蝶野正洋さんのお話しを聞いて、さっそくAED講習会に参加してきた

先週末に開催された渋谷区総合防災訓練 SHIBUYA BOSAI FES 2018 での

NWHスポーツ救命協会 代表理事 蝶野正洋さん登壇のトークイベント↓

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の影響を受け、さっそく大阪ライフサポート協会によるAED講習会へ。

会場はJR神田駅から徒歩圏の 一般財団法人 日本AED財団

平日午後開催で受講前は「自分一人だったらどうしよう?」なんて思いましたが・・、

いざ始まってみれば定員6名満席 ^〜^

開講前、机上の眺め(緑の袋内には実習キット)

講義の方は口頭に動画視聴に実演で構成され、要点は

1年で8万人が心臓突然死で命を落とす(交通事故死は4千人程度)という現実があり、

救命のためには初動が極めて重要で、

AEDは誰でも簡易に操作出来る

対応が1分遅れるごとに生存率が10%づつ低下し、脳は4分ほどで壊死に至ってしまうそうな。

人が倒れている状況に遭遇したら、まず、呼吸を確認すること。そして正常な呼吸を確認することが出来なければ

119 & AED 手配の依頼、そして胸骨圧迫・・  AED

周囲に119とAEDの手配を依頼し、発見者は、まず何より胸骨圧迫(心臓マッサージ)。

1分間 100〜120 必要で、実際、やってみて感じたことは思いのほか、力を要したこと。

心臓マッサージを行なっている時の態勢も、肘を伸ばした状態で、5cm押し込むことなど、しっかりとした基本事項があり、

骨が折れてしまう心配などより、何より約5㎝の深さで絶え間なく刺激し続けることが大事!

なかなか緊急を要する状況で、ぶっつけ本番で上手く対応出来る人も少ないであろうと、講習の重要性を実感しました。

今回の記載内容も逐一ポイントを記載したものではないので、などを参照され、お時間ある時の受講を強くお勧めします。

画像は日本AED財団「全国講習会情報」ページにリンク

また、AEDが到着してからは電源を入れた時点で、製造メーカーは異なれども、

街中で時折、見かける実は誰でも簡単に操作出来るAED

音声ガイダンスが流れるのは共通した動作で、以降は指示に従うことに集中するだけで良いそうな。

実演キット。中央のハートは心臓を模した弾力性あるもので、マッサージに応じて音が鳴るつくり。

誰しも人ごとではない一大事

講習で組まれた内容は質疑応答を含め、1時間10分程度。

そこから各社で製造されているAEDを実際に(訓練用を含む)手に取って見るなどして、更に30分ほど。

講義後、実際にAEDを用いてのデモンストレーション

対応の手順、機器の操作とは別途、心のない状態で実際、緊急事態に直面したときに

声をかける勇気に、周囲に協力を求める度胸に、やはりこれらは講習で身につくものではないですが、

1日に200名の方々が、心臓突然死に襲われる現実、一見、他人事に感じてしまうことも、

実は自分を含めて全員が当事者(AEDには未就学児向けの設定有り)であることも現実。

AEDのパッドが貼付されるポジション:右-鎖骨、左-脇腹

講義後、講師の方との雑談で「使わないに越したことはないですよね」の見解の一致も、

一人でも多くの人が緊急時の対応心得に、AEDについての基礎理解が浸透していくことで、救える命が救われていくことに、ことの重要性を強く実感させられました。


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