたい情報へ注目が集まらないようにするというやり方は、現在でも至るところで行われている。

大きな陰謀・都市伝説に注目するときは、その裏側に何かがあるという視点を持つことも重要である。”(p160)

或いは

” 1953年、ISO(国際標準化機構)は、世界の音楽の国際基準を440Hzに定めた。そのために現在、世界中の音楽のほとんどは、この周波数にピッチを合わせて作られている。

・・中略・・

そしてこの440Hzは、耳にしているだけで精神的に不安定になり、脳を萎縮させ、洗脳されやすい状態に導かれてしまうのである。

また、「ミツバチの巣の前で流すと、ミツバチたちが攻撃的になる」という話まである。このような周波数の音楽に日常的に触れていいのだろうか・・・。”(p187-188)

と、外せないであろう重要人物に、陰謀論のイロハに、ホント?と深入りを余儀なくされそうな呼び水に・・ 関心の持たせ方が巧み ^^

一筋縄ならぬ陰謀論&都市伝説の世界

最初は、馴染みの薄いジャンルで約270ページに及ぶ厚みに脱落の可能性も想定していたものの

冒頭の「プロローグ」で

” われわれが本書で語る歴史の可能性とは、言うなれば追求に値する人類が歩んできた「真実の種」だ。”(p6)

と、本書の意義が説明され、

” 非常識、異端、陰謀論などと呼ばれ、軽視されるもののなかに「真実」は隠されているのものだ。”(p4)

の指摘に経験則(=虚偽の中に、いくばくかの真実が含まれているもの)的に納得させられ、

サイン会で頂戴したウマヅラさん&否メンディさんのサイン

以下のような意表を突かれるヘッドラインも

”  エンキとエンリルの和解の象徴として創造された人類の祖・ドラゴニアンたちは、和解の行われた地に降り立った。その場所こそ、『古事記』の舞台である日本だ。”(p66)

” イエスは処刑を逃れ、日本で余生を過ごした “(p93)

そこから続く説明を読むと相応の合理性も抱かされたり ^0^ ディテールまで理解及ばずとも大枠を掴めれば読み進めに支障なく、予想以上に惹き込まれ読了に至りました。

これまでの陰謀論に対しての立場まっさらであった分、多分にこの世界の魅力(魔力?)を感じた著書でしたー


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