オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:女性の社会進出 ①

女性の社会進出 ①

  • オーストラリアでは、女性の割合は50.2%であるなか、女性議員は全体の1/3以下、内閣には概略で5%の役職にしか就いていないい(2014年)。

  • 男女同人数の記者がいるにもかかわらず、オーストラリアの各新聞のトップ見開きのおよそ70%が男性記者による記事である(2012年)。

  • アメリカ選挙期間の6か月で国際関連のTV放送、ラジオ放送で行われた中絶についてのステイメントの80%は、男性によるものである。

彼女(註:作家のタラ・モス女史)の口から次々とショッキングな統計が出てくる。”(『40からのMBA留学 オーストラリアでビジネスを学ぶ』35%、百分率は電子書籍のページ数)

最近、読んでいる本(電子書籍)の中に出てきた、著者の方が拝聴された講演内容からの抜粋ですが、

オーストラリアは女性首相が(2010年6月に)誕生しているお国柄、

てっきり女性の社会進出が進んでいるかと思いきや、そうでもないようで。

因みに日本となるとお話にならないような状況で、例えば Forbes誌でお馴染みの ” The World’s Powerful Women ”  ↙︎

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出典:Forbes.com(画像はサイトにリンク)

を国籍別でみると日本人はゼロ。

オーストラリア人は37位 👇 に

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出典:Forbes.com(画像はサイトにリンク)

Ms. Gina Rinehart が唯一ランクインしている程度。

女性の社会進出が進んでいる国としては、下掲のイベントの参加履歴からパキスタンが頭に入っていますが、

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<< 2015年10月3日投稿:画像は記事にリンク >> 「旅サミットII」に参加:アゼルバイジャン、パキスタン、リトアニア、タンザニアの魅力を感じてきた

男性は言うに及ばず、女性自身も女性の社会進出が進んだ国と比較してみないと、男性でないことによって失われた機会の喪失に実感を得ることは難しいかもしれないですね。

なお、女性個人の影響力と社会進出の度合いに相関関係があることを示したものではありません。

このトピック、もう少し続けてみたいと思います。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の5月24日掲載分の記事です。

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