筒井康隆さんが、読書経験で辿った書評的自伝=筒井康隆のつくられ方:『漂流 本から本へ』読了

先週末に『筒井康隆展』を訪れ、

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サイン本ということが決め手で購入してきた

『漂流  本から本へ』を読了.-

本書については、先週読了していた

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筒井康隆、自作を語る』に、

” 自伝ですよね。自伝を年代記風に書いています。僕は自弁というのは今後も書く気はないし、まあ書くとしたらこんな形でしか書けないということですね。”(p163『筒井康隆、自作を語る』)

との記載があり、そういった意味合いも購入を後押ししていましたが、

読み始めて程なく・・

サブタイトルの「本から本へ」に、帯にある「筒井康隆のつくり方」とは、こういうこと(意味)かぁ」と、

 第一章  幼少年期 一九三四年〜

 第二章  演劇青年時代  一九五〇年〜

 第三章  デビュー前夜 一九五七年〜

 第四章   作家になる 一九六五年〜

 第五章   新たなる飛躍  一九七七年〜

と、五つの年代に分けられ、筒井康隆さんが影響を受けた本について、それぞれ3ページに渡って解説が添えられているもの。

購入書籍に書かれていたサイン

筒井作品(ワールド)の礎

取り上げられている作品は、SF小説に文学作品など、自分がこれまで積極的に手を伸ばしてこなかったジャンルで、

特に文学に距離感を抱いている身としては、

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:いくつ知ってる?地球にまつわる興味深い雑学(グレートバリアリーフ)

” 私たちが住む地球、そして地球を含む太陽系惑星やそれらを取り巻く宇宙の姿。圧倒されるようなスケール感がありながら興味深い、誰もが驚いてしまう地球にまつわる雑学やトリビアをご紹介します。”(出典:msn

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オードリー 若林正恭さんが、37年かけて探し当てた等身大の自分でいることのススメ:『ナナメの夕暮れ』読了

お笑いコンビ オードリー 若林正恭さんの『ナナメの夕暮れ』を読了。

本屋に立ち寄る度に、本書を見かける機会が多く、そのうち売れている情報も聞かれ、

サイン本入手の機会をうかがっていたところ、

入手していた書籍に書かれていたサイン

運良く機会に恵まれ、読み始めたもの。

その強力なる内なる自分と対話する力

本書は

” このエッセイは、2015年8月から2018年4月まで雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されたものと、この書籍用に加筆されたもので構成されています。”(p6)

という下地で、

販売部数に関して「10万部」という情報を目にしましたが、読んでいると売れるのも理解出来る内容で、

例えば、

“「みんなといないと寂しい人」がいて、そういう人は「みんなが、みんないないと寂しい」のだと思い込んでいる。

だから、一人でどこかに行った話をすると「寂しくないの?」と聞いて来たりする。

だから、一人でどこかに行った話をすると「寂しくないの?」と聞いて来たりする。

・・中略・・

一人で居てもあまり寂しくないのは、自分と話しているからなのだ。

思えば子どもの頃からそうだった。駐車場で蟻の行列を見ながらかなりのテンポの早さで自分と会話していた。

高校生の頃はといえば、授業中にぼーっと外を見ながら自分と話していた。大人になってからも飲み会でずっと自分と話していて、先輩に「何一人で黙りこくってんだ。つまらないなら帰れ」と怒られていた。

ぼっーとしている人は何も考えていないんじゃない。猛烈に自分と会話しているのだ。”(p21-22/一人で平気なんですけど)

と若林正恭さんの内なる声、葛藤が、見事に言語化されていて、

時折、読みづらいところもあり、それは若林正恭さんの個性とも、奥深さであるともいえるかと思いますが、

その分、あっさり読了に至るタイプの本ではなく、時に立ち止まることを余儀なくされます。

読んでいて面白かったところの幾つかを抜粋すると・・

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:イスラエルのオーストラリア大使館、エルサレム移転を検討

イスラエルのオーストラリア大使館、エルサレム移転を検討

” オーストラリアのモリソン首相は15日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、エルサレムをイスラエルの首都と正式に認定し、商都テルアビブにある大使館をエルサレムに移転することを検討していると明らかにした。イスラエル首相府が電話会談の内容を公表した。

イスラエルとパレスチナが帰属を争うエルサレムへの大使館移転は、親イスラエル路線に傾斜するトランプ米政権が5月に強行。

ただ国際社会の大半はエルサレムをイスラエルの首都と認めておらず、米国に追随する動きは広がっていない。

オーストラリアが実際に大使館を移転すれば各国から強い非難が出るのは必至。”(出典:gooニュース

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シカゴ・ベアーズ、大味なゲームでトドメを刺せず、無念のシーズン2敗目:NFL 2018シーズン 第6週

ゲーム無しの1週間を挟んで迎えたChicago Bears:シカゴ・ベアーズのNFL 2018シーズン第6週.-

week 6 : vs Miami Dolphins

対戦相手Miami Dolphins:マイアミ・ドルフィンズの本拠地に乗り込んでの一戦。

シカゴ・ベアーズファンにとっては SUPER BOWL XXを制したシーズン、唯一黒星を付けられた場所であるも

時は1985年まで遡るので、殆どリマインドされるファンもいないか・・

時を2018年に戻し、ここまで3連勝とファンも意気軒昂で迎えた待望の5戦目、Kick Off.-

序盤は「(期待に反して)重いなぁ・・」と、

一向に気勢上がらずも、徐々に歯車が噛み合いはじめ「これは今週も(いけるかぁ〜)!」といった

中盤の突き放し(21-10)で盛り上がっては、「??」といったミスも散見され、

一進一退の攻防に持ち込まれ、 続きを読む シカゴ・ベアーズ、大味なゲームでトドメを刺せず、無念のシーズン2敗目:NFL 2018シーズン 第6週

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:「残念な商品」大賞 ションキー・アワード 2018

「残念な商品」大賞 ションキー・アワード 2018

” 消費者団体チョイスが選ぶ、消費者による評価が悪かった商品に贈られる「ションキー・アワード」が5日、今年も発表された。

コモンウェルス銀行は、青少年教育を装って子どもを標的とする販売戦術を行ったとして選ばれた。

14社が製造するポータブル赤ちゃん用ベッドは、頭部の締め付けや窒息の恐れがあり、リコールされるべきという。

また、KitchenAid社の2枚用トースターKMT2116は、パンを乾燥・温めるのみで「本来の目的のトーストをしない」と評価された。

サプリメント企業のBioglanは、不眠症を治療するとされるが、その効果はプラセボとほとんど変わらなかった。

ケロッグ社のニュートリ・グレイン飲料には、含有するたんぱく質の3倍量の砂糖が含まれる。他に、複数の磁器治療機器やマリオットホテルのタイム・シェア商品などが選ばれた。”(出典:Jams TV

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筒井康隆展 @世田谷文学館を訪れ、筒井康隆さんが辿ってきた軌跡に一筋縄ではいかぬ世界観を体感してきた

開催は知っていたものの、当初は「(抽選の)トークショー当たったら・・」などと条件付きで意識していたものの

今週(10/9〜)に入ってサイン本の発見(〜購入)、読了(10/12)というプロセスを辿り、

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俄然気分が盛り上がり、寝ていられた日曜朝の睡眠をセーブして世田谷文学館で開催されている筒井康隆展へ。

エントランス、窓口を通過し、階段を上がった2階に展示スペース

気分が盛り上がった要因にはtwitterでサイン本販売の情報に触れていたこともあり、開館に合わせて足を運んだ次第ですが、

入館早々、売店を探し「あった!あった!」と。

売店の筒井康隆サイン本コーナー

画像👆は、晴れて買い物を済ませた後のものですが、

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:オペラハウス、競馬広告強行の結論。

オペラハウス、競馬広告強行の結論。

” レーシングNSWが「エベレスト」杯競馬の宣伝にオペラ・ハウスのタイル屋根を使おうとしたことは、ラジオ・ジョッキーのアラン・ジョーンズ氏がオペラ・ハウスのCEOをラジオ番組で罵倒したことで市民の憤激を買う結果になった。

10月9日には「オペラ・ハウスを守り、ルイーズ・ヘロンCEOを守れ」の申請書に30万人の署名が集まり、

同日夜には1,000人を超える市民がオペラ・ハウス周辺に集まってタイル屋根を懐中電灯などで照らして競馬広告をかすませるという大規模な市民の運動になった。ABC放送(電子版)が伝えた。

10月10日にはグラディス・ベレジクリアンNSW州首相が「困惑している」と語り、ジョーンズ氏は、「子供じみた真似」と語ったが、レーシングNSWのグレアム・ヒントンCEOは、「市民の猛反撃に驚いた。

今後、オペラ・ハウスを競馬の宣伝に使うことはないだろう」と語り、「ジョーンズ氏に対して反発するのは根拠がない」とも語っている。

さらに、「昨夜でどんな内容が映写されるかはみんなが見たと思う。これですべて終わりにしたい。

エベレスト杯は少しは刺激的なものにして世界に知られるレースにしたいと思っている。今回のことでいくらか勉強になった」と語っている。

また、「オペラ・ハウスは二度と使わないだろうが、プロモーションでは話題性を持たせることを考える」と語っている。

最終的に署名は311,320人分が集まり、発起人のマイク・ウッドコック氏は、「市民が意思表示することができた。

ビル・ショーテン労働党党首は、来年、労働党政権ができればこういうことは二度と起こさせないと語っているように、今回のできごとを選挙公約にまで変えることができた。

今度また同じようなことが起きたら、また市民が意思表示するだろう」と語っている。

奇しくも今週は賭博中毒という社会問題に対する市民の認識を高めるResponsible Gambling Awareness(責任をわきまえた賭博の意識向上)週間にあたっている。”(出典:NICHIGO PRESS

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる