オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ビクトリア州、(2021年)7月から電気車に道路利用税課税

ビクトリア州、(2021年)7月から電気車に道路利用税課税

” オーストラリア・ビクトリア(VIC)州政府は、今年7月1日から、電気自動車(EV)の保有者対象に、走行距離1キロメートル当たり0.025豪ドル(約2円)の道路使用税の徴収を開始する。

業界が猛反対していたEV税の施行となり、他州が続く可能性への懸念も出ている。カーアドバイスが伝えた。

平均年間走行距離の1万5,000キロメートルに対し、375豪ドルの課税となる。

対象者は、毎年オドメーターの記録を報告しなければならず、順守しなければ自動車登録が停止となる可能性がある。

プラグインハイブリッド車(PHV)保有者は、走行距離1キロメートル当たり0.002豪ドルが課される。

PHVはガソリンも使うため燃料税と二重課税となる。一方、従来のハイブリッド車は課税対象外。

同税の導入は、ゼロ排出に向け道路使用税を公平にすることや、ガソリン車から徴収する燃料税の半分は連邦のインフラ計画に充当されるため、税収削減分を穴埋めする狙いがある。

同州は先にEVや水素自動車購入者向けの補助金制度を発表した。だが、補助金は恒久的なEV税負担を相殺せず、VIC州政府がEV技術を支持しているようには市民の目には映らないとの見方も出ている。

EV税を国内で初めて提案した南オーストラリア州政府は、導入を延期している。”(出典:NNA ASIA

枠組みが実装に移されていくことで、時代が新たに変わりいくことを感じさせられます。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年5月28日分の掲載記事です。

オーストラリアにご興味をお持ちの方、Facebookページへの「いいね!」を是非宜しくお願い致します。


Comments

comments