John Sykesの功績と人柄を感じてきた 〜 BURRN! PRESENTS 追悼:ジョン・サイクス リリース記念イベント 参加記

(2025年)6月を迎えての最初の出掛け先は

会場は初往訪となったタワーレコード横浜ビブレ店

3ヶ月ぶりで横浜駅で下車して駅前エリアのタワーレコード横浜ビブレ店で開催された BURRN! PRESENTS 追悼:ジョン・サイクス リリース記念イベントへ。

イベント開催を知った当初は、雑誌を買う習慣が失われて久しい状況に、登壇される広瀬和生BURRN!編集長に増田勇一さん(お二人とも直接の面識はないそうな)にJohn Sykesとリンクするイメージを有していなかったことから静観の構えであったながら、

開催日が近くづくにつれ「いったいどんな話しが出るんだろう?!」といった好奇心が膨らみ、自然と足が向かっていたような経緯。

開演20分前のイベントスペース

「どのくらい参加者が集まるんだろう?」といった興味関心もありましたが、受付時間前に店舗前に順番待ちの列が生じ、用意された座席(30、40席?)は全て埋まり、ほのかな熱気を感じ定刻より若干早めに開演。

イベント対象書籍 BURRN! PRESENTS 追悼:ジョン・サイクス(左はポストカード)。過去の焼き直しではなく、訃報から立ち上げられた企画で、普段ミュージシャンの追悼記事を書くことのない広瀬和生編集長もご自身で納得の内容をまとめられるなど言葉の端々から充実の仕上がりが伝わってきました。

予定時間50分、Tygers of Pan Tang加入でしっかり曲を書ける上手いギタリスト登場で注目されるも来日公演直前で脱退してしまった経緯あたりからトークの口火が切られ、

盟友ともいうべきPhil Lynottとの絆、THIN LIZZY加入、その後、望まぬ形での脱退、WHITESNAKE加入、David Coverdaleの(一時的)不調から生じた軋轢等、駆け足的にJohn Sykesが辿った軌跡が辿られ、広瀬和生さんに増田勇一さんだからこそ知り得た情報に考えが示され、瞬く間に時が進行。

印象に残ったのは、才能、容姿に恵まれたけど運には恵まれなかった。ミュージシャンとの付き合いはごく限られていたが、Tony FranklinMarco Mendozaらよく知る人たちの中で悪く言う人は誰もいなかった(会場にいらした写真家 William Haymesさんも「とにかく紳士だった」)と。いろんな人の死に影響されてしまった、といったところ。

イベント後、写真家 William Haymesさんに対象書籍『追悼:ジョン・サイクス』の表紙となったカットにサインを入れて頂き、記念撮影.-

トークの締めで広瀬和生さんが「もう1回(BURRN!の)表紙にするつもりだった。まさか亡くなるとは思ってもみなかった」との言葉が我々ファンが受けた衝撃を端的に表していたと思いますが、今一度John Sykesの生前の姿、遺してくれたもの等に思いを馳せる機会となり、とても有難き開催でした 🙏


Comments

comments