「イエス以来、最も危険な男」と呼ばれたOSHOに学ぶ直観によって生きる人たちが得るもの:『Intuition 直観』読了

ロンドンのサンデイ・タイムズに「20世紀をつくった1000人」の一人に挙げられ、

アメリカ人作家トム・ロビンスに「イエス以来、最も危険な男」と呼ばれたOSHO著『Intuition 直観』を読了。

本を手に取ったのは、昨今の関心事に「直感」があり、本書を通じて、また「直観」という変換があることを知りましたが、

本の購入前 ↓に抱いていた懸念の通り、

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理解が及ばないところはあり、その部分、冗長、中だるみのように感じられるところはあったものの

そんな自分でも「深いなぁ」と感じられる記述が、一冊の中に散りばめられていました。

直観によって生きる人たち

なお、本書で説明されている「直観」とは、数箇所で様々説明されていますが、その中から一つ抜き出すと・・

” 知性を超えた何か、知性ではない何か、知性が全く気付いていない場所からやってくる何か “(位置No.16/紙の本のページ数に相当。以下同様)

というもの。

詳しくは240ページに渡って展開されていると云えますが、以下、読書時のハイライト箇所を引用。

” どこにも何の原因もなく、どこにも何の源もなしに、あなたに起こっている何かだということだ。この突然のハプニングが直観なのだ。”(No.58-67)

” 知性は頭の機能だ、本能は身体の機能であり、直観はあなたのハートの機能だ。”( No.129)

” 本能はリラックスした流れに乗せるべきだ。どんな理由であれ、知性はその邪魔をしてはならない。

そして、知性は直観を開くために使われなくてはならない。知性は人生のかじ取りを本能に任さなければならない。

そうすれば、あなたの生は計り知れない光に満ち、輝かしい人生になるだろう。人生がいつもお祭りのようになる。”(No.333)

” 無意識の中心に本能がある。意識の中心に知性がある。超意識の中心に直観がある。”(No.621)

” あなたの中には何かずっと深いものがある。あなたはそれを忘れてはならない。知性は単に表面的、周辺的なものだ。

それはあなたの存在の中心ではない。あなたの存在の中心にあるものは直観なのだ。”(No.1058/1067)

” 本当の感情とは、かかわること、きちんと向かい合うことなのだ。共感することではなく、同情することでもない。行動なのだ。

胸に何かを本当に感じたとき、それはすぐにあなたを変える。そして行動となる。あなたの感情が行動になること、それが基準なのだ。

もし、あなたの感情が単なる感情にとどまっているならば、そして行動にならないとしたら、その時、その感情は偽物であるとわかる。”(No.1928)

” 直観によって生きる人は、常に成功するだろうか?答えばノーだが、彼は成功しようがしまいが、常に幸せだ。

そして直観的に生きていない人は、成功しようとしまいと、常に不幸だ。”(No.2791)

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意識、理解の及ばぬ領域へのインスピレーション

などなど、分かったような、そう実感出来ないような・・

無理に分かろうとしないという姿勢も本書で説かれていることかもしれませんが、

日頃の我々の意識の及んでいない世界に踏み込んだ本で、そういった領域に興味があり、

私が引用した箇所に興味を覚えた方々にはインスピレーションを得られる一冊になるのではと思います。

 


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