橘玲さんに学んだ、生きることが難しくなっている時代に見出された幸福論:文春トークライブ第18回「言ってはいけない幸福の正体」講演会 参加記

文藝春秋(文春トークライブ第18回)橘玲さんの講演会「言ってはいけない幸福の正体」に参加。

文藝春秋西館前に掲示された告知

著書の注目度の高さとは対照的に、講演会登壇は2年半ぶり5回目であったそうで、橘玲さん曰く「講演はキャラに合わない」と・・。

そのレアさに、「どんな人なんだろう」との好奇心もあり、楽しみに迎えた当日。

楽しみ過ぎで・・ 早すぎた到着 ^^;

文藝春秋西館の地下ホールで席数300程度であったものと思いますが、開演直前には満席で熱気漂う状況に。

開演5分前の場内。中盤から前方の眺め。

定刻19:00を迎え、程なく橘玲さんが登場し、講演スタート。著書の多くはぶ厚く、専門的ですが、

今回は主に2つのチャートを使って橘玲さんが見出された「幸福論」を説明するといった趣旨で、簡素化が意図されていました。

変貌を遂げる世の中、変わらぬ人間の本能

1つは下掲の収入を幸福度の曲線(日米で収入が約800万円を超ると感じる幸福度に変化は少なくなる)。

開演前に撮影。

人間は欠如しているものに対して(頭の中で)アラートが鳴らされるが、鳴るポイントは人それぞれ異なる。

アラートが鳴ったら、直視してまず止める姿勢が大事。

1つは接近と回避をチャートで簡易に表現されたもの。人は色んな二元論に拘束されていることを表現したものので、

好きなもの、興味を持った対象には近づいていくが、そうでないと回避する。

今の時代、例えば金融の世界のフィンテックなど、新しいことに興味を示して(=接近戦略)近づいていく人の収入がどんどん上がる傾向にあるが、

「何が起こっているんだろう?」と静観、回避戦略を取っている人たちの収入は上がっていない(或いは停滞)傾向がある。

講演ではヴァーチャル・リアリテイなども事例に採り入れられ、今の時代に即した橘玲さん流の「幸福論」が80分強に渡って展開されました。

橘玲さんたる本質

そこから30分程度の質疑応答、9名の方の挙手に応じられていましたが、印象的であったのは、

普段、橘玲さんがやっていることは、「本を読んで、(興味を持ち知ってもらいたいことについて)文章を書いているだけ」と説明されていたこと。

今まで読んだ(橘玲さんの)著書の中でも「好きを仕事にする」ということが結論で示されていましたが

<< 2015年7月14日投稿:画像は記事にリンク >> 橘玲さんに学ぶ、超高齢化社会を生き抜くために採るべき唯一の戦略:『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ』読了

今回のように多くの聴衆を集め、独自のポジションを築いた橘玲さんの本質、人を惹きつける源泉を見た思いでした。

当初の予定は21時までであった模様も、21時過ぎまで及ぶ盛り上がりで

本ではなく、直に橘玲さんの言葉から現在、未来を学べる機会を満喫。

最後、未入手であった新刊↓を購入し

帰路につこうと思えば、そのタイミングが橘玲さんと重なり、

ちょっと見えづらいですが、著書に頂いたサイン

サインを頂戴することが出来、もろもろ思い出の七夕とすることが出来ました ^〜^v

 


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