コンセッション・カード所持者には無料RATキット配布
” 1月5日付ABC放送(電子版)は、同日の全国閣僚会議で、「迅速抗原検査(RAT)キットをコンセッション・カード所持者に無料で配布する」ことを決めたと伝えている。
また、これまでRATで陽性判定が出た場合にはPCR検査を受けなければならなかったが、今後はRATで陽性だった場合にもPCR検査を受けずに自己隔離すればいいことになる。
また、トラック運転手に定期検査を義務づけていた規則も廃止された他、海外からの入国者も複数回の検査を受けないようになる。
年金受給者その他のコンセッション・カード所持者は向こう3か月の間に10回まで無料RATキットを受けられるようになる。また、今後2週間以内に無料RATキットが用意される。
コロナウイルス感染者の爆発的な増加と検査基準の変更で自宅で検査できるRATキットがどこの薬局でも品切状態になっている。
これまで無料RATキットの対象は、濃厚接触者、コロナウイルス様の症状のある人、ヘルスケア従事者、高齢者介護従事者に限られていた。
ただし、スコット・モリソン連邦首相は、「RATキットは誰にでも無料で配布するわけにはいかない。そんなことをしている国はイギリスくらいだが、イギリスはオーストラリアとは状況が違う」と発言している。”(出典:NICHIGO PRESS )
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:コンセッション・カード所持者には無料RATキット配布 →
2022年を迎え、7日間(1週間)が経過。
本来、月曜から日曜で1週間という感覚ですが、正月の過ごし方を記録として残しておこうかと。
元旦は記事にした通り↓
<< 2022年1月1日投稿:画像は記事にリンク >> ジョン・ベルーシが鮮烈と苦悩の中、駆け抜けた33年の軌跡:映画『BELUSHI ベルーシ』鑑賞記
『BELUSHI ベルーシ 』を観に久方ぶり映画館へ足を運んだり、恒例の家族との会食であったり。
2日は、注目していた明治大学ラグビー部 が準決勝に駒を進めていた大学選手権の東海大学戦の動向に
続きを読む 異例な展開に向き合いつつ、いつもながらの感じを交え過ごせた2022年初の感じ →
ノバク・ジョコビッチのビザを取り消し、入国拒否
” オーストラリア当局は6日、男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が入国のため取得していたビザ(査証)を取り消した。
ジョコビッチは医療上の理由による新型コロナウイルスワクチンの接種免除が認められたとして、5日夜に全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)出場のため豪メルボルンに到着していた。
ジョコビッチは事前に接種免除の申請を出し、二つの医療専門家委員会による審査を経て大会主催者も認可していたが、一転して入国管理当局を通過できなかった。
ジョコビッチのワクチン接種が免除されたことについては、2年にわたり新型コロナのロックダウン(都市封鎖)や規制に耐えてきたオーストラリア国民から怒りの声も上がっていた。
豪国境警備隊(ABF)は「ジョコビッチ氏は、オーストラリアへの入国要件を満たす適切な証拠を提出しなかったため、ビザが取り消された」と発表し、「入国時に有効なビザを保持していなかったり、ビザが取り消されたりした非市民は、拘束され、オーストラリアから退去させられる」と説明した。
今後は送還をめぐり法的に争う可能性もあり、ジョコビッチが同日中にオーストラリアを退去するか、隔離ホテルや政府指定の施設に滞在するかは不明となっている。
豪紙エイジ(Age)やシドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)は、ジョコビッチの担当弁護士が決定の撤回を求める見通しだと伝えている。
セルビアのアレクサンダル・ブチッチ(Aleksandar Vucic)大統領は、ジョコビッチと電話したことをインスタグラム(Instagram)で明かし、「セルビアの全国民が味方であり、世界最高のテニス選手に対する不当な扱いを一刻も早く終わらせるため、関係当局があらゆる手段を使って対応している」と本人に伝えたとしている。
「国際法の原則にのっとり、セルビアはノバク・ジョコビッチ、そして正義と真実のために闘う」”(出典:JIJI.com AFPBB News via Yahoo! JAPAN )
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ノバク・ジョコビッチのビザを取り消し、入国拒否 →
ナイツ塙宣之 さんの『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係 』読了。
在宅時、TVで塙宣之さんが司会/編集長代行を務める「球辞苑 」が放映されていると
たいがい見入ってしまい、番組を通じて野球愛を十二分に感じていましたが、サイン販売を知り即反応し購入。
本書は
はじめに 野球と漫才のしあわせな関係
第1章 塙の「極私的ジャイアンツ論」
第2章 野球と漫才のしあわせな関係
第3章 僕と野球と、漫才と
第4章 「塙的ベストナイン」を作ってみたらこうなった!
第5章 芸人版東京ダービー 巨人・塙宣之 vs ヤクルト・出川哲郎「性格と芸風と、ひいきチームの不思議な相関関係」
あとがきのようなもの やっぱり、野球と漫才のしあわせな関係
との章立て(別途、おまけのあとがき 、特別企画1・2 )に沿って、リトルリーグに入った兄の背中を追う形で始めた野球で
” 元々、運動神経が悪かったこともあったと思うけど、そもそも近視でボールがよく見えない。だから、キャッチボールすらロクにできないんです。当然、周りの子どもたちから笑われ、からかわれました。・・中略・・
子ども心に「オレ、ちょっと間違えちゃったかな・・・」って、小学生にしてすでに人生の選択を誤ったことに気づきました。
技術的に未熟だからコーチには叱られる。同級生や先輩たちには笑われる。それで、練習も2回、いや3回かな?とにかく、その程度しか通わないうちに、リトルリーグを辞めていました。
これが、人生最初の挫折でした。”(p87)
という躓きはじめも、
続きを読む ナイツ塙宣之さんを夢中にさせた野球と漫才の醍醐味と近似性:『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係』読了 →
日豪首脳、円滑化協定を(2022年1月)6日署名へ
” 岸田文雄首相とオーストラリアのモリソン首相は6日、オンラインの首脳協議を開いて自衛隊と豪軍が互いの国で共同訓練をしやすくする「円滑化協定」に署名する。日豪両政府が5日に発表した。日本が同様の協定を結ぶのは日米地位協定に次ぐ2例目となる。
松野博一官房長官は5日の記者会見で「日豪関係を一層強化し、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け連携を深めていくと確認する予定だ」と述べた。
日本にとって豪州は「準同盟国」に当たる。両国は東・南シナ海への海洋進出を強める中国を念頭に安全保障での協力を深めている。
今回の円滑化協定により日豪の部隊が共同訓練で相手国に入国する際の審査が不要となる。訓練で使う兵器といった装備品を持ち込む手続きも簡素になる。”(出典:日本経済新聞 )
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:日豪首脳、円滑化協定を(2022年1月)6日署名へ →
2022年最初の積読本は、2021年12年購入分
l to r:(上段)百田尚樹『[新版]日本国記<愛蔵版>』、藤島淳 木村一基『木村一基 折れない心の育て方 一流棋士に学ぶ行動指針35』、兼近大樹『むき出し』(下段)大久保嘉人『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』、ナイツ 塙宣之『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係』、那須川天心『天心語録』
で、6冊。
今回もすべてサイン本きっかけで、スポーツもの中心に、歴史もの、ハウツー本、お笑い芸人による書き下ろし小説。
積読解消の日・・
1月に12月に買った本を読めている安心感に、今月も比較的軽めのタイトルが並んでいて、『[新版]日本国紀 <愛蔵版>』は出版形態から扱い保留ながら概ね2週間ほどで読み切れるであろうと。
別途、積み残しはありながらも、積読解消の日が見えてきたように ^^
まずは筋金入りのジャイアンツファンとしてもお馴染み、ナイツ塙宣之 さんに『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係 』から。既に読み終えたので、読了記は近々に。
企業、感染再燃でオフィス回帰をまた見直し
” オーストラリアで新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」流行が急拡大している中、企業は予定していたオフィス回帰の見直しを再び迫られている。
オンラインジョブマッチングのエアタスカー(Airtasker)や地図作成企業のニアマップは、年末休暇後もオフィス閉鎖を維持する予定だ。4日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
エアタスカーは、年末休暇前は希望するチームごとに在宅勤務からオフィス勤務への移行を徐々に始めていたが、オミクロン株の流行を受け、当座は在宅勤務体制に戻るとしている。
ニアマップはシドニー中央商業地区(CBD)バランガルーのオフィスは年末から閉鎖したままとし、いつ再開するかは未定という。
石油大手サントスは、10日予定の年始勤務再開までにオフィススタッフの勤務体制について決める。
同社は各地工場スタッフの間で感染者が増えていることから、操業を続けるため奔走しているようだ。
ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)や通信テルストラは、各州政府のアドバイスに従い在宅勤務を推奨している。
通信オプタスやオリジン・エナジーは、年末休暇後のオフィス回帰日は今後の状況を見て決めるとしている。”(出典:NNA ASIA )
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:企業、感染再燃でオフィス回帰をまた見直し →
2022年を迎え最初の読了本は、小説家 佐藤究 さんの『サージウスの死神 』。
巻末の書評家 吉田大助 さんの「解説」によると
” この一九七七年福岡県生まれの作家は、実は二七歳の時に純文学のフィールドでデビューしていた。
当時のペンネームは、佐藤憲胤。第四七回群像新人文学賞優秀作を受賞した、純文学作家としてのデビュー作が、このたび一五年越しに初めて文庫化されることになった『サージウスの死神』だ。佐藤究のルーツは、これだ。”(p210-211)
と後の2021年『テスカポリトカ』↓
<< 2021年12月19日投稿:画像は記事にリンク >> 佐藤究さんが描いた果てしなく深淵なる闇:『テスカポリトカ』読了
で、直木賞を受賞することなる佐藤究さんの記念碑的な作品。
鏡三部作と称されるシリーズの一作目
また、『テスカポリトカ』に至る三部作に名を連ねるとの作品で
続きを読む 佐藤究さんが描いた暗黒に堕ち疾走した男の軌跡:『サージウスの死神』読了 →
投稿ナビゲーション
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる