オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:18年4〜6月期のGDP前期比 0.9%増

18年4〜6月期のGDP前期比 0.9%増

” オーストラリア統計局が5日発表した4~6月期の実質国内総生産( GDP、季節調整値)は前期比0.9%増だった。

1~3月期の1.1%成長から減速したが、市場予想の0.7%増を上回った。前年同期比の伸び率は3.4%だった。

GDPの6割近くを占める家計消費や輸出が堅調に拡大し成長に寄与した。

豪州は景気後退の一般的な定義である「2四半期連続のマイナス成長」を経験していない期間が4~6月期で108四半期連続となり、景気拡大の世界最長記録を更新した。

項目別では家計消費が前期比0.7%増となり、成長率を0.4%押し上げた。食品や保険・金融サービス向けの支出が増加した。

輸出は石炭などの資源や農産物が増え前期比1.1%増だった。

5日記者会見したフライデンバーグ財務相は「家計消費(の伸び)は力強い雇用増加の恩恵を受けている」と話した。

ただ、英調査会社キャピタル・エコノミクスのポール・デールズ氏は「収入の伸び悩みや住宅価格下落に直面し、家計消費がどこかでつまずくという懸念がある」と指摘した。

また、米中貿易戦争が長引き、豪州の最大貿易相手国、中国の景気が下振れすれば、豪州経済にも影響が及ぶ可能性がある。

これまでも鉄鉱石を中心に資源価格は中国経済の影響を大きく受けてきた。

豪州産の鉄鉱石価格は足元で1トン65ドル前後で推移するが、資源ブーム終息後の2015年末には40ドルを割り込んでいる。

豪準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利を過去最低水準の1.5%に据え置くと発表した。

デールズ氏は「好調な経済指標によって中銀が利上げを急ぐことはないだろうが、市場は20年まで利上げがないとの見方を再考するかもしれない」とした。”(出典:日本経済新聞

政界(自由党内)のゴタゴタ↓はありましたが、

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回るべきものはしっかり回っていて、その中で(記事で指摘されている)課題の解決が試みられていくということでしょうかね。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年9月6日分の掲載記事です。

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