人が見ていてくれている 背中を押される感じ

されど雨は降る

雨降りな一日で、休みであったのなら「じっとしていたかも」といった天候でしたが、昼は最初の訪問を経て中華街で空腹を満たして、午後は若かりし頃の度々ご指名頂いたお客様の個展が開かれている会場を訪問。

 

人は活かされるも殺すされるも・・

昨年、開かれた個展では、10年振りくらいの再会ながら初日という事もあり、場内混雑し、二言三言ご挨拶させて頂いた程度も、今回は二日目で悪天候が幸いしたか、少しお話し出来る時間も。

最初「覚えて頂けているかな」なんて一抹の不安も、入場するなり即座に認識頂き、自分が「実はご挨拶が遅れていまして・・」と、昨年お会いした時と名刺が変わっている事を説明。

「あら、ご自身でやられているの?」

「いや、そうありたいとは思っているいるのですが、、」

「やったらいいのに」

もうこの辺りで、傘を差して駅からてくてく歩いてきた甲斐を実感。

一昨日の(野村監督こと)野村克也さんの講演会での言葉にあった通り、「見ててくれている人は、しっかり見ている」のお話しをクロスオーバーさせてみたり、都合良く。

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しばし、和と現代が融合した感の空間に浸り、日常空間にリターン。ちょろっと事務所で、まとめものをして、次は野方・・

 

個人用の名刺を作って貰うお願いでしたが、手に取ったサンプル郡からディテールに魂が宿っている世界を実感。

名刺を作りたいとは、思い続けていて、それは、初めてお会いする方に、己を伝える証が会社である事から脱却せねばとの違和感からでしたが・・ 肝心の名刺に打ち込む情報(ドメイン)をなかなか決められず、ずるずると先延ばしされており、今日で、そのアンニュイな感じから離脱出来たかの感。

 

フローする記憶

所与の目的達成後、話しは拡がり、普段、足を踏み入れたくともふぃみ入れられぬスポーツの話題などに発展。

話題が転じる度、自分でも「こんな事、良く覚えていたなぁ」なんて記憶が種々呼び戻され、自分で自分の頭に入っている事、よく分からないものだな、と。今更ながら。

 

英語で教育を意味する”education”の語源が、ラテン語の”edico”で「引き出す」との意で、周囲に引き出して分かる自分自身ってありますね。この(語源の)話しも暫く忘れていたけど、確か聞いてから軽く10年は経ってる・・


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