オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:パームコーブ、世界最高のビーチに選出

パームコーブ、世界最高のビーチに選出

” 危険なワニや暴風雨で有名なオーストラリア北東部のパームコーブ(Palm Cove)が、ハワイやギリシャ、フィジーといったライバルを抑えて世界最高のビーチに選ばれた。

米旅行専門誌「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveller)」が世界一の称号を与えた豪クイーンズランド(Queensland)州のパームコーブには、約2キロにわたってヤシの木立と真っ白な砂浜が続いている。

ただしこの地域は、オーストラリアでも特にワニが多い。また昨年末にはサイクロンで、飲食店や高級ホテルや軒並み被害を受けた。

それでも「世界一のビーチ」への選出は、「地元住民がすでに知っていたことを立証したにすぎない」と町長のテリー・ジェームズ氏は誇らしげに語った。

オーストラリアではパーム・コーブ以外にも複数のビーチが、同誌のランキングの上位に入っている。”(出典:AFP BB News

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:勤務時間外の連絡無視OK、法制化

勤務時間外の連絡無視OK、法制化

” 勤務時間外に仕事の連絡を無視しても、不利益な扱いを受けない―。オーストラリア議会で2月、労働者の「連絡遮断権」を定めた法律が制定された。8月にも施行される。

サービス残業をなくし、私生活の自由を保障するのが狙い。だが、業務の機動性が失われかねない雇用主らは「不必要な法律」と反発している。

この法律は、労働組合を支持基盤に持つ与党・労働党と、環境政党の野党・緑の党が推進。連絡遮断権はフランスやスペインなどでも既に導入されており、緊急時を除いて認めることにした。

通信手段の発達やテレワークの普及で勤労形態が多様化した一方、昼夜を問わず業務対応に追われる労働者も増加。豪シンクタンク「未来仕事センター」の調査では、業務過多や上司の圧力で残業をした経験を持つ人は71%に上る。育児や介護を抱える働き手は「ワーク・ライフ・バランスの確立につながる」と遮断権を歓迎している。

これに対し、雇用主側は「顧客への対応が遅れれば損失を招く」「勤務シフトの調整すら難しくなる」などと困惑。豪商工会議所は「利点より害悪の方が大きい」と批判した。財界と関係の深い右派野党の保守連合は採決で反対し、「政権を奪還すれば廃止する」と主張している。”(出典:JIJI.com

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春の訪れとともに馴染み感軸に揃いし 2024年1-2月購入積読4冊

先月(2024年2月)頭に積み上がっていた

<< 2024年2月1日投稿:画像は記事にリンク >> まだ肌寒い春の訪れ前に生きざまを感じ学びを得る 2023年12月購入積読4冊

2023年12月購入積読4冊を2月末に読み終え、新たに積み上がりし、

l to r:(上段)伊東潤『江戸咎人逃亡伝』, 堀口恭司『EASY FIGHT』(下段)山中哲男『相談する力』, 吉田豪『聞き出す力FINAL』

2024年1-2月購入積読4冊。

このところ書籍購買量が低下。(2023年)8月以降、10月の3冊以外月4冊。年が明けて更に低下し、1月(画像右側)2冊、2月となり、シリーズの存続も危ぶまれる?!といった直近事情。

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鈴木利宗さんが迫った讀賣ジャイアンツの球団史、選手に語り継がれる『地獄の伊東キャンプ 完全版 長嶋茂雄が闘魂こめた二十五日間』読了

先週末(2024/2/24)、読み始め記

<< 2024年2月24日投稿:画像は記事にリンク >> 鈴木利宗さんが迫った讀賣ジャイアンツの球団史、選手に語り継がれる『地獄の伊東キャンプ 完全版 長嶋茂雄が闘魂こめた二十五日間』読み始め

をアップロードした『地獄の伊東キャンプ 完全版 長嶋茂雄が闘魂こめた二十五日間』を先月末(2024/2/29)読了。

本書は、

” 前著を刊行して以来、じつに多くの感想を得た。中には、地獄の伊東キャンプと自身の環境を、重ね合わせる作業ができて救われたといった感謝の声もあり、書籍として送り出した意義を大いに覚えたものである。しかし少しすると、伊東キャンプに参加した十八人のメンバー中、まだ八人にしか取材し得ていなかった事実に直面した。

・・中略・・  いつかは十八戦士をコンプリートすべきではないかと思い始めていた。”(p312/註:前著=『地獄の伊東キャンプ  一九七九年の伝道師たち』)

との思いから新規及び再度の取材に既存原稿の全面改稿を経て、「完全版」として出版に至った著書。

その(「読み始め」)後は

 第6章 篠塚和典

 第7章 中井康之

 第8章 二宮至

 第9章 中畑清

 第10章  平田 薫

 第11章  赤嶺賢勇

 第12章  鹿取義隆

 第13章  藤城和明

 第14章  中司得三

 第15章  淡口憲治

 第16章  河埜和正

 第17章  山本功児

 第18章  資料にみる伊東キャンプ

という章立てで、諸事情から笠間雄二さん、山倉和博さんの両捕手の登場は叶わなかったものの篠塚和典さんの

“「我々伊東キャンプを過ごしたメンバー、その後にジャイアンツで育った後輩、アテネに参加した代表選手たち・・・事あるごとに、ミスターに教わったことを話していくべきだと思う」”(p304/註:アテネ=2004年、長嶋ジャパンとして挑んだアテネオリンピック)

の思いが各方々に共有されてか、既に45年前の出来事でありながらお一人お一人丁寧、協力的な取材をもとに一冊にまとめ上げられていった事が伝わってきます。

発売記念イベントで著者鈴木利宗さんより頂戴したサイン

花咲かしたステージ異なれども

伊東キャンプを経てレギュラーを不動にした選手もいれば、浮上することなく現役を終えてしまった選手もいますが、ほぼ共通すること、例えば鹿取義隆さんは

“「伊東は自分にとって、プロ生活の礎でした。あれだけの練習を乗り切れたことが、その後のキャリアにつながった。伊東に参加していなければ、どこか途中でリタイアしてしまっていたかもしれません」”(p238)

に、赤嶺賢勇さんの場合、

” その後も活躍できませんでしたが、その伊東キャンプの経験が、プロ野球を辞めたあとに頑張り抜く根性と体力を、私に与えてくれたんだと思っています」”(p224-225)

といったように振り返られ、本書に登場する皆さんのキャリア、人生の分岐点になった二十五日間であったということ。

生々しさの具体さは本書で参照頂ければと思いますが、プロ野球の中心が、長嶋茂雄監督の教え子から更に若い世代へ移行していった中、閾値を超えた鍛錬が一流選手にプロ選手を如何に変革をもたらしたかに触れられる濃厚な証言録でありました。

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:給与総額の男女格差19%

給与総額の男女格差19%

” WGEAは27日、4,962社で就労する493万1,902人を対象に男女の給与格差について調査した結果を発表した。給与総額中間値は、男性が9万6,945豪ドル(約955万円)で、女性の7万8,484豪ドルを1万8,461豪ドル上回った。

一方、基本給中間値は、男性(7万9,613豪ドル)は女性(6万8,071豪ドル)よりも14.5%(1万1,542豪ドル)多かった。

就労者の男女比で、女性が多い産業では給与総額の男女格差は11.6%だったが、男性優位の産業では24.1%となった。

■建設の格差が最大

産業別で、給与総額と基本給の格差の開きが最大となったのは建設で、それぞれ31.8%と25.2%となった。その他の格差は、◇金融・保険:給与総額(26.1%)、基本給(23.6%)◇専門サービス:26.1%、24.8%◇メディア・通信:24.2%、22.5%◇輸送・郵便・倉庫:20.4%、9.9%◇電気・ガス・水道・廃棄物:20.1%、9.5%◇製造:18.1%、12.8%◇資源:15.1%、12.3%――などとなった。

■高齢者介護企業の格差が73%超に

WGEAの調査結果をまとめたオーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)によれば、オーストラリアの上場上位200社で、給与総額の格差が最も大きかった企業は、ニュージーランドの乳業大手a2ミルク・カンパニーで40.5%だった。

WGEAが調査した中で、企業全体で格差が最大となったのは高齢者介護ハンタープライマリー・ケアで73.1%。一方、非営利企業の障害者サービス事業者、バークマは社員に女性が多いことなどから、女性の給与総額中間値は男性の4倍となった。”(出典:NNA ASIA

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流れ小休止で時の進みゆる〜く感じられ進みし 2024年2月

4年に一度の2月29日、「せっかくの日だから、何か〜」と思い、先月など画策してはみたものの上手いことはまらず過ごした2024年2月末日に、ひと月を振り返ると・・

滑り出しは

<< 2024年2月4日投稿:画像は記事にリンク >> 『相談する力』刊行記念!著者 山中哲男さんと吉本興業前会長・大﨑洋さんの対談会 参加記

念願の大﨑洋さん(登壇イベント)に、

<< 2024年2月7日投稿:画像は記事にリンク >> 元 中日ドラゴンズ 荒木雅博さんトークショー&ツーショット撮影会 参加記

中日ドラゴンズで現役生活(&コーチ)を駆け抜けた荒木雅博さんと充実感に浸れるイベントが続いたものの

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2024年1月月の訪日人数、10万人で単月過去最多

2024年1月月の訪日人数、10万人で単月過去最多

” 日本政府観光局(JNTO)はこのほど、1月の訪日外客数(推計値)を発表し、オーストラリアからの旅行客数は10万3,600人と前年同月比で97.1%増加し、単月で過去最多となった。新型コロナウイルス流行前の2019年同月比では27.8%増加した。

国際航空運賃は高騰しているものの、円安、スキーシーズンといった訪日需要が重なったことが後押しした。また昨年10月には航空大手カンタス航空傘下の格安航空会社(LCC)ジェットスター航空が東京(成田空港)―ブリスベン路線を増便するなど、日本への直行便数は2019年同月を上回っていた。

1月の訪日外国人数は全体で268万8,100人で、前年同月比で79.5%増加、19年同月とほぼ同水準となった。能登半島地震の影響は東アジアからの訪日客の一部にとどまり、オーストラリアの他、韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、フィリピン、米国、カナダ、メキシコ、中東地域の10市場で1月として過去最多を記録した。

JNTOは昨年9月から引き続き、日本路線の座席供給量の完全回復、航空業界の人手不足を課題に挙げている。また、ウクライナ情勢に伴う飛行ルートの変更によるフライト時間への懸念も残っている。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:タイアガラ・ビーチ、ヌード禁止案の行方・・ 

タイアガラ・ビーチ、ヌード禁止案の行方・・

” オーストラリア東海岸のヌーディスト・ビーチとして親しまれてきた「タイアガラ・ビーチ」をめぐり、ヌードを禁止するかどうかの議論が続いている。

タイアガラ・ビーチは、ニューサウスウェールズ州が管理するタイアガラ自然保護区内にある。これまで来訪者の水着着用は自由とし、全裸を認める方針を採ってきた。

だが州政府が昨年、地元議会に対し、公共の場で全裸になることは保護区を管理するうえでの価値観に適合しないと通告した。

議会では22日に、水着の着用を義務付ける法令の採決が予定されている。可決されれば4月8日から施行される。

保護区からは、ビーチに隣接する区域での「不適切な服装」など、来訪者の不快、わいせつ、反社会的な行動が報告され、警察が苦情に対応してきたという。

一方、地元ヌーディスト団体の代表者は「ヌードで余暇を楽しむのは合法的な生活様式」「州内にヌーディスト・ビーチは少なく、タイアガラ・ビーチは非常に貴重なスペース」と訴える州観光相あての請願書を作成し、14日までに1,125人の署名を集めた。

タイアガラ・ビーチをめぐっては、2018年にも同様のヌード禁止案が議会に提出された。この時は否決され、妥協策として防犯カメラが設置されていた。”(出典:CNN.co.jp

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる