オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:(2021年)2月消費者マインド回復、感染抑制が寄与

(2021年)2月消費者マインド回復、感染抑制が寄与

” ウエストパック・メルボルン研究所は10日、オーストラリアの2月の消費者マインドが109.1ポイントと、前月から1.9%上昇したと発表した。

前月の落ち込み分を大きく取り戻した。1月以降は、新型コロナウイルス感染者の接触者追跡や迅速なロックダウン(都市封鎖)がクラスター(感染者集団)の封じ込めに寄与し、消費者の信頼感を支えたとみられる。

消費者マインド指数は約1,200人を対象に、個人の財政状態や景況感、出費状況などについての質問から割り出した経済指標。

100ポイントを超えた場合は「楽観」が「悲観」を上回り、100ポイント未満は「悲観」が「楽観」を上回っていることを示す。調査は2月1日~5日に実施された。

「今後12カ月の経済見通し」は前月比6.9%上昇の109.8ポイント、「今後5年間の経済見通し」は0.5%上昇の116.2となった。

家計への信頼感では、「前年比の家計」は前月比0.6%下落の88.8だった一方、「今後12カ月の家計見通し」は2.6%上昇の111.4ポイントだった。

今後12カ月間の失業者数の増加見込みを示す失業予測指数は、前月比3.8%下落の114.5ポイントと改善した。

「住宅の買い時」は3.1%上昇の120.7ポイント、住宅価格予想指数は6.5%上昇の154.7ポイントだった。

ウエストパック銀のチーフエコノミスト、エヴァンス氏は「消費者は新型コロナの流行期間を通し、貯蓄を行ってきた。

連邦政府は3月末に新型コロナウイルス関連の緊急支援策を終了するが、消費者は貯蓄による余剰分を緩衝材として、打撃を一部相殺するだろう」と述べた。”(出典:NNA ASIA

因果関係が明確であるだけに、再び、

出典:NICHIGO PRESS(画像は記事にリンク)

州境閉鎖が報じられる中、感染拡大に如何に適切にウェートを乗せられるかですね・・

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年2月12日分の掲載記事です。

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