オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:小売業界、供給ひっ迫で在庫不足

小売業界、供給ひっ迫で在庫不足

” オーストラリアでは、世界的なサプライチェーン(調達・供給網)のひっ迫でクリスマス前の買い物に影響が出ているようだ。

小売業界の売上高は、好調だった昨年の589億豪ドル(約4兆8,400億円)の水準に届かないとの見方が出ている。23日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

サプライヤーと輸送業者の双方から遅延が出ており、小売店は在庫の確保が難しくなっている。

ニュージーランドの独立系投資・アドバイザリー企業ジャーデンのアナリスト、ギルバート氏によると、小売店はクリスマスに向け在庫を増やしたものの、サプライチェーンのひっ迫でアップルの「iPad(アイパッド)」などは在庫が不足している。

ファンドマネジャーのダット氏は、「今年のクリスマス商戦は家具や電子機器などへの支出よりも、州境開放を背景に旅行や食品への支出が増加する」と予想している。

格安ブランド商品のオンラインショップを運営する豪オズセール(Ozsale.com.au)のポラク最高経営責任者(CEO)は、「ショッピングセンターでの買い物よりも家族との時間を優先する人が多いとみられ、先月26日のブラックフライデー商戦以降、オンラインと実店舗での売り上げは減少している」と述べた。”(出典:NNA ASIA

負荷がかかっている状況は、先日も ↓

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報じられていましたが、昨年比で落ち込んでしまう事態にはやるせなさのようなものを感じさせられました。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年12月25日分の掲載記事です。

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