20万人規模の「情報発信」と、実は侮れない「集合知」の働きと

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現実空間も、ネット空間も普段使いの場所はキレイでありたし

思い立って、受信トレイにたまってしまったメールマガジン『平成進化論』をまとめ読み。メールが受信がされる都度、こまめに分類したり、設定により、トレイがしっかり管理された状態であれば

訪れた際のスッキリ感を得られて良いですが、日頃からアクセスするところは雑然とさせていてはいけませんね。

 

「平成進化論」は読者数20万人超の知る人ぞ知る有名メルマガですが、個人では2003年頃から、その時の自分の置かれている状況によっての強弱はありながらも、読者の立場は継続。

著者の鮒谷周史さんのセミナーには何度か参加させて頂いている事もあり、そちらで出来た受講生の縁も太い幹となっており、こうしてWordPressが使える状態になったのも、遡れば鮒谷さん発のご縁と。

そんな中、今日の学びは・・

 

鮒谷さん流の情報発信論

1、自分なりのテーマを持った上で、情報をたくさん入れる

(=問題意識を持った上で、
人と会う、本や雑誌、その他メディアに目を通す)

2、考えたことを忘れる、寝かせる、そして閃く

(=しっかり寝る。そして空白の時間を意図的に設ける。

そうすると、布団に入るとき、朝起きた瞬間、
風呂に入っているとき、散歩しているときなどに閃く)

3、伝え方を工夫する

(=閃いた自分の考えを、読者の文脈に沿う形に翻訳し、
興味を持って読んでもらえるよう、表現形式を整える)

 

「寝かせる」は先日こちらに書き記したばかりで、再度登場ですが、外山滋比古さん然り、神田昌典さん然り、一旦採り入れた情報を吸収するには欠かせないですね。

神田さんの名前を上げた勢い、本日の神田さんからの学びも(笑)

 

大衆は見抜いていた?!

かつてスペースシャトルのチャレンジャー号が爆発した際、宇宙開発に関わる株価をご覧になられていたそうな。当然の如く、事故当日の株価は製作や開発にかかわっている企業の株価は

当然の如く、総じて下落。但し、その幅が1ケタ台に止まったところもあれば、それ以上、大きく落ち込んだところとそれぞれであったそうな。

時計の針を進めて、半年後・・

事故調査が行われ、爆発の原因が特定された時に、その原因を起こした企業の株価は事故後下落した株価の中でも最も下落率の高かった企業であったそうな!

 

コレクティブ・ウィズダムの正体

何が言いたいかというと、コレクティブ・ウィズダムと称される集合知が、少数のエリートよりも正しい判断をする、という事。具体例は一例に止まっていましたが・・

少数のエリートが大衆を狂わすようなこと、どういう条件が整った時に、狂気の判断が行われたのかについて研究された書物が出ているそうで(書名は辿り着けませんでした、、)

この記事を読むまでは自分自身「真実は少数の側にあり」という立場を大事に考えてきましたが、咄嗟の大勢の判断も侮れないなと。

事の是非の判断は、個人が考え抜いた上で、他人に委ねられない事になりますが、純粋な「集合知」の働きは事の本質に結論を近付けてくれるかもしれませんね。

 


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